作詞をするうえで【重要】なこと

作詞・作曲関連
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作曲について勉強する機会は色々ありますが作詞について勉強する事ってほぼ無いと思います。

今回は作詞における基本で重要な事をいくつかお伝えしようと思います。

日本語の抑揚にメロディーを合わせる

日本語は自然に喋ってても歌っているようだと外国人の特にアジア系の人からは聞こえるようです。

自然な日本語では下がる言葉を歌の中では上がっていると違和感があります。

曲の中でそこのメロディーを上げるのが重要でこのタイミングでこの言葉しかない、という時以外は他の言葉にするかメロディーを変更するなど何か対策をしましょう。

ブレスの位置は句読点のどこかで

ブレスのために言葉を切るタイミングも重要です。

変なところで切ってしまうと意味が変わってしまったり伝わりずらかったりします

米米クラブの大ヒット曲「君がいるだけで」は「♪例えば、君がいるだ、けで心が・・・」と変なところで切っていますがこれは語尾に韻を踏む事を重視した結果でしょう。

何か特別な理由が無い限り変な位置で切るのはやめましょう。

サビには印象的な言葉

サビは盛り上がるところなので何か印象的な言葉やAメロやBメロで歌った内容をまとめるような事を歌うと良いでしょう。

ここに何か印象的な言葉を入れるといわゆる「耳に残る曲」となります。

海外進出を目指して英語の歌詞を歌うのは危険

世界で活躍しているバンドに憧れて英語の歌詞にする若いバンドもいますが日本人が英語で歌って外国人に届けるのは非常に難しいです。

自分は別の記事でも触れましたがカナダで4年間活動していました。

そこの経験で言うと日本語で歌っている日本人の方が需要がありました

アメリカやヨーロッパで暮らしているネイティブな人達からすると外国人が自分達の国の言葉と文化を真似て歌っている人達をわざわざ支持する理由がありません。

周りに本物がたくさんいるからです。

それよりも遠い外国の独特な曲の方が面白いと感じる人の方が多いので海外進出を考えているのであれば逆に無理に英語で歌うのは避けた方が無難です。

アニソンやボカロ曲は欧米には無い日本独特のスタイルの曲です。

初音ミクのライブを大きなホールでやって満席になったりしますが日本人が英語で歌って大きなホールいっぱいにしたという例は聞いた事がありません。

英語の場合、日本語と最も異なるのが1音に複数の言葉を入れて歌う点です。

ここの入れ込み方のセンスとか言葉の選び方などは英語に精通した上でなおかつ言葉のセンスがなければなりません。

さらに日本語に無い発音を綺麗に出しつつ歌もしっかり歌うというのは非常に難しい事です。

海外に憧れる気持ちは分かりますが英語は避けた方が無難です。

しかし洋楽っぽい事を日本人向けに日本でやる・・・という理由で英語の歌詞にするのはアリだと思います。

作詞は歌手のキャラと声に合わせる

メジャーの音楽だとイメージ戦略がしっかり出来ているのでここに違和感があるという事はあまり無いと思いますがインディーズで売れない歌手やバンドには違和感がよくあります。

極端な例を挙げますと長渕剛さんの歌をSEKAI NO OWARIのFukaseさんの声とビジュアルで歌うと変ですよね?

ここまで極端だと逆に面白いかもしれませんがこれを逆でやってるという事を理解した上でやってるのかやってないのかは大きな違いです。

正反対はまだアリなのかもしれませんがちょっとだけズレているという状態が一番イタいです。

作詞は自分でする場合と人に提供する場合があります。

その人のイメージに合わせるという意味では提供する場合の方がその人に合った歌詞は作りやすいと思います。

自分でする場合は自分の事を客観視する必要があります。

しかしこれが自然に出来る場合もあります。それが自分の体験したことや気持ちをそのまま歌った場合です。

例えば見た目が冴えない人目線で見たラブソングやネガティブな自分が普段思っている事・・・などですね。

売れないシンガーによくありがちなのが本来の自分では無いのに背伸びしてカッコつけた歌詞を歌っているケースです。

ありのままの自分をさらけ出すと世間は共感してくれることが多いのでそこは恥ずかしがらずにさらけ出しましょう。

自分の客観的な印象は年齢と共に変わる

長い間売れないシンガーをやってたりスタートが遅かったりすると30代や40代で歌を作ったりすることもあると思います。

20代で成功したメジャーのアーティストだとそのまま40代になっても同じようなイメージでやってたりしますがこれを真似るのはよくありません。

例えば30代の大人が「同じクラスのあの子・・・」「大人なんてみんな・・・」などと言った青春ソングを歌っていると見てて痛々しいと思います。

どうしても歌いたいなら「あの頃の俺は・・・」などと大人になって振り返る形でやってみるとアリだと思います。

逆に10代や20代の若いうちに人生や人間についての哲学のような事を歌ってもそれが的を得た素晴らしい内容だったとしてもガキが何言ってるんだと思われ、説得力がありません。

自分の歌の歌詞を作るときは自分が周りからどう見られているのかをよく考える必要があります。

おわりに

聴いてくれる人の心を打つ歌詞はこういう歌詞だと定義するのは難しいですが以上のような事はいずれも良い歌詞において共通する内容だと思います。

中でも重要なのは歌う人の声と人間性に合わせた歌詞にする事です。

近年、歌詞をふざけた内容にしたポップバンドがだんだん増えてきており歌詞にもっと個性をつけようという動きが活発になってきています。

その場合も日本語の抑揚に合わせ、句読点とブレスを合わせるという基本を押さえつつふざけた歌詞にするなら衣装も派手にするなど歌詞とビジュアルが一体となった戦略が必要となってきます。

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