バンドマンの皆さん、お疲れ様です!
今回の記事は『仕事とバンドを両立すること』。
やはりバンドだけでは収入が少なく、スタジオ代に機材費にと出費がかさむのも事実。
そこで選択肢として「仕事とバンドの両立」を選んだ人も多いはずです。
この記事はたくさんの現場の声を聴いてきた私が、
これから仕事とバンドを両立しようと思っている人に向けて書かせていただきます。
①やはり仕事は休めない
もちろん会社にもよるのですが、バンドをやっていない世間一般の社会人にとって
「仕事は優先されるべきものである。」という考え方が一般的なようです。
お給料をもらっているのだから当たり前。と言われてしまったら何も言えません。
突然の残業や、出張、そういったパターンもあるかもしれません。
腹立たしいですが「バンドは余暇」と理解されていることもしばしばあります。
しかしこちらにとってはバンドもめちゃくちゃに大切な活動!
仕事とバンドを両立できる術が必要です。
・希望休や有給休暇を出す
・土日休みの会社を選ぶ
・残業なしの会社を選ぶ
こういった方法があるのですが、
・入社する前にこれらが可能かどうかを踏まえて就職先を決める。
・入社する前にバンドとの折り合いをつけておく。
これをおすすめします。
基本的に先に言っておかないと仕事は休めない!
こう言った会社がほとんどです。
②やはり仕事とバンドの両立は非常にタフである。
以前私もサラリーマン兼バンドマンをしていました。
入社一年目で恥ずかしながら会社にギターを持っていき、
そっと目立たないところに置いて、退勤後はライブ活動をする。
入社前は「自分にはこの両立ができる!」と思ってしまいがちです。
私もそう思っていました。
しかし
・自分だけリハーサルに参加できない
・本番ギリギリに到着してしまう
・疲労感がハンパない
・スイッチのオンオフが難しい
こう言ったこともあり、実に半年を持たずメンタルがブレイクしました。
そしてその後、辞表を提出することになったのでした…。
私の経験から言えば、非常にタフです。
ある程度会社側に理解があっても、自分のスイッチが切れなければいけません。
しかしこれを乗り越えて、実際に両立をしている人も少なからずいるのです!
③猛者たちの実録。
この記事を書くにあたって、真っ先に思い浮かんだのが大阪のロックバンド「ナードマグネット」。
ボーカルの須田さんはバンドマン兼サラリーマン。
そんな須田さんの朝日のインタビューがこちら。
もっと詳しく書いているのがこちら。
ここに書いてあるとおり、常人には難しいであろう所業を成し遂げています。
しかし両立を実現しているバンドもいるという事実が希望になってくれます!
仕事をすることによって、バンドをやることへの喜びを見つけた。
この感じ方が本当に素晴らしく、むしろバンド1本の人には得られない感性ですね。
ナードマグネットの須田さんの素晴らしいところは
仕事が人生ではなく「バンドが人生」というマインドを感じられるところです。
そのアグレッシブさは尊敬に値します。
そしてナードマグネットの須田さんの他にも、
医療現場で働く人や、福祉の方、自営業の方など、たくさんのフィールドで働いている人を知っています。
④まとめ
この記事をここまで読んできて、
「仕事とバンドの両立は決して不可能ではない!」こういう結論が見えてきそうです。
でも注意して欲しいのが
・その仕事はバンドをやる隙間があるのか。
・隙間があってもあなたの気持ち、余裕はどうか。
・仕事をしながらでもバンドの目標、熱量について行けるか。
この辺りは考えないといけません。
私は隙間はあったものの気持ちが切り替えれず仕事をやめ、バンド一本に絞りました。
須田さんは両立の道を選んでいます。
様々な道がある中、あなたの人生はどこに向かうのか?
自分の意見もしっかり見つめて、答えを出してみてください。
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