サーティーンスコード、シックスコードについて

作詞・作曲関連
この記事は約4分で読めます。

理解して沢山使っていこう!!

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「はじめに」

はい、では今回も進めていきましょう。

今回は「サーティーンスコード」と「シックスコード」について書いていくのですが、もう大体解っている人もいると思いますので、改めて所々違った角度の言葉を使って説明していこうと思います。

これは「セブンスコード」、「ナインスコード」「イレブンスコード、サスフォーコード」の時にも似たような言葉で解説してきましたので、それでもわからない人に対しての記事にできたらと思います。

解っている方も、もっと解釈が深まるかも知れないので是非読んでいただけたら嬉しいです。

では進めて行きたいと思います。

「サーティーンスコードの種類」

これは

・メジャーサーティーンス(M13)

・マイナーサーティーンス(m13)

・アドサーティーンス(add13)

・マイナーアドサーティンス(madd13)

・サーティンス(13)

そうですね。

この「13th」も「6」と同じじゃない?って思いますよね?

では今回は違う視点で考えて行きましょう。

まず、「13th」というのは「7th」、「9th」、「11th」先に存在している訳なんです。

なので、「7th」以降のテンションが含まれたものを言います。

わかりますか?

例えば

「ド(ルート音)・ミ(3rd)・ソ(5th)・シ(7th)・レ(9th)・ファ(11th)・ラ(13th)」

これ全部入っているコードが「CM13」なりと表記されます。

Cm13

「ド(ルート音)・ミ♭(3rd)・ソ(5th)・シ♭(7th)・レ(9th)・ファ(11th)・ラ(13th)」

C13

「ド(ルート音)・ミ(3rd)・ソ(5th)・シ♭(7th)・レ(9th)・ファ(11th)・ラ(13th)」

という事ですね。

では、どこかが抜けてしまうとします。

「ド(ルート音)・ミ(3rd)・ソ(5th)・シ(7th)・レ(9th)・ラ(13th)」

この場合は「11th」が居なくなりました。

そういった場合の表記は「CM9add13」という事ですね。

「11th」が無いことによって「M13」と表記ができないんです。

「9th」までは全てのテンションが揃っている為、「CM9」という表記。

そこに13番目の音だけ加わりましたよという事ですね。

「サーティーンスコードとシックスコードの違い」

これはルート音を含む5つ以上での構成音には「13」の表記を使います。

4つの音までの構成には「6」を使います。

なので、

「ド(ルート音)・ミ(3rd)・ソ(5th)・ラ(6th)」の場合は「C6」と表記します。

これは4つの音ですよね。

これ以上にテンションが含まれる場合は「13」ということになります。

上記でも言っているのでもう解っている方もいると思います。

「理解する事でのメリット」

この基礎的なコード理論が解る事でベーシストはオンコードの幅が広がってきますよね。

「その難しそうなコード、構成音的にルートFに変えられるし、そっちの方が進行的にスムーズで、かつメロが乗りが良くなるからオンコードかますわ!」

みたいなちょっと知的なベーシストになれますね。笑

またリードギターならどれこそリフの幅も広がってきます。

割とメリットが多いんですよね。

あとですね。これは言っておきたいのですが、

「論理的解釈の中に存在する理論は超強い」

です。

「最後に」

これでこれまで説明してきたコードは理解出来たと思うのですがいかがでしょうか。

まず「メジャーコードとマイナーコード」という記事でメジャー、マイナーを理解しているはずですので、それ以降のテンションコードについては各記事に書いてあることが全てになります。

要は、ルールが存在していて、それさえ理解していれば何も難しい事はないですよって事ですね。

ですがルールはあってもそれを正しく使えている人は少なかったりします。

勿論プロであれば表記の仕方もしっかりしている人は多いでしょう。

ですが、「バンドマン」の多くが感覚に頼りがちだったりします。

ロックンロールですからね。

※勿論感覚は大切です。

この記事を読んで「あ、コードや理論勉強しよう」と思っていただけたら嬉しいです。

ネットで調べると難しい言葉を使っているサイトとかもあります。

それを見た時やる気出ないとかもあると思います。

そういう事が無いように出来るだけ優しく記事を書いたつもりですので是非参考にしてください。

という事で今回はここまで!

読んでいただきありがとうございました!

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