【あなたは大丈夫!?】 PAさんから聞いた、リハーサル注意点

ライブ関連
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セッティングの確認や、より良い音でライブパフォーマンスを行う為のリハーサル。

PAさんを始めとするライブハウスのスタッフさん達とのコミュニケーションの場でもあります。

初心者バンドマンへ、リハーサルはこうやってやろう!といったHow to記事はネット等で見かけますが、実際現場で働くPAさんの胸の思いを知る機会はあまりないと思います。

この記事では現役PAさん達から聞いた

演者さん達にこうしてもらえると嬉しい

これはやめてほしい

といった思わずギクリとしてしまうリハーサル注意点を記していこうと思います。

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事前準備と確認!

〜周辺施設確認〜

リハーサル以前の話ですが、初めて行くライブハウスの場合は周辺施設を事前に調べておきましょう。

車で行くならパーキングはどこにあるか、近くにコンビニはあるか、楽器屋はあるかなど…

入り時間になってもバンドが来ない。

「すいません!パーキング探してたら遅れちゃいました!」と遅刻してしまい、リハーサルの時間が短くなってしまう…

こうなる前に地図アプリ等で調べておきましょう。

ライブハウスや主催者に事前に問合せておくのも良いですね。

〜機材確認〜

初めて行くライブハウスの注意点パート2。

どんな機材があるか、調べてから行きましょう。

ほとんどのライブハウスがネットにうちにはこんな機材があるよ〜と載せてあります。

リハ前に「ここ、ギターアンプ何があるんすかね…?」と聞いてくる人が意外と多いそうです。

時間のロスに繋がりますのでライブハウスの機材を借りる前提であれば、事前に調べていきましょう。

〜PAシート〜

バンドメンバーPAシート記入係を作っていませんか?

いつも同じ人が書ければ良いですが、用事等で違う人が書かなければならない時はあると思います。

「俺いつも書かないからよくわかんねーよ…」と適当に書いて提出してしまう、これはやめましょう。

事前にPAさんへの要望をメンバーで話し合い、スマホのメモなどにPAシートのテンプレを入れておけば、どのメンバーでもちゃんと書けるようになります。

※PAシート提出時には「◯番目の◯◯◯◯というバンドです」と一言添えてもらえると助かるそうです!

リハーサルスタート!

〜時間は守りましょう〜

時間厳守。

現役PAさん達の困り事でこれが1番多いそうです。

ライブイベントには大半タイムテーブルがあり、それに沿ってイベントは進みます。

もちろんリハーサルにも時間があり、対バン形式であれば各バンドにリハーサルの”持ち時間”があります。

リハーサルの持ち時間を超え、時間がどんどん押していってしまう…実際の現場で非常に多い困り事だそうです。

基本的な事ですが、時間を見ながらリハーサルを行いましょう。

「もう時間ないですか?ダメですか?」

「もうワンコーラスだけやってもいいすか…?」

気持ちは分かりますが、時間は守りましょう。

〜実際のテンションで〜

これはRock、Punkバンドによく見る光景らしいのですが、

リハーサル中は大人しく弾いているがライブ本番になるとスイッチ入ってピッキングやドラミングがめちゃくちゃ激しくなり音が割れる。

「リハの時と全然ちゃうやん!」と慌てて音量バランスを変える。あるあるだそうです。

迫力のあるライブパフォーマンスを目指すバンドは、リハーサルからライブと同じテンションで弾きましょう。

リハーサルからなんてそんなの恥ずかしい!と思われるかもしれませんが、リハーサルから本気で演奏しているバンド…すごくかっこよくないですか?

〜外音確認〜

これは注意点ではなく小技的なお話です。

外音を確認する時、バンドメンバーが実際にフロアに降りると思います。

この時、ステージに背中を向ける。

ライブハウスではフロアの立つ位置で聴こえる音が当然違います。

さらにバンドメンバーが歌いながら、演奏しながらフロアに降りると、

マイクやギター・ベースのピックアップが外音を少し拾ってしまい、外音の音が少し変わってしまうそうです。

ステージに背中を向けることにより、バランスよく聴こえ、外音を拾ってしまうことも防げます。

「なーんか外音よく分かんねぇ!」

なんて思う時に試してみてはどうでしょうか。

〜遠慮はしない〜

自分達の納得できない音になった時、とにかく遠慮せずPAさんに気になる所を伝えましょう。

「音のバランスどうでしょうか?」

「もうちょっと抜けを良くしたいです!」

など遠慮せず伝えましょう。

初対面のPAさんには何かと遠慮しがちですが、バンドメンバーだけでうーん…と悩まれるよりはドシドシ意見、質問してほしいそうです。

まとめ

以上、現役PAさん達に聞くリハーサルの注意点でした。

PAさん達もプロとして仕事をしています。バンドに納得のいく音でライブをしてほしいと思ってくれています。

バンド目線だけではなく、広い視野を持ってより良いリハーサルができるよう心がけていきたいものですね。

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