スタジオでクリックを使って曲を合わせる練習について

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ちゃんとこの練習してる?避けてはいけない練習ナンバーワン!

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「はじめに」

日頃スタジオ練習では何をしていますか?

今回はクリックを使った練習がいかに大切かお話していきたいと思います。

これは絶対避けてはいけない練習ナンバーワンだからです。

個人練習では勿論やっていますよね・・・?

やってない?!?!

それはいけないですね。

ドラマーがやる練習じゃないの?」と思っている方もいませんか?

全くそんな事なくて、誰もがやった方がいいです。

理由も込みでお話ししていきますね。

「何故この練習が必要なのか」

まず、リズムって言うものは皆わかりますよね?

そのリズムを培う練習なんです。

あくまで指標でしかないですが、例えばテンポ125であれば誰もが同じテンポ125で演奏しますよね?

複数人が一斉に演奏する場合は何か指標が無いと無理ですよね。

だからオーケストラでは指揮者がいるわけです。

またグルーヴを培う練習にもなります。

どれだけクリックと同タイミングで音を鳴らせるか。

これは凄く大切で、ドラムのバスドラとどれだけ同タイミングでベースの1音を弾けるか。

合致すればするほどグルーヴは良くなりますよね。

「ドラムの仕事だと思い過ぎ」

勿論ドラムというのはそのリズムを提供する楽器なので、色々考える中でリズムの優先度は高いですが、バンドというのは皆でリズムを作りあげるんです。

イメージを伝えると

「手を引っ張ってもらうのでは無く、手を繋いで並行であるく」

という感覚ですね。

それが成り立った上で、並行して歩いてる中「ギターソロだから1cmだけ先を歩くわ!」とかが成り立つんですね。

まず基本が成り立ってない状態で演奏中に前ノリ、後ノリなんて出来ないです。

というよりやっているつもりでも「あまり変化を感じられない」が正しいですね。

こう考えるとグルーヴて超大事だと思いませんか?

「グルーヴの意識の仕方(イメージ)」

これは人それぞれ考え方が違いますが、例えば

「缶を投げて地面に着地した瞬間の銃の引き金を引く」

「運転中、高速道路で何かを通過する瞬間に指でハンドルをタップ」

など、結構こういう事を意識している方が多いですね。

因みに私は高速道路を使うと良くやります。

こういった生活の中でグルーヴ強化出来る瞬間はあるので、出来る範囲で意識するのは有りだと思います。

「メンバー間のグルーヴ確認」

超単純ですが、ある程度良い感じになってきたらクリックを鳴らして手拍子をしてみてください。

普通の手拍子では無く決まり事を作ります。

3拍目のみクラップ」とか、「2拍目、5拍目、8拍目だけクラップ」とかですね。

これをやってどれだけメンバー全員が同じタイミングでクラップ出来るか確かめると、現状のグルーヴがわかります。

実際演奏だけだと音がデカかったり、歪んでいたりで「確かめる」という部分では難しいです(良くなってくると感覚で成長を感じますが、あくまで確認の話です)。

「クリック練習をしないとどうなるか」

練習に導入しなくてもある程度長期で活動すればグルーヴは高まりますが、練習を導入しているバンドと比べると時間がかかる上に、ある一定のところまで来ると成長は止まります。

何故でしょうか。

理解が出来ていないからです。

そうなってから練習を導入したとしましょう。

ある程度出来ちゃっているから変化がわからないんです。

新しい練習方法を導入しているはずなのに成長している気がしないので、すぐに飽きてしまいます。

「まとめ」

読んでもらうとわかると思うのですが、クリック練習はその先にある事が大切になってきます。

なので、その練習が何故必要なのかを理解した上で練習しましょう。

漠然とやっていると結構遠回りになってしまいます。

因みにドラム、ベースの次にクリック練習が大切なのは間違いなく「」です。

ボーカルの皆さん是非クリック練習はするようにしてください。

という事で今回はここまで!本当に読んでいただきありがとうございました。

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