実際他にも大変な役割あるよね?!リーダーも結構大変で大切という事も忘れない!
「はじめに」
こんにちは!
はい、という訳で、今回でこのシリーズ5作目になります。
①でコンポーザーの日々の戦い、フラストレーション等を綴り、
②でその他メンバーの理解、その上での行動について、
③で体験談、
④で実際耳にした信じ難い話と書いてきました。
一旦ここで少し話を切り替えようと思います。
何故かというと「コンポーザーは神である」という部分の側で他にも大切で労ってほしい役割がある事、また前作から何度も言っているように「メンバーは対等である」という部分に少し触れておこうと思ったからです。
では、早速話を進めていきたいと思います。
「リーダーも大切じゃない?」
ここまで、コンポーザーは最も大切ですという話をしてきました。
ですが、その側でバンドを支える存在がいます。
それが「リーダー」です。
バンドを取り纏め、コンポーザーとその他メンバーの意見をまとめバンドの方向性を定める必要があり、活動の舵を切る役割なので、「リーダー」がしっかりしていないと崩れていくバンドも沢山あります。
そう考えるとめちゃくちゃ大切な存在ですよね。
また、この「リーダー」はバンドの「裏の顔」になります。
ボーカルが表の顔ですよね。
ですが、関係者や業者、他のバンドとの連絡口になる「リーダー」もまた「バンドの顔」なんです。
なので、バンド活動をする上でこの「リーダー」を大切に出来ないと上手くいかなかったりします。
因みに私はコンポーザーでもあり、リーダーでもありました。
私がメンバーを集めて結成した為、自然とリーダーになっていったという感じの経緯ですが、当時はこの「リーダー」という役割に「特にやることねーだろ」と思っていたんですけどね・・・どんどん気付かされます。
全くそんなことないと。
「メンバーは皆対等である」
作曲する者、作詞する者、リーダーと代わりの効かないバンドで最も大切な役割が存在する中で、何があろうと「メンバーは対等である」という部分を忘れないでほしいです。
バンド活動というのは、他にもやらないといけない事は沢山あって、それを皆が責任持って自分の役割をこなしていたら、それは内容の大小関係なく「ありがたい」という事なんです。
そして「誰か1人でもかけてしまったら」成り立たない。
今、メンバーが全員揃って活動できているという、恵まれている環境に感謝してほしいんです。
これはメンバー同士がお互いに感謝してほしいという事です。
どんなに大切な役割の人間がいてもメンバーが揃っていなかったらバンドなんて出来ませんからね。
「メンバーが揃う奇跡」
世の中にはどうしてもメンバーが揃わないというバンドも多いです。
そんな中揃って活動出来るのは、ほぼ奇跡なんですよ。
これは「ボーカル」、「コンポーザー」、「演奏の腕」など、バンドマンとしてのセンスや目標、価値観、信頼関係など色んな要素が合致した上で成り立ちますし、どれかが欠如していてもそれを補える何かを持っていると思えるから一緒にやろうと思えたりする訳ですよね。
ただでさえ「友達」という幅広いジャンルの中でも友人を作るのは難しかったりするのに、「同士」を見つけるなんてめちゃくちゃ大変ですよね。
だから「同級生」とか「先輩後輩関係」とかでバンドやっている方々も多い訳です。
「同士」になってしまうと友達だった時の感覚が無くなっていきますが、やはり元々友達であるという観点から見ても信頼の置き方が変わってきますよね。
「たまには感謝しよう」
メンバー間は「同士」でもあれば音楽家としての「ライバル」でもあると思うんです。
なので、喧嘩もすると思いますし、空気が悪い日もあれば、何故か曲を作っている時やライブ中は仲良しみたいな・・・不思議な関係ですよね。
それが故に頑固なバンドマンは多いです。
一切謝らない方・・・いますよね?
バンド内でのお互い義務や役割の大切さに少しでも気付いてたまには感謝し合ってください。
頑固でプライドが高い事はとても大切ですが、「たまに感謝する」という姿勢だけで全員救われます。
「終わりに」
今回は少し話の角度を切り替えて書いてきました。
「コンポーザーは神である」という部分を話すのに、今回の記事は絶対欠かせないと思ったからです。
わかってほしいのは「偏見」とかそういう事で書いている訳でなく、「コンポーザーは神である」という部分を強く言った時、曲を書けないメンバーとの格差が生まれる記事になり、他の役割で大変な思いをしている方々が報われない事、そして誰もがバンドの為に動いていてお互い唯一無二の存在なので、「全員大切なのである」という部分は絶対的なんだという話をしたかったのです。
という事で、次に繋げたいと思います。
次回は「コンポーザーがメンバーに感じてしまう事あるある」です。
今回も読んでいただきありがとうございました。
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