貴方の周りで結婚する人はいますか?
バンドメンバーや友人が結婚する時に、余興としてバンドをお願いされる事があります。
もしくは自分の結婚式で演奏をしたいという場合もあるでしょう。
今回は結婚式におけるバンド演奏の在り方についての記事になります。
【余興でバンドをする時の注意点(3つ程)】
事前に伝えておきますが、結婚式の余興として、バンド演奏はあまり評判がよくありません。
弾き語り程度なら良いかもしれませんが、ベースやドラムが加わると、かなりの音になります。
披露宴には祖父母等の高齢者も参列するので、音がやかましい、曲が分からない等と感じる人も多いです。
また式場の問題もあります。
当日、違う会場でも披露宴や挙式が行われている事が多く、バンド演奏と別会場の挨拶等が被る可能性があります。
特にベースやバスドラ等の低音は会場が離れていても聞こえる事が多いので、スケジュール的に難しい場合があります。
また経験者同士でバンドを組むなら、何回かスタジオで音合わせをする事で曲は形になります。
ただ「余興をきっかけにバンドを組もう」と考えていると、演奏曲にもよりますが、かなりぐだぐだする事が予想されます。
出席者に演奏の良しあしが分かる人はそれ程いないとは思いますが、ある程度のクオリティが必要です。
なので、余興でバンド演奏をしたいと思う時には、
・プランナーに事前に確認を行う。
・なるべく経験者同士でバンドを組む
という2つをクリアしておいた方が良いですね。
【うまくいけば必ず盛り上がります】
最初に否定的な事を書いてしまい、余興で演奏をしたかった人は心が折れるかもしれません。
実は筆者は友人やバンドメンバーの結婚式等もあり今まで4回程、バンド演奏をしています。
事前の打ち合わせもあった為か、出席者や新婦、プランナーからも良い評価をいただいています。
バンドを組んでいたり、ライブに興味がない場合は、直に演奏を聴く機会はほとんどありません。
「新郎新婦にお祝いをしたい」「出席者に配慮した演奏を行おう」と考えれば、きっとうまくいくので、安心してくださいね。
【余興までの流れ】
・打ち合わせ
まずはバンド演奏を余興で行う事が決まれば、プランナーを通して打ち合わせを行います。
※この時に演奏が出来ないと言われれば、そこで終了です。
筆者の場合は大体の式場はドラム等の持ち込みもオッケーでしたが、4つの会場の内1つは、同じ時間に披露宴がある為、ドラムの持ち込みは不可。
ベース音は極力小さくして欲しいというお願いがありました。
この段階でドラムの手配がオッケーな場合は、手配先を考えましょう。
ちなみにドラム持ち込みが禁止だった式場については、打ち込みのドラムを流し、ベース音はかなり小さく設定しています。
前日にリハーサルをさせてもらった際には、音が別の会場に聴こえていないかをプランナーに確認をしてもらった上で同意をいただきました。
・メンバー集めと、曲の選定
打ち合わせと前後するかもしれませんが、メンバー集めと曲の選定です。
自分は毎回楽器の演奏経験のある人と余興をしたので、曲の選定についても難易度はあまり考えていませんでした。
もしメンバーに初心者がいれば、担当パートの難易度が低い曲を選びましょう。
もしくはフレーズ等を簡略化しても良いですね。
曲については前述した通り、あまりドラムを叩きならす曲は避けましょう。
そしてご高齢な人はともかくとして、皆が知っている曲を選びましょう。
参考までに筆者は
嵐 ” LOVE SO SWEET“
RADWIMPS “前前前世“
木村カエラ “butterfly“
福山雅治 “家族になろうよ“
等を演奏した事があります。
やはり選曲はとても大事ですし、新婦の好きな曲、心に残る曲でないと意味がないと思います。
大体どこの余興でも時間の関係上2曲でしたね。
ドラムは音が大きくなりがちなので、ドラムスティックをロッズという音量を抑えて叩けるものが良いでしょう。
ドラムの音を下げる事が出来れば、ギターやベースのアンプ音も下げる事が出来るので、式場への配慮も可能になります。
・機材の手配
必要機材は各パートの楽器、アンプ、ドラムセットでしょうか。
マイクは式場のものを借りれるので、特に問題はないかと思います。
バンド経験が豊富な人なら、アンプも所有していると思うので、そこでレンタル料を抑える事が出来ます。
ドラムについてはレンタルになると思います。
当日は機材の組み立てもメンバーで行う事になるので、組み立て方、レンタルした部品のリスト等を用意し、紛失がないよう心がけましょう。
・リハーサル
もしメンバーや式場の都合がつくなら、前日にリハーサルを行いましょう。
機材の準備は歓談中に可能と思いますが、演奏時間は概ね10分程だと思うので、余興前に音のバランスを確認する事はほとんど出来ません。
前日に音合わせが出来れば安心です。
また、余興までの間、機材をどこに置くか、当日の流れも事前に把握しておきましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか。
余興本番については、新郎新婦へのお祝いの言葉を最初に添えましょう。
もし新郎か新婦が演奏に参加しているなら、出席者への挨拶も兼ねる形になるでしょうか。
演奏は色々と乗り越えないといけない事もありますが、心を込めて演奏すれば、きっと良いものになります。
新郎新婦にとって忘れられない余興になるよう、応援しています。
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