なぜ心が揺さぶられる?!映画から習う様々な要素の解説!!
「はじめに」
映画は芸術分野で音楽とは密接な関係にある分野です。
映像に対して音楽や声によってその映像美をブーストさせ、音楽は映像がある事によってそのセンスをブーストさせる事が出来る。
音楽というのはそう言った他の芸術にまで手を差し出せる最強分野であり、また目で受け取る情報が判断の殆どとされる程に、その感覚に対して大きな影響を与えるのが映像です。
この最強分野2つが合わさる事で史上最強の芸術が完成しているんですね。
映画とはその一つでもあり、見ている人の心をどうゆう形にでも揺さぶる事ができます。
音楽もその部分は同じですよね。
人を救える力があります。
という事で、音楽と密接な関係にある映像分野から今回映画を使って感性を磨こうという記事を書きたいと思います。
アニメ、ドラマ、皆好きな動画ジャンルは違いますよね。
正直どれを好きでも良いと思いますが、今回何故映画で話を進めようと思ったのかというと、限りある短い時間の中でどれだけタイトにわかりやすく情報を与えられるか。
そして、その限られたセクションの中でどのように人の心を掴み揺さぶるのか。
これは音楽で言う曲に近いですよね。
ドラマやアニメはどうしても1シーズン12話程あり、これを曲と照らし合わせるのは難しいかなと個人的に思ったんです。
そして、私自身現在も年間200本近い映画を見ております。
そんな私から色々お話できたらと思っております。
では話をしていきます。
「映画から学ぶ起承転結」
映画を沢山見ていると基本的に起承転結という軸にブレが無く、大前提としてその軸に沿った形で色んな物語が進んでいきます。(※勿論そうでない映画も存在します)
どんなに良い内容、どんなに良いキャストでも高評価とされない、勿体無い作品という物も結構あって、映画関係者ではない私が言うのもおこがましいですが、「映像」、「使用曲」、「内容」、「キャスト」、「順序」、「撮影地」によって作品は大きく変わると思うんですよ。
これは「制作」、「監督」等の映画を作る上で仕切る人達の存在が大きいと言う事ですね。
監督や制作によっても起承転結への導き方は変わります。
それは同じ歌メロを渡され2つのバンドが同じ曲をアレンジしてみた時、絶対違う曲が生まれますよね。
それと同じです。
この起承転結部分にはすごくセンスが必要で、音楽だけで起承転結を学ぶより、目での情報をしっかり受けられる映像作品から学ぶ事の方が合理的なんです。
では、そこがわかってきたところで次へいきます。
「勿体無さを知る」
映画を沢山見ていくと「いやー勿体無いなー」とか「ストーリーは良い感じなんだろうけど内容が入ってこない」なんて事結構ざらなんです。
では、ここから何が学べるのか。
・曲は良いが歌が微妙
・声は良いけど曲が微妙
・ルックス良いけど演奏も歌も微妙
などの勿体無い部分がわかってきます。
これを理解するかしないかでだいぶ違うと思います。
ここで言う理解は「何故勿体無いと思われるのか」と言う部分ですね。
人間は皆特色もあれば得意な物を違います。
例えば、歌が微妙と言うのは何故か。
音痴とかである場合はまた話は変わってきますが、普通に歌えているボーカルであれば何故?って思いますよね。
ここで感じ取れるのは「曲は良いが歌が微妙」。
これは「歌が乗ってきていない」、すなわちその人の良い部分を出せる音楽ではないと言う事です。
これ意味わかりますでしょうか。
歌を歌っている人間だけが悪いわけではないと言う事ですね。
そうやって勿体無い部分の理由を探っていくんです。
これって音楽だけでは気付くまで時間かかりますが、映画とかを沢山見ているとすぐに気付いたりします。
「映像角度から学ぶ」
これはステージングにも近い要素があり、お客さんに対してどう言う角度で自分を見せる事によってどういう印象を与えられるのか等の勉強にもなります。
昨今各パートのポジション変化なんて良くある話ですよね。
これは見ている側への与える印象をどう与えるか、自分たちの音楽性とも相談して構築していっているんですね。
「表情から学べ」
これは「どんな状況の時」、「どんな表情で」、「どんな声のトーンで」、「どんな動作で」などの事ですね。
バラードを歌う時、悲しい顔をして歌う場合、見ている側への印象は「悲しい」という事になると思いますが、少しお顔を見せるだけで「悲しいけど力強い」という印象になると思います。
そう言った「表情による情報操作」を学ぶ事ができます。
「最後に」
映画を見るだけで学べる事が沢山あって、私自身映画を沢山見るきっかけになったのがバンド活動のおかげでした。
今でも好きで沢山見ていますが、やはり映画から学べることって沢山あるんだなと日々感じています。
この記事を読んで何か感じてくれる方がいたら嬉しいです。
是非参考にしてみてください。
という事で今回はここまで!読んでいただき本当にありがとうございました!
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