バンドマンの皆さんお疲れ様です!
ライブをするに当たってとても重要な「リハーサル」。
ここでのコミュニケーション次第で、その後のライブに大きな影響を与えます。
この記事では、PAさんとの上手な対話によって、
「上手なリハーサルができるバンドマン」になる手助けができればと思います!
1.PAさんは「良い音を出す味方」なり!
そのライブハウスの印象を決定づける、と言っても過言ではないPAさん。
一言で言ってしまえば「音響スタッフ」ではありますが、
「ライブハウスと演者をつなぐ、もう一人のメンバー」くらいに思っても良いと思います!
やはりクセの強いバンドマン同様「クセの強いPAさん」も多いのが特徴です。
しかしどんなPAさんも「良い音を出したい!」と思ってくれているはずです!
PAさんの知識と腕前を存分に駆使して、良いライブを目指しましょう!
2.まずは「あいさつ」!
もしあなたがPAさんならば、リハをしにきたバンドが「ガン無視」「態度最悪」だった場合、やる気、うせますよね。
ここはやはり!「よろしくお願いします!」と気持ち良いあいさつから始めましょう!
わたしも5年ライブハウスのPAをしましたが、いいバンドは「良いあいさつが自然と出る」レベルに染みついています!
では、次からはPAさんとやりとりするための「言語」を学びましょう!
3.最低限知っておきたい「中音」と「外音」!
①「中音」と「外音」
⇨まず知ってもらいたいのが「中音」「外音」という言葉です。
・「中音」とは「舞台の上で鳴っている音」
・「外音」とは「客席にむけて鳴っている音」です。
②「中音」の作り方
⇨「中音」はアンプからなっている音+モニタースピーカーの音です。
中音の目標は「気持ちよく演奏ができること」!
これを念頭においてリハーサルをしてみてください。
③「外音」の作り方
⇨「外音は」中音+客席スピーカーの音です。
つまり、PAさんは中音のバランスを見て、外音を作る!ことになるのです。
そりゃあ客席からもギターアンプの音は聴こえていますからね!
わかりやすい事例として、
中音のギターがでかいと、外のスピーカーからはギターの音は出さない、
という選択肢も大いにポピュラーなのです。
4.では率直に「良い音」を作るには?
これはもう、数々のPAさんが様々な努力をして追い求めるモノですね。
ここで一概に「こうすれば必勝法!」というのは言いづらいです。
でも、間違いないのはこう言ったところです。
そのライブハウスの音を一番知っているのはそのハコのPAさんである!
これは間違いありません。
音の響き方や機材のクセなどを知っているのはPAさんが一番です。
なので、良い音を出す近道として必勝法的なのをいうならば、
「PAさんに聞いてみる」ことです。
自分たちなりの中音が決まったら、
「なにか気になるところはありますか?」と聞いてみるといいと思います!
きっといいアドバイスが飛んでくると思いますよ!
5.まとめ 〜バンドマンとPAさんとのつながり〜
もしPAさんが親しい友達だったらなんでも気軽に聴いたり、話したりできますよね?
「この音ぶっちゃけどう?」
「声、聴きにくいなぁ」
「リバーブをもっと細かく設定したい!」など。
リハーサルで見逃しがちなのは、自分の心の声や違和感に気づくことです。
わたしも何年もバンドをしてますが、本番になってから
「リハでもっとこうしておけばよかった」と思うことばかりです。
だからこそ、PAさんとの対話で違和感を埋めましょう!
「しっかり感じたことを言ってみる」「意見を聞いてみる」というような、
PAさんとのコミュニケーションがいいリハーサルをする近道なのです!
ということで、『PAさんとつくる!いいリハーサル』でした。
本番が始まって音を出して、それが最高にいい音だったら、
心の中でPAさんとハイタッチしましょう!
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