楽器用ケースは保険である

ライブ関連
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楽器運搬用の入れ物にこだわっている人は、多いだろう。

ケースの種類を挙げると、購入時に付いてくるソフトケースや、厚手のギグバッグ。

高価な楽器にはハードケースが付属される場合もある。

高いものに関しては、付属されているケースを使うのが理想的なのかもしれないが、持ち運び方や、求める機能によって買い替える人も多いだろう。

ここでは、主にライブハウスで活動するバンドマンに向けて、オススメのケースを紹介しようと思う。

ケースは保険である

楽器ケースの価格は、高価になればなるほど堅牢で機能的な作りになっているものが多い。

トップクラスはというと、もちろんハードケースやフライトケースになるのだが、想像がつくように、徒歩や電車移動のバンドマンには、重すぎるためオススメできない。

そこで、丈夫さと機能性、あとは機動性を兼ね備えた”ギグバッグ”を愛用する人は多いはずだ。

わたしは、ライブハウスの楽屋での機材保管の不安から、少し高くても丈夫な”ギグバッグ“を使うようにしている。

楽屋に機材置き場が設定されていることはほぼ無いに等しい。

あったとしても、対バンが多いと場所取り合戦となり、最悪の場合はステージ裏の通路などに置くハメになる。

そんなところに、薄っぺらいソフトケースで放置するということは「ネックを折ってください」と言っているようなものだ。

せめて、倒されたとしてもダメージを受けないというような基準でケースを選ぶようにしよう。

ケースが3万円だったとしても、ネック交換の費用よりは割安なのだ。

ツアーバンド向けギグバッグ

機材車で移動するバンドマンには、もちろんハードケースをオススメする。

丈夫なのと、積み重ねて収容できる利点があるからだ。

公共機関で移動するバンドマンには、

“MONO M80 Dual Case”シリーズを使ってみてほしい。

デュアルの名称のとおり、ギターやベースが2本入るような構造となっているのだが、そのまま楽器を2本入れるわけではなく、一箇所は楽器、もう一箇所には着替えやパソコン、エフェクターなどを入れるという使い方をしても便利なのだ。

ラインナップは、ギター×2本用、ベース×2本用、アコギ+エレキギター用と多彩だ。

もちろん1本用も丈夫な作りは同じなので、荷物が少ない人はこちらもオススメだ。

楽器と荷物をオールインワンできるのは想像以上に便利なので、色んな使い方を試してみてほしい。

マチがないと不便

デュアルは重たいので嫌だという人には”ムーラディアン“のギグバッグをオススメしたい。

“MONO M80 Dual”の半分ほどの重量で、充分なクッション性があるのが特徴であるが、わたしが便利だと思うのは、十分な”マチ”があって、柔軟性があるところだ。

どういうことかと言うと、マチ(厚み)と柔軟性があれば内部の自由度が確保され、ベースならばプレベ、ジャズベなどの標準型はもちろん、多弦ベースや、リッケンバッカータイプなど、エンド側が丸くなっているベースはたいてい入るのである。

現場によって楽器を持ち替えるプレイヤーには特にオススメしたい。

イイトコどりのセミハードケース

上記で紹介した2種はいずれも2万円オーバーなので、もう少しコスパが良いものも紹介しておこう。

キョーリツ(KC) SHB-130“というセミハードケースだ。

こちらは、1万円を切るコスパながら、脱着可能なネックサポートや、ブリッジやヘッドなどの金属摩擦用保護カバーを有するなど、ハードケース並みの保護機能を持ち合わせている。

そしてギグバッグのように背負えるというお値打ち品だ。

“MONO M80 Dual Case”より、少し重い3.3kgという重量なのだが、これは安心感と比例していると思えば納得するだろう。

ただし、対象物がプレベとジャズベに限られているのでそれ以外のベースを収納したい場合は注意が必要だ。

まとめると、用途や使用目的によってオススメは異なるが、大前提として”保護機能”だけは疎かにしてはいけない。

前述したように、ネックが折れてからでは遅いのだ。

生命保険と違って、掛け捨てではなく一度購入してしまえば一生サポートしてくれるので、思い切って納得いくイイモノを買ってしまうのが正解だと思う。

ケース専門ブランドは世界各国にあるので、新製品のチェックはお忘れなく。

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