【ミックスボイスの出し方・練習方法】

ボーカル関連
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数ある歌唱テクニックの中でも、ミックスボイスと呼ばれるものがあるのをご存知でしょうか?

習得すると、高音が出しやすくなり、表現の幅がグッと広がります。

この記事では、ミックスボイスのメリットとミックスボイスの練習方法をご紹介します。

◎ミックスボイスとは?

ミックスボイスとは、地声(表声)と裏声が混ざったような、中間の声を指します。

中間なのでミドルボイスと呼ばれることもあります。

異なる発声方法の声をひとつの声としてつなげて歌唱することもミックスボイスと定義されることもありますが、一般的に中間にあたるミドルボイス自体を指すことが多いです。

ミックスボイスの感覚として、電話で誰かと話をする時の事を思い浮かべましょう。

よそいき声」などと言われるように、少し裏声になりトーンが高いけど、地声に近い感覚です。

・ミックスボイスのメリット

まずはミックスボイスのメリットについて述べていきます。

メリットとして以下が挙げられます。

1.広い音域を歌えるようになる

 「地声だと高い声出せないし、裏声にしたら弱すぎる」


というのは悩みの一つです。

ミックスボイスは地声と裏声の筋肉が同時に働いているので、
地声くらいの音量や強さで高い音域まで上がっていける」発声です。

2.喉への負担が小さくなる

声が枯れたり、喉が潰れてしまう原因は、「声帯に過度に息を当てすぎている」ことです。


例えば、地声で高い声を出そうとしたり、裏声を無理やり大きく出そうとしたりすると息が過度に使用されます。

それに対して、ミックスボイスが出来ている時の喉は、声を高くしたり大きくしたりする準備がちゃんと整った状態なので、無駄の少ない息で歌うことが出来ます。

◎ミックスボイスの具体的な練習方法 

1.音を繋げる練習

地声と裏声とのバランスがとれるようになったら、それぞれの音を繋げられるよう練習していきます。

【練習方法】

1. 好きな母音でサイレンの練習

 まず、サイレンのようにスムーズに音程を上下させるイメージで発声練習します。

(高校甲子園のサイレンのイメージです。)

「ア~」ではなく「ウ~」か「ホ~」で出すのがポイントです。

(「ア~」だと息が漏れてしまうので、強い音が出ません。)

裏声を出しながら、声がどの部分にビリビリと響いているのかを観察してみて下さい。

前歯や唇、おでこなど、顔の前面が響いているのが正解です。

アクションをつけながら音程を調節するのもおすすめです。

2. 他の母音でもサイレンの練習

慣れてきたら、「イ~」や、「エ~」、「ア~」など、他の母音でも練習してみましょう。

 それぞれ口の開き方が違うので、少し工夫が必要です。

どの母音も同じくらい、強く、いい声が出るように練習しましょう。

3. 高音・低音を繋げたサイレンの練習

あのパトカーのサイレンのように声を出してみることが、とてもいい練習になります。

まず、高めの裏声から始めて、徐々に低い音に変化させていきます。

裏声から地声に変わる時、最初はスムーズに繋げることが難しいかもしれません。

でも、段々と喉が慣れるにつれて、スムーズな移行が出来るようになります。

小さな声で行う方が良いです。

なかなか上手く繋げられない時は、唇をブルブルさせながら発声すると上手くいきます。

この方法は、男性ロックシンガーがよく用いる練習法です。

B’z の稲葉さんもこの練習法で、あの高音を鍛えておられました。

おわりに

いかがでしたか?

腹式呼吸や地声を鍛えるなどミックスボイスの出し方には、様々な練習方法があります。

ミックスボイスを獲得するにはある程度の時間がかかります。

平均的には早い方でも半年~1年位はかかると考えたほうがよいと思います。

焦らずに忍耐力を持つことが大切ですので、日々コツコツと練習していきましょう!

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