失敗しないベース弦選び

ベース関連
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ベーシストの悩み『ベース弦の値段が高い』

ベーシストの方は一度は思った事だと思います。

ここでは失敗しないベース弦選びについて、おすすめベース弦の特徴を説明します。

ベース弦の素材について

ベース弦の主な素材は

・ニッケル弦

・ステンレス弦

この2つに分かれます。

ニッケル

ギター、ベース用弦に一番使われている素材です。

スムーズな弾き心地で、中音域に特徴のある弦です。

また値段も安いので、ギター弦に比べたら高価なベース弦にはありがたい素材です。

ステンレス

ニッケルと比べると硬度が非常に高く、サビに強く耐久性に優れています。

強めのテンションできらびやかで反応が早く高音域が特徴的です。

ニッケルに比べると、ザラついたさあり心地です。

巻き弦の種類

ギター、ベース弦をよく見ると真ん中の芯の周りに弦が巻かれています。

この巻き方を巻き弦と言います。

巻き方で弾き心地やサウンドがかなり変わります。

ラウンドワウンド

エレキベースに張られている一般的な弦です。

ざらざらした手触りと倍音豊かなクリアなサウンドです。

フラットワウンド

ラウンドワウンドに比べ、丸みのある柔らかい音が特徴です。

ツルツルした手触りで、フレットレスベースやコントラバスによく使われます。

ハーフラウンド

芯に対して、内側がラウンドで外側がフラットの巻き弦を巻いた物がハーフラウンド弦です。

ラウンドワウンドとフラットワウンドの中間にある種類です。

弦の選び方

弦選びの際

素材×巻き弦の種類×弦のゲージ

この3つが大切になってきます。

自分の好みの弦を見つけるにはいろんな組み合わせを試すのが一番ですが

初めての人へのおすすめ

ニッケル×ラウンドワウンド×045-105

この組み合わせがエレキベース初心者の人にはおすすめです。

おすすめ理由は

ギター、ベースメーカーで最も有名なフェンダーギターの工場出荷時に張ってある組み合わせだからです。

1つの基準としてここから、さらに自分好みの弦を探してみてください。

おすすめベース弦メーカー

ここからはおすすめのベース弦を販売しているメーカーを紹介します。

D’Addario ダダリオ

ギター、ベース問わず多くの人に愛用される定番メーカー!

ベース弦選びに迷う人には、とりあえずダダリオの弦をすすめます。

手触り、音、値段どれをとっても優秀で使いやすい弦です。

弦が死ぬのが早めなので、張りたてのギラギラした音が好きな人は交換頻度が多くなりますが、弦が死んで落ち着いた音が好きな人におすすめです。

R.Cocco リチャードココ

イタリアでハンドメイドで作られているベース弦です。

筆者もバンドマン時代に愛用していたベース弦です。

落ち着いた上品で安定した音と滑らかな手触りが特徴的です。

弦の寿命がゆったりと衰退していくので長く使える弦です。

弦のテンションが緩めなので好みが分かれる弦ですが

おすすめなベース弦です。

Elixir  エリクサー

コーティング弦で有名なエリクサーです。

コーティング弦とは、弦の周りにコーティングする事で、弦の汚れやサビを防いでくれて、普通の弦より3~5倍寿命が長持ちする弦です。

通常の弦にはない滑らかな手触りと、寿命の長さに長時間演奏するスタジオミュージシャンから高い評価を得ています。

普通の弦よりも高価な弦なので、買うのを迷ってしまいますが

その分長く使えるのでおすすめです。

WARWICK  ワーウィック 

エレキベースメーカー ワーウィックが出しているベース弦です。

なんと言っても値段が安い、ネットで買えば1000円を切る安さです。

著者も使ったことがあります。

『安い弦て大丈夫かな?』と不安な気持ちを抱えながら購入しました。

少し手触りがザラザラが気になりましたが、それ以外は普通に使える弦でした。

コストパフォーマンスを重視する人におすすめな弦です。

おわりに

エレキベースの弦は数え切れないほど沢山ありますが、その分こだわる人が多い印象です。

自分の楽器、手に合う弦を使うと演奏が楽しくなり、自然と長時間引いてしまうものですね。

弦選びの参考になれば幸いです。

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