海外進出をするならカナダにするべきな表に出てこない理由

集客・活動関連
この記事は約5分で読めます。

みなさんこんにちは。

自分はAK-POPという名前で日本で活動したあと、カナダに4年間滞在してアルバム2枚リリースして、音楽だけの収入が毎月10万円前後ありました。

AK-POP
AK-POP is name of project for Arky. Arky is Japanese composer.He born and grew up in Hiroshima. After Graduation music college,He worked band,and compose 2014 H...

これは決して自分が特別に音楽の才能があったからというわけではないと思っています。

ではどうやってお金を稼いでいたのか、なぜ海外進出をするならカナダがいいのか・・・その辺りを順を追って説明していきます。

スポンサーリンク

ビザという障害

海外進出において一番の問題はビザをどうするかです。

もちろん海外でそこそこ成功しようと思えば出来るだけ長く滞在しなければなりません。

海外進出といってもアジアやアフリカに音楽目的で行こうとする人はさすがにいないと思います。

やはり行くなら英語圏の国でそれも欧米の国に行くのが真っ当だと思います。

自分が調べたところ、2020年時点で普通のビジタービザで滞在出来るのが

EUが3ヶ月、イギリスが半年、アメリカが3ヶ月、カナダが半年でした。

このように滞在出来る期間に制限があります。

これ以上滞在しようと思えば何か仕事を見つけてワークビザを取得するか、学校に行って就学ビザを取得するかになります。

カナダのビジタービザは延長が可能

ではなぜカナダなのかというとカナダは先ほど出たように普通に入国してスタンプを貰えばそこから半年の滞在許可がもらえます。

しかし、カナダの場合この延長申請が可能なのです

条件は1か月あたり10万円くらい、半年で60万円くらいの銀行の残高証明がある事だとカナダ滞在の留学エージェントの間では噂されていますがはっきりとした理由は公表されていません。

最大で7年間は滞在出来るという噂は聞いた事あります。

実際4年間、ビジタービザで滞在していたという人もいました。

ちなみに注意事項としてここまで長く滞在するともうビジタービザで再入国は出来ません。

実際自分は入国を拒否られましたので長期滞在を決断するなら途中で出国しない事、帰国した時にやり残したことがない状態にする事をおすすめします。

ワーキングホリデービザをビジタービザで挟むという裏技

カナダにはワーキングホリデーという31歳以下なら誰でも申請すれば1回だけ取得出来るというビザがあります。

これをビジタービザで挟むとはどういう事なのか、実際に自分がやった例をお伝えします。

まず普通にカナダに来てスタンプをもらいます。

その半年後、ビジタービザの延長申請をします。

さらにその半年後、一旦、隣のアメリカに行き、ワーキングホリデービザで再入国します。

そしてワーキングホリデーのビザが切れた後ビジタービザでの延長を申請する

・・・という事です。

ビジタービザの申請は却下される可能性もありますが自分がカナダで聞いた話では1回目で却下されたという話は聞いた事ありません。

申請が多くなるほど却下されるリスクはありますが間にワーキングホリデービザを挟むと安全に長期滞在が出来る事でしょう。

自宅スタジオを丸ごと引っ越すことなんて出来るのか??

海外進出を躊躇する理由として多くのミュージシャンが抱えている問題が集めていた機材をどうするかという問題です。

これは正直全部持っていくと100万円近くかかってしまうのでやめた方がいいです。

そのため機材を絞らなければなりません。

しかしこの事を考える前に海外進出の目的をはっきりさせておかなければなりません。

いずれ日本に帰るつもりであれば誰かに預けるという事もアリでしょうし、もう戻って来ないつもりであれば全部メルカリなどで売ってしまいましょう。

中古楽器を販売している店などで売るととんでもなく安い値段を言われるので自分で売却先を探した方がお得です。

ギタリストならギター本体とどうしても必要なエフェクト類だけ持っていき後は売るか預けるかするしか方法はありません。

自分の場合はキーボーディスト兼作曲家なので自宅にはデスクトップパソコンとモニタースピーカーにミキサーもありました。

どうしたかというとパソコンはノートパソコンにして、あとはミキシング用のヘッドホンと小さなオーディオインターフェースとシンセサイザーだけ持ってカナダへと行き、他の必要なものは現地で揃えました。

ちゃんとした音作りをするならデスクトップじゃないと・・・と思いがちですが最近はパソコンの性能も上がり、ソフトも軽いものが増えてきたのでノートパソコンでも充分やっていけます。

あとミキシングをちゃんとしようと思えばモニタースピーカーは無いといけませんが自分は思い切って「人に任せる」という道を選びました。

自分でする場合、モニタースピーカーは現地で買わなければなりません。

収入はどうする

これは「日本で成功する前に海外で活動してみるとどうなったか?」という記事に詳しく書きましたが海外では路上ライブをするとお金をもらえたりします。

自分はこれで月に10万円前後稼げました。

カナダの冬は極寒だから路上ライブなんて出来ないだろうと思いがちだと思いますが、確かにその通りです。

しかしこの中で耐えて路上ライブをやってると頑張っている感が出るのか同情されるのか、理由は分かりませんが夏よりも多くお金をもらえます。

他にはリモートワークによる仕事のスキルを身につけておくと海外にいながら日本での収入を手にすることができます。

ミキシングやトラックメイカーなどの音楽関係の仕事があればベストなのですがそれが無い場合はプログラマーやライター、動画編集などが代表的な例です。

他にもワーキングホリデーのビザがあれば普通に働けるのでワーキングホリデーでがっつり稼いでビジター期間はその貯金でやりくりする・・・ということも出来ます。

ちなみにあまり大きな声では言えませんが店によってはビザ無しの現金払いで働かせてくれる場合があります。

しかしこれは違法労働なので見つかると即日本に帰らされます。

カナダやアメリカだと比較的このような店は多いですがイギリスは無理だったと、イギリスにいてカナダにやってきた自分の知り合いからの情報もありますのでイギリスに貯金無しで飛び込むのは非常に危険です。

おわりに

というわけでカナダは英語圏でアメリカの州の一部のような存在でもあるのでここで何かストリーミングサイトに自分の曲を登録するとなると自動的に世界進出となりますし、びっくりするような世界的スターが身近にいたりします。

しかも他の英語圏と比べると圧倒的に長期滞在がやりやすいです。

これが海外進出を目指すならカナダにした方がいいという理由です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました