スタジオでボーカルが聴こえない時の対策

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スタジオでボーカルが聴こえない事があります。

原因はボーカルにもある事が多いですが、今回は演奏面から解決できる方法を考えてみましょう。

ボーカルが原因の場合はこちら↓↓↓

【声量には限界がある】

ギターやベースはアンプのボリュームを上げると、簡単に音量が上がります。

しかしボーカルは身体を使って音を出す楽器のようなものです。

当然声量には限界があります。

声量が小さいからと、大きな声で歌い続けると、抑揚も出ませんし、喉を痛めてしまいます。

スタジオが2~3時間練習がある場合、最大限の声量で歌えるのは限られています。

歌い方にもよりますが、2~3時間のスタジオで声が出なくなる程、声を張り上げないといけない場合、演奏面に問題がある事が多いです。

【周りの音が大きすぎる】

ボーカルが聴こえない場合に原因になりやすいのがコレです。

ギターやベースは簡単に音を上げる事が出来る為、「聴こえない」と思うと、すぐにボリュームを上げてしまいます。

すると今度は他のパートが「聴こえない」と思い、ボリュームを上げます。

その繰り返しにより、演奏の音がとても大きくなってしまうのです。

ボーカルマイクは簡単に音を上げる事が出来ません。

何故ならマイクは入力レベルを上げすぎるとハウリングを起こしたり、音が歪んでしまうからです。

ボーカルはピークまで音を上げず、各楽器のバランスをとっていきましょう。

マイクミキサーのPeakランプがついてしまうと、ハウリングを起こしている事になるので、最大の声量で歌った時にランプが付かない範囲で音量のセッティングを行いましょう。

スタジオでマイク等を介さずに生音を出すのはドラムですね。

スタジオ内の音量はドラムを基準にして考えましょう。

音はドラム→ボーカル→ベース→ギターorキーボードの順で設定しましょう。

ドラムが力一杯叩くと、他のパートも必然的に大きくなってしまうので、ドラムもボーカルの音量に合わせた強さで叩くように心がけましょう。

【自分の立ち位置とアンプの位置を確認する】

自分のパートが聴こえない時にはこっそりと音量を上げるのでなく、立つ位置を考えてみましょう。

アンプは足元に置いてある事が多く、自分の耳よりもかなり下にスピーカーがあります。

アンプから自分が近すぎると、自分の音はあまり聴こえません。

まずはアンプからちょっと離れた位置まで移動してから、本当に聴こえないのかを確認しましょう。

音を上げる習慣がなくなれば、ボーカルの音も聴こえやすくなるはずです。

【楽器とボーカルの音域が被っていないか】

楽器演奏とボーカルの音域が被っていると、ボーカルが聴こえない事があります。

ベースやバスドラはボーカルの音域よりもずっと低い位置にあるので、音が被る事は少ないですが、ボーカルの音域が低いと被る可能性はあります。

確認として、ドラムとベースで歌ってみる。

その後、ギターとボーカルで歌ってみる等、各パートを減らした時の音の違いを確認する事ですね。

・ギターの場合

被っている場合でもボーカルの音域は歌いやすさもあるので、あまり音域を変えるのは難しいです。

ギターのイコライザーを調整しましょう。

ボーカルにもよりますが、音域や出ている周波数は性別によってもかなり異なります。

男性ボーカルなら中音域であるMiddle、女性ボーカルなら高音域であるTrebleを抑えると、ボーカルが聴き取りやすくなります。

・ベースの場合

ベースのハイポジションのフレーズが被る、ボーカルのメロディが低い場合にベースと被る場合があるかもしれません。

またベースは低音の楽器ですが、低音が出すぎていると、こもった音に聴こえやすく、楽曲全体に影響します。

その場合は不要な低音域をカットする事で、ボーカルが聴こえやすくなりでしょう。

・ドラムの場合

ボーカルがキーの高い箇所があると、ドラムのシンバルと音が重なりやすいです。

バスドラやスネアと異なり、シンバルの音は実は音程は高いのです。

ボーカルのキメの部分でシンバルを連打する等はボーカルが聴こえない原因になります。

ボーカルを際立たせる為のアレンジも考える必要があるかもしれません。

【店員に助けを求める】

スタジオの練習時間は限りがあります。

ボーカルが聴こえない原因が本当に分からない場合は、店員を呼ぶのも手です。

演奏側はどうしても「ギターのこのフレーズを際立たせたい等、無意識に譲れない部分があり、音のバランスが悪くても他の方法を考える事があります。

店員という第3者に演奏を聴いてもらう事で、先入観なくバランスを確認する事が出来ます。

また録音等も積極的に行い、音の確認をするのも良いです。

※iPhone等だとベースはヘッドフォン等がないと聴こえにくいので注意が必要です。

おわりに

いかがだったでしょうか。

演奏は音量が大きい=良い演奏と考えている人がいます。

その方が迫力があるのは分かりますが、ボーカルが演奏についていくのでなく、ボーカルの音量や音域に合わせた演奏が大事です。

自分のパートがはっきり聴こえる事よりも、ボーカルが各パート、そしてライブでお客さんに聴こえるように音の棲み分けを考えてみましょう。

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