「はじめに」
今回の記事は日頃私が大切に思っている事を書こうと思います。
これを培うキッカケになったのが音楽でした。
そしてドラムという楽器だったんですね。
私は元々追求し切らないタイプで、7割出来ればそれ以上を追求せず違うことに手を付けてしまう性格でした。
なので、ある程度何でも出来ますがどれも突出して優れている部分はありませんでした。
どの分野に置いても1位にはなれず居たんです。
でもこれは音楽を始めた時からこうなっていきました。
それまではスポーツをやっていて、中学時代部活では部内最優秀選手として大会でも沢山勝ってきました。
ですが、この頃は1つのスポーツをただ練習していただけなので、音楽という幅広いジャンルとはわけが違ったんです。
ドラムを始めた頃、歌うことが好きだった私はいつかギターもベースも始めて曲を作る人間になる!と目標を掲げます。
そして、ギターもベースも始めるのですが、ここから時間や努力の分散に苦しむ日々が始まります。
この「時間が足りない」と思ってしまう自分に対して何か良い策はないか、そう思った時に「自分でルールを決める事で心に余裕が出来るんじゃないか」と考えつきます。
そうです、前置きが長くなりましたが今回の話はここです!
「自分ルールで自分を縛ればいい」というところになります。
そして「自分ルール」を作って感じたことがあり、これは楽器の練習やバンドの練習にとっても大切なことに気づいたのでこの記事を書いています。
では前置きが長くなってしまったので早速進めていきます。
「自分ルールとは」
これはルーティンとちょっと近いニュアンスになりますね。
皆さん起きたら何をしますか?
「タバコを吸う」、「朝ごはん食べる」、「テレビを付ける」、「お風呂に入る」、「歯を磨く」とかですよね。
これは習慣という物ですよね。
これともニュアンスは近いです。
・曲をバンドで合わせる
= My rule:ミスった場所を10回繰り返す
・スタジオに遅刻してしまった
= My rule:メンバー全員にジュースを奢る
・ライブの日程が決まった
= My rule:自分だけで5名集客出来るよう務める
・曲作りが上手くいかない時期に入ってしまった
= My rule:1ヶ月間何でも良いから毎日1曲作ってみる
このように自分のルールを作りそれを習慣化させるんです。
「自分ルールの利点」
何でもそうですが新しく始めた事と言うのは1年経たないと結果なんて出ません。
2ヶ月やってみたけど駄目でしたー。
と諦める人も多いですが、この2ヶ月が本当に勿体ないです。
なので、やるのであればまず1年は何でも続けてください。
それでですね、自分ルールの良いところと言うのは、習慣化されていくと自分を自分で縛るようになるというところなんです。
縛るっていうか当たり前になります。
そうなると、考えながら「え~何しよう」、「え~何が駄目なんだ?」という、ただただ考えているだけで進まない時間を大きく削減できます。
そして時間にも余裕が出来ますし、時間を有意義に使えます。
また判断力も培われますね。
「何を理由にどちらを選ぶか」なんて事、結構大人になると増えるじゃないですか。
自分のルールを決めておくと決定打はすぐ見つけられます。
「備考」
ここで勘違いしてほしくないのは、必要だと思うことだけにルールを定めるというところですね。
「物事」、「思考」何にでもルールは付けられますが、ガチガチになってしまう人間ほどつまらないものはありません。
ですが、基本的に縛りまくったとして、それに利点を感じていたとしても本能が邪魔して守れないなんて事は当たり前にあります。
なので、自分がそれでも大切にしたい事、自分が変わらないといけない事等に関してだけルールを作ってあげましょう。
「曲作り、ライブでのルール」
楽曲制作に置いても「曲を作る時の自分ルール」が有るだけでだいぶ作業早いですよ。
一回躓くとしばらくその先を作れなかったりするじゃないですか。
そういった時に、15分間はとにかく考える。
でも答えが出ない場合は今日は一切触れず、違う作業をする という決まりを作ると、違うことにも手を回せるので時間を有効的に使えますよね。
またライブ中、例えば弦を切ってしまったとする。
そういった時、
「瞬時に全く違うフレーズで対応し、メンバーに今日アレンジめちゃ良かったよと言われなかったら帰った後寝る前に1時間基礎練習」
みたいに自分を追い込むと言った超ストイックモードはその先のプレイヤー人生を変えるかもしれないですね。
「最後に」
どうでしたでしょうか。
「自分ルール」に魅力を感じませんか。
私的には「本気でプロを目指す」という方向性には欠かせない事ではないかとも思います。
後ですね、最高の利点を一つ言っておきます。
1日を少し長く感じられます。
時間ていうのを漠然とじゃなくしっかり感じられます。
是非参考にしてもらえたら嬉しいです。
という事で今回はここまで!読んでいただき本当にありがとうございました!
コメント