作りだせる?!お客さんの心を掴み取れ!!
「はじめに」
エモーショナル系を目指すバンドには欠かせないバンドとお客さんの一体感、「これがライブだ!」と言わんばかりのフェス系バンドには、「お客さんをどれだけ引き込めるのか」という部分が大切になってくる。
別にそうでないジャンルでもお客さんを引き込むのは何も変わらず同じだけ大切だが、角度が違う話である。
今回は、「気持ちが高ぶって自然と手が上がってしまう」という方向でお客さんを引き込む方法を書いていこうと思います。
※ここで言う「エモーショナル」というのは昨今の邦楽においての解釈でいきます。従来の長い歴史で言う洋楽の「エモーショナル」は一旦置いておきましょう。
この記事を読む際注意して欲しい事があります。
書いてある通りにやってもお客さんとの一体感を生む事が出来ない場合があります。
それは、今回書くのは多数派的考えであって、人によっての向き不向きを除外した内容になるからです。
実際、向き不向きがありますので、あくまで参考にしてもらって、それを自分なりの解釈で自分だけの構図を作っていく事をオススメします。
ではいきましょう!
「感情に触れていく」
人間は生きていれば「悲しい」、「楽しい」、「嬉しい」、「怖い」等色んな気持ちを感じていますよね。
なんなら嫌な思いをせずに生きてきた人間なんているんでしょうか。
「ロックンロール」とはそういった部分の象徴にも思えます。
異を唱えられる唯一の媒体。
メディアや大衆の前で堂々と吐き出す事の許されたものなんです。
だからコアなファンというのは消えないんです。
その文化が低迷しようがロックをやり続ける人がいる限り、いつか世の中に不満を感じ、生きる事を辛いと思い、捌け口が無く苦しんでいる人達が居続けるのであれば、また大きな存在としてロックンロールは返り咲くはずです。
はい、こう言った事ですね。
感情に触れると言うのは、基本的に「ライブを見ている人達皆に共通し、命に関わる話、苦悩、ロック、音楽など」の話をするという事です。
ここで大切な事は起承転結。
絶対に「落として上げる」という話し方をしてください。
共感「わかる、そうだよね・・・涙」
↓
距離が近くなる「私だけじゃない、皆そうだよね(自分以外への意識)」
↓
逆説が生む希望「そんな風に希望をくれて嬉しい・・・!涙」
という構図ですね。
これはどんどん人の気持ちが高まっていきます。
ここでも一点注意なのですが、「話し方」です。
これは作りきった自分にならないでください。
一番最高なのは「ありのままの自分」を「開放した自分」にする事です。
「ブチギレて理性の効かない自分」を思い出してください。
あれって別に飾ってないですよね?
あれってある意味開放された自分の姿だったりします。
そうなってほしいわけではなくイメージとして参考にしてください。
「静と動」
この「静と動」については私が長くバンド活動をしてきて辿り着いた答えの一つです。
例えば「ホラー映画」を見ていたとして、突然音が大きくなったり、人がバッと現れるとびっくりしますよね。
また、「アクション映画」でスローモーションから一気に加速した戦闘シーンとか惹きつけられませんか?
同じ感覚で、無音から一気に爆音が来たら耳が自然と傾きますよね?
そういう事を指しています。実際使い方も難しいです。
今度「静と動」について詳しい記事を書けたらと思います。
「まとめ」
人間は意外と他人を気にしていません。
自分の何かに触れてこない限り基本的には興味を持ってくれないと思います。
どういう気持ちで音楽を好きでいるのかという部分でも大きく変わってきますが、音楽以外でもこれは言えることなのかなって思います。
ですが、一旦引き込まれると忘れられない日々が待っていたりしますよね。
経験有る方も多いんじゃないでしょうか。私はありますね。
「バンドメンバーの空気感が好き」等、予想できない部分で引き寄せる可能性も実際有るので、キッカケなんて人それぞれでもありますが、今回話した内容は結構使われている王道的な物になります。
それを自分なりに自分の得意なやり方で応用出来るようになれれば強いなと思います。
という事で今回はここまで!読んでいただき本当にありがとうございました!
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