30過ぎた売れないバンドマンは一周回って意外とバカにされない

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みなさんこんにちは。

自分もう10年以上売れないミュージシャンとして活動しています。

最近ちょっと収入が入ってくるようになりましたがこれで家族を養えるかと言えばまだ全然です。

今回は高校や大学生活を終えて音楽一筋で頑張っていくのか就職するのか迷ってる方にとって少しポジティブな話をします。

ぜひ進路を決める際の参考にしてみて下さい。

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大学卒業後音楽一筋で頑張るという人生を決断すると

高校や大学のうちは軽音部などで趣味でやってる人も多いと思います。

所属先があるというのは安心ですね。

しかし卒業後は社会人バンドとして頑張るかバイトをして他の時間は音楽に充てるか迷う人も多いと思います。

自分はバイトしながら音楽を頑張る道を選びました。

しかも実家暮らしです。

このような選択は同じ志を持っている音楽仲間からは応援されますが中学や高校の時などの一般的な仕事をしている同級生からは非常にバカにされます。

これは仕方のない事です。

一方で、バンドマンの周辺では仕事をしながら音楽をやってる人を「あいつは本気じゃない」と思われがちなところがあります。

これも仕方のない事です。

最近人気のOfficial髭男dismは元銀行マンだったというのは有名ですね。

仕事しながらでも全然良いと思います。

27歳くらいがひとつの節目

大体27歳くらいがひとつの節目となります。

大学卒業して4年頑張ってきたけど自分には才能が無いから諦めよう・・・そんな人が増えてくるのがこのあたりです。

もちろんこの頑張ってきた20代前半の4年間というのは特に結果を出していないと周囲に一番バカにされる時期です。

自分は友達の結婚式の二次会で音楽をやっていると同級生達に言ったところ特に女子を中心に引かれました。

それ以降中学高校の同級生の結婚式や同窓会には行ってません・・・。

そして呼ばれてもいません・・・。

特にボーカルなどに女性を起用している場合この辺りの年代で結婚や結婚を考えている彼氏などが出来て何の前ぶりも無く突然辞めると言い出しがちです。

バンドは続けるという意思のある人もこの辺りからフルタイムで長い時間バイトをしたり社員になったりして音楽にあてる時間が少なくなります。

30歳を超えると・・・・

30歳を越えると男性メンバーも結婚したりして家庭を持ちはじめます。

音楽が趣味に変わる人が多くなります。

しかしこの辺りからある現象が起きます。

なんと今までバカにしていた同級生から尊敬され始めるのです。

これは色々と理由があるのですがまずバカにされる理由のひとつが「大きな事を言ってるだけですぐ諦めるんだろ」という部分にあります。

したがって30まで続けているという事はもう10年近く一生懸命頑張っているということになるのです。

ここまで熱心に情熱を持って同じことを長く続けているという人を誰がバカに出来るでしょうか?

自分の場合、うるさく色々言われていた親も30を越えたあたりから特に何も言われなくなりました。

もちろん特に大きな結果は残していません。

反省と対策を繰り返す

本気で何かを続けていて上手くいかなかった原因をしっかり考えて反省と対策をしっかりする、ということを10年も続けていればいつの間にかかなりの腕前になっているものです。

自分がなぜ売れないのかをよく考えて、じゃあこうしてみて・・・という事をやってみてちょっと成果が見えてきたらそこだけ取り入れて次は他の部分を修正して・・・

ということを繰り返していれば理論上、いつかは必ず成功します。

何がダメなのかをよく考えずに反省もせずに同じ失敗をずっと繰り返しているといつまでたっても売れません。

自分に対して言い訳をする事が一番やってはいけない事です。

「俺は今売れてないが時代が合わないから仕方ない」など売れない原因を自分では無く周囲のせいにする事です。

確かにそう思う事で精神的には楽ですが逃げていてはダメです。

何がダメなのかを常に考えて行動しましょう。

これは音楽に限ったことでは無いですね。

特に大学生くらいの年代で今周囲からバカにされたり親からうるさく言われている人達に伝えたいのはとにかく続けることです。

ただ単に何も考えずに続けるのでは無く常に反省しながら続ける事です。

ちなみに自分の場合は音楽性を変えてみたり色々と試行錯誤して最終的に海外進出しようという結論に至り結果的に海外で音楽だけでギリ生活出来るくらい稼げるようになりました。

このようにきちんと音楽活動に取り組んでいれば周囲にバカにされるのは若いうちだけなので頑張ってその時期を乗り越えて下さい。

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