細かい目標を作る?!モチベーションはバンドのガソリンである!
「はじめに」
では今回で第四弾になる「同じバンドを長く続ける為の秘訣」についての記事ですが、今回は活動する上で大切な「モチベーション維持」について書いていこうと思います。
第三弾はこちら↓↓↓
これは簡単に言うと「スケジューリング」です。
これを具体的かつ、細部まで考えて決める事により、メンバー間での連絡も頻繁になり、現状の把握が出来るので「目標へ前進している」という実感もあって「モチベーション維持」には最適です。
極論ですが「将来武道館に立つぞ!」と言っているバンドで「武道館までの道筋」を細かく考えて活動できているバンドは極少数だと思います。
だって、どうやったら武道館に立てるかなんて解らないですよね?
そうなんです、解らない事が沢山あるんですよ。
だから漠然と活動を続けると「未来が見えない」故に「モチベーションの低下」に繋がるわけですね。
ここまででとても大切な事だとわかってもらえたと思いますので、細かく話をしていこうと思います。
「細かい目標とは」
一番ベターなのは「年間スケジュールの逆算」です。
まず、年が明ける前(10月~12月の間)に次の年の年間スケジュールを立てます。
これを立てる時に「大きな目標」と「それに繋がる動き」の2点を細かく立てていく事が大切です。
例えば翌年の12月(丁度1年後)にキャパ300人のライブハウスで「ワンマンライブを行う」と言う、しかも「ソールドアウトさせる」と言う目標を立てるとしたら、
・ワンマンライブを行う理由付けを考える
※結成5周年記念!とか、リリースツアーファイナル!とかです。
・発表のタイミングを考える
※リリースツアーファイナルであれば、リリースイベントをするのか、する場合はそれの発表と共にツアー発表もしたいね!じゃあファイナルのワンマンも一緒に発表しちゃおうか。そこまで決まったら、じゃあ具体的に何月発表にするのか。
・用意するもの
ここまで決めれば、発表までに用意するもの「フライヤー」や「発表の文言」などを用意する期限を設ける事が出来ますよね。これは、「やらないといけない」という気持ちになるので「仕事感」を持って作業出来ます。
上記の内容が「大きい目標」の「発表」についての逆算です。
では、次に「リリース」、「ツアー」に必要なものを考えてきます。
リリースは「アルバム」なのか「シングル」なのか。
リリースイベントから逆算していつまでにCDが完成していないといけないか。
じゃあレコーディングはいつ?曲はいつまでに完成していないといけない?等ですね。
その中で、「アルバム」出すなら「サブスク配信で先行販売しよう」とか「バンドとしての戦い方」を探していくのです。
じゃあ「ツアー」は何箇所いきますか?予算はいくら?回る箇所が多いのであれば「リリースイベント」でこれくらい売り上げないとダメだよね?じゃあどう売り上げる?ツアー先でお客さんが入るようにはどうする?等も同じです。
こうやって考えると「細かい目標」は沢山出てきますよね?
これを疎かにして良い活動が出来ると思いますか?多分難しいですね。
ここで大切なのが「同じバンドを長く続ける為の秘訣①」でもご説明した「役割の分担」ですね。
大きい動きをする際はメンバー一丸となって動く必要があると思います。もし「同じバンドを長く続ける為の秘訣①」を読んでいない方は是非読んでみてください。
「まとめ」
「大きな目標」を作るのは大切ですが、そこまでのプロセスというのは誰も解らなかったりします。
なので、自分たちで「細かい目標」も決め、それをしっかり「やり切る」という事が大切です。
そこで「失敗」をしたら、その「失敗」は財産になります。
二度と同じ事をしなければいいわけです。
なので「失敗」を恐れずスケジューリングをしっかり立てて、「やり切る」という事をお勧めします。
それを繰り返せば、もしかしたら「大きな目標」へのプロセスが見えてくるようになるかもしれません。
今回はここまで!
次回、第五弾は「お金の管理を徹底?!」と、バンド活動においてのお金の話を絡めてお話ししていきたいと思います。
読んでいただき本当にありがとうございました!
コメント