自宅スタジオで使えるDIYのススメ

スタジオ関連
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こんにちは!

サウンドデザイナーの太田です!

突然ですが、スタジオ作りって大変ですよね。

防音だったり、ちょっとした小物だったりで、出音に関係ないところでも、かなりの出費になります。

もちろんそれなりの予算があればいいのですが、自宅ではそうも行かず、ボーカルブースに数十万円かけたりするのは難しいです。

それなら、作ってしまおう!!と言うのが今回のテーマです!

今までいくつかのスタジオデザインをした経験を生かして、DIY出来るものや、ちょっとした便利グッズをご紹介します!

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・メリットとデメリット

“メリット”

「予算の大幅カット!」

まずはなんと言っても金額です!

当たり前ですが、とにかく安く済みます!

自分用に設計できる!

そして私がDIYを勧める“最も大きな理由“が自由度の高さです。

「もう少し高いデスクが欲しいとか、横幅狭いよー」なんで時もDIYなら完璧に自分にフィットしたモノが出来ます!

実際、しっかりとしたスタジオでもDIYで何かを作ったりしていますが、やはり理由は、既製品では、欲しい機能とサイズが合わないと言った理由です。

“デメリット”

時間と労力が必要になります。

時には1人では作れない物も…。

そんな時は、後輩や友人を呼びましょう!

また、特殊な工具が必要になる場合もありますし、設計段階でしっかりと考えておかないと、作っている最中に何かと足りなかったりするので、気を付けなければいけません。

“結局DIY”

デメリットもありますが、なんだかんだで私はDIYをする事が多いです。

カタログを見て選ぶのもいいのですが、探しても無かった時に「無駄な時間を使った」と思ってしまうので、無さそうなら作る!にしています。

(作った後に、ちょうどいい物を見つけるとショックですが(笑))

・あると便利な道具

さて、作る前に道具を揃えましょう!

ほとんどの物は100均で揃いますが、耐久性には欠けるので、物足りない方はホームセンター等で揃えてください!

ノコギリ

ハンマー

ニッパー

ドライバー

電動インパクト(ネジ締めの際に使えますし、ビットを替えればドリルにもなります。)

紙ヤスリ

塗料(表面保護)

・最初に作る物!

まずは作業台を作りましょう!

作業台ってなに?って言う方は、画像を参考にしてください。

これ、要は穴あけや、切断作業の際に床を傷つけないためのものです。

私はキーボードスタンドの上に木を置いて、その上で作業しています。

・スタジオ用DIYのアイデア!

普通に考えるとメインデスクやラックと言った物は比較的思い付きやすいと思います。

最も高価な物も作っちゃいましょう!!

“防音”

自宅スタジオを考えている方の中で最も悩むのは防音でしょう。

業者に頼むと物凄い金額になるので、格安で防音対策をしましょう!

まず準備するのは、防音、吸音材です。

市販の防音材は高すぎる!

という事で、比較的割安なニードルフェルトを使いましょう!

こいつを貼るだけでも効果的です。

この上に、吸音材材の定番、スポンジなどを貼ればとりあえずOKです!

(流石にドラムとから鳴らしたら苦情来ますが)

しかし!問題は、マンションやアパートの場合壁に直接貼るのはちょっと…って方も多いと思います。

そのな時に私が使うのは“部屋の中に部屋を作る”方法です!

と言っても全部作ると大変なので、写真のように、枠組みだけを作って、そこにニードルフェルトを貼りましょう!

この方法で、ボーカルブースも作れますよ!

その際は、壁も作りましょうね!

壁を作るのに木材は高いので、石膏ボードを使いましょう!

安ければ一枚300円ぐらいで買えます!

因みにですが、私の自宅スタジオにも1.5畳のレコーディングブースがあるのですが、ほとんどコレと同じ方法で作っています。

デッドニングも出来て、撮り音も良いです!

しかも1万円代で作れました!

(あ、電源や、ケーブルを通す穴は開けて下さいね!!)

その他、DIYできるものを箇条書きにしていきます!

・メインデスク

・セパレートデスク

・収納付きソファー

・配線整理用ガイド

・移動式、キーボード、マウスデスク

等…

他にも色々作っていますが、アイデア次第で結構簡単に作れます!!

・最後に

今からスタジオを構築される方から、スタジオがあるけど悩みがあると言う方は、是非DIYを検討してみて下さい!

「こんなの作れないかなぁ」と思った方はコメント頂ければ、ご説明します!

では、皆さま、いいスタジオライフを!!

“プロフィール”

太田好泰

ミュージックインストラクター、作編曲、レコーディングエンジニアから、マスタリングエンジニアまでマルチに活動。

また、電子工学の知識を生かし、エフェクター等、電子楽器の回路設計、修理も担当。

プロデューサーとしての依頼があった事をきっかけに、肩書きをサウンドデザイナーに変更。

現在、若い世代の育成を目指しながら音楽活動をしている。

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