バンドマンの皆さんお疲れ様です!
この記事では「セットリスト」について書いていこうと思います。
月に数回あるライブで、毎回同じようなセットリストになっていませんでしょうか?
鉄板のセットリストがあるのは良いですが、球種は多い方が強い!
この記事ではあなたのバンドのセットリストを決める「目の付け所」を提案いたします!
この記事を読みながら、あなたのバンドの曲をイメージし、
その上で、あなたなりの感性でセットリストを見直してください!
〜まずはじめに〜
まずはセットリストを組むにあたって、あなたは何を考えていますか?
例えば「イベントの趣旨」「前後の出演者」「リリースしたプッシュ曲」など、
たくさんの考えることがあります。
これらを何も考えずに「やりたいことをやる」というのも良いですね。
とにかく「セットリスト=作戦」!
無作戦で戦場に飛ぶこむより、作戦はあった方が良し!
ということで、次からは「作戦」をご紹介してゆきます!
作戦1「見せ場を作ろう!」
こちらは一番決めやすいセットリストの作り方だと思います。
「最近リリースした楽曲」「MVのある曲」「企画者に褒められた曲」など、
その日の「1番の見せ場」を決めてみましょう。
目の付け所としては、
・「お客さんが聴きたい代表曲」
・「自分たちが強く聴かせたいと思う曲」
そういうところに重点を置いて、その前後を固めていくやり方です。
この1番の見せ場をバンド間で共有することにより、
よりセットリストがドラマチックになってくれると思います。
照明やPAの要望表にも「ここが見せ場です」と書いても良いですね。
作戦2「山あり谷あり」
これもまた間違いのないセットリストの組み方です。
あなたのライブのセットリストをもう一度考え直してみてください。
30分間、同じような曲がのっぺり並んでいませんか?
自分で「この曲は特徴的だ!」と思っても、
お客さんや他の人から見れば、意外と分からないもの。
①初めの曲で雰囲気を作る
②真ん中の曲でノリノリ
③その後バラードでエモい感じに
④最後の1曲はめちゃくちゃ盛り上がるやつを!
みたいな感じで、はっきりとコントラストのあるセットリスト作りを!
これもまたドラマチックを作るセットリストのお手本ですね。
作戦3「初めの1曲目でぶちかます!」
これは上記2つのオーソドックスなものを踏まえた上で、
セットリストの定番をぶち壊したい時におすすめ。
・「最初の曲から全力フルスロットル!」
・「初めからMCなし!」
・「静かな曲から始まり、お客さんのソワソワ感を引き出す」
などなど、いろいろなアイディアが出てきます。
これはなぜそうするかと言いますと、
最初の1曲は初めて見るお客さんにとって、そのバンドの印象になるからです!
ヌルッと入ってきてジワジワ盛り上げてゆく、というのも定石ですが、
「はじめから○○!」みたいな変化球セットリストを組むのも良いです。
しかしこのセットリストの弱点は下手をすればしりすぼみになりがちなこと。
お笑い芸人のように1曲目でちょっと特徴のある「ツカミ」の曲を出し、
ハートを掴んだ上で、後に真打ちの曲をぶちかますのはいかがでしょう!
ぜひ一曲目から全力で、前のバンドの余韻・残り香をぶっ飛ばしてください!
作戦4「マンネリを壊す1曲!」
これは大抵の人ががそうなのですが、
「同じ曲をやり続けると飽き、そして演奏に心がこもらない。」
バンドの代表曲など、ライブで常にやる曲などがそうなりがちです。
人間は一つの挑戦の中で「山場」を作ることで気持ちが昂ります。
もちろんお客さん目線でのセットリストの山場はあると思うのですが、
ここはひとつ、バンド目線の山場を作ってみてはいかがでしょうか?
つまり
「新曲」
「かなり久しぶりの曲」
「シングルのカップリングなどのレア曲」
「あえて大胆なアレンジ」
など、自分たちなりの山場を作るのはいかがでしょうか。
気持ちにハリができ、他の曲にも影響すると思います。
「マンネリ」を打破するためのアイディアですが、
きっとセットリスト中で生きてくる1曲になってくれると思います。
最後に
このようにたくさん紹介しましたが、大事なポイントは
「持ち時間の中のドラマチック」です。
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