ライブやフェスで見かけるSTAFFはなんていう職業?

集客・活動関連
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こんにちは。

ローディーという仕事をしている谷と申します。

ローディーとは

ライブ、コンサート、レコーディング、TV、MV撮影など様々な現場で、アーティストの楽器を「管理」「調整」「セッティング」して、現場での楽器全て管理するスタッフのことです。

この仕事を始めてから18年、

これまでに様々なアーティストの現場で仕事をさせていただき、様々なスタッフの方と仕事をさせていただきました。

今でこそ、音楽業界の様々な仕事内容を把握していますが、

この仕事を始める前は

どうやってなるの?

どういう仕事があるの?

音楽に詳しくないとダメかな?

など様々なことを思いました。

実際にネットで調べてみてもよくわからないことが多いんです。

ではなぜ調べてもわからない事が多いのか。

それは、

音楽業界という職種はとても幅広いことが原因かもしれません。

音楽業界の職種を何個かあげると、

•レコード会社

•マネージメント事務所

•楽器屋、機材レンタル

•ライブハウススタッフ

•音響

•照明

•イベンター

などがありますが、これは音楽業界で働くほんの一部の職種です。

音楽業界の仕事はこれ以外にも沢山あります。

こんなにあったらネットで検索しても、よくわからない事が出てくるのも当然です。

なので今回はそんな沢山ある音楽業界の中でも、

「ライブ」「コンサート」「フェス」で見かけるSTAFF

に焦点をあてて、実際にどのような仕事を現場でしているのかお話させていただければと思います。

音響 / PA

音楽の裏方をしてると言うと「音響ですか?」と必ず聞かれるくらい、一般の方にも認知されている仕事が「PA」と呼ばれる音響スタッフです。

PAとはPublic Addressの略で言葉自体の意味は大衆伝達ですが、ライブやコンサート現場などではスピーカーから音を調整し出す人達の事を指します。

その総称が「PA」になります。

PAの主な仕事内容は

•お客さんが聴く音の「ボリューム」「音色」「音のバランス」などスピーカーから出る音を調整する。

•アーティストが演奏しやすいようにモニターを調整する。

などがあります。

※モニターとは

演者が「もう少しドラムの音が聞きたい」「ベースの音量を下げたい」など自分が演奏しやすいようにバランスを取るための演者に向けたスピーカーの事。

足元にあるタイプとプロが使うことの多い耳につけるイヤーモニタータイプが今は主流です。

PAは「お客さんが聴く音」「演者のモニターの音」の両方を調整しています。

ライブ会場やフェス会場の客席中央らへんに機材が沢山あるテントやブースがあるんですが、そこにPAがいてお客さんが聴く音の調整をしています。

またフェスやアリーナなど大きい会場のライブではステージ袖にも別のPAがいます。

ステージ袖にいるのは「モニターマン」と呼ばれ、演者のモニターを調整する専用のPAです。

会場で聴こえる音はこのPAと呼ばれる人達が「管理」し、皆が聴きやすい音に「調整」をしています。

照明 / Lighting

PAと同じくらい一般の方に認知されている仕事が「照明」と呼ばれるスタッフです。

有名ではありますが、では具体的に照明の仕事ってどんな事をしているのか。

照明の主な仕事内容は

•ステージ上の照明を管理

•客席の照明も管理する

などがあります。

ライブやコンサートの現場では、スタッフ全員が時間に余裕がない中で本番に向けた準備をしていますが、照明はその中でも1,2を争うくらいライブ本番までにやることが多いスタッフです。

①会場に入り

②すぐに照明機材を吊る作業

③シュート(演者の立ち位置や会場のセットに照明の当たり具合を調整する作業)

④プログラムの打ち込み

⑤リハーサル

⑥開場前までに照明位置などの最終調整

※打ち込みが終わってない場合は開場ギリギリまでやってることが多い

という風に会場に入ってから本番が始まるまでにやることがてんこ盛りです。

※順番が前後したり、同時進行することは日常茶飯事です。

特に④の打ち込み作業にものすごく時間がかかります。

照明は1曲1曲使う照明機材も違いますし、使う色も違います。

同じ機材の中でも動き方を変えたり、動かすタイミングを変えたりします。

「Aメロはこことここの照明でこれくらいの光量」

「サビは派手にしたいからこの照明で色はこれにしよう」

など、その曲のイメージに合わせた照明をつくり、それらを機材に記憶させる作業が打ち込みと呼ばれる作業です

しかも1曲1曲細かくその機材に打ち込んでいきます。

フェスでは照明を持ち込んだりは基本的にはしないので、フェス側で用意してある機材資料を事前にもらい、ある程度打ち込みを終わらしてからフェス会場にきて微調整をしたりします。

大きい会場(アリーナやドーム)でのワンマンとなると機材量も莫大に増えるので寝ないで打ち込み作業をする人もいるくらい大変なお仕事です。

このように実際にメインで照明を作り、操作する人以外に

ピンスポット」と呼ばれる照明を操作する方もいます。

メンバーが動いたときに照明を動かして追いかけて明かりを当てたりします。

楽器 / ローディー

今までの「PA」や「照明」と違い、聞き馴染みの薄い職種かと思います。

ローディーというワードは知らないけれど見たことはある人が多いかと思います。

ライブやコンサートで開演する10分前くらいにステージに出てきて、楽器の音を出してチェックしている人達がいますが、あれがローディーと呼ばれる人達です。

またライブ本番中にギター交換でステージに出たり、機材トラブルがおきたときにステージ出てきたりする人もローディーです。

現場ではローディーのことを「楽器」とも呼ばれたりします。

「ローディー」も「楽器」も同じ意味になりますが、

現場やライブスタッフにしか通じない業界用語みたいなものです。

ローディーは僕の本業でもありますのでまた次回もっと詳しいことを書こうと思いますので是非ごらんください。

まとめ

いかがだったでしょうか。

PA」「照明」「ローディー」は、耳にしたことがあったりコンサートやフェス会場で見かけたりするけど、実際どういう事をしているのか分からなかった人が少しでも興味を持ってくれたり知ってもらえたら嬉しいです。

ただ間違えないでいただきたいのは、書いた仕事内容はほんの一部であって

書いてあること以外にもやることは沢山あります。

紹介した以外にもライブの現場には本当に沢山のスタッフがいます。

沢山スタッフがいる中で今回は

「会場の規模に関係なくいることが多いスタッフ」

「お客さんが見かけることが多いスタッフ」

「メンバーとの関係性が深いスタッフ」

という点でこの3つの音楽スタッフを紹介しました。

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