興味を持ってもらう事が入り口でありその先の振る舞いで獲得出来る可能性を広げよう
「はじめに」
ライブ活動を続けるにもお客さんがいないといけません。
誰もいない会場でライブをやっても正直意味はないですよね。
そういう意味のないライブが多く存在しているのは確かで、お客さんが全然いないけどライブはしたいという気持ちからノルマを払ってライブをしているわけです。
1回のライブで1人でもファンを獲得出来たら本当に大きいです。
年間30本のライブをしたとして、30人お客さんが出来たらそれは正直素晴らしいですし、バンドで生活出来るようになるまで早いでしょう。
ですが、そんな簡単な話では無く、しかも今の時代凄く動員についてバンドマンから悲鳴を聞きます。
友達を呼んだり、彼氏、彼女を呼んで動員にしたところでお客さんを取り合うといったイベントにはなりません。
6バンド全部が純粋なお客さんを5名以上呼べるとしっかり取り合えるので、イベント自体も少しピリピリして良い効果を生めますよね。
そう言った環境にする為何が必要か。
今回はその点に着目してお話ししていこうと思います。
「ライブハウスに気に入られる」
まず、全くの0からスタートする場合、勿論お客さんなんていません。
今の時代を利用してネット活動をした上で、お客さんを獲得出来てからライブをする、といったやり方も大いにありですが、純粋にライブをしながらお客さんを獲得していきたい場合は、まずライブハウスに気に入られないと良いイベントには誘われません。
これは、最初からお客さんがいた場合、そのお客さんの数により良いイベントに入れてもらえる事もあるので、お客さんが0である事は一歩出遅れております。
では、気に入られるにはどうすれば良いか。
毎月同じライブハウスでライブをし、しっかり条件を飲み、良いライブをする事です。
音楽的にも、人間的にも気に入られると良いイベントに出れるチャンスをもらえます。
まずは、しっかりお客さんのいるイベントに沢山出るという事が大切です。
「お客さんに興味を持ってもらう」
その日1日で出来る限りお客さんに興味を持ってもらう必要があります。
一番早いのは会場内でチラシを配る事ですね。
出番後に配っているバンドも結構いますが、一番効果的なのは会場がオープンしたタイミングからメンバー交換性で入り口に立ち、来場するお客さん皆に声をかけつつ渡す事です。
【ここでお勧めポイント】
その日限りのチラシも作りましょう。
出番の時間帯を記載した本チラシとは別のチラシを用意する事です。
中には声をかけてくれた事を喜んでくれるお客さんもいて、ちょっとお話し出来たりもします。
そう言った方には直接出番の時間を伝える事も出来ますが、ただチラシを渡された方は、一度はチラシを見るでしょうが、その後はカバンにしまってみる事はありません。
なので、本チラシの上に出番を大きな文字で書いたチラシを用意するんです。
これが有るか無いかで結構結果は変わります。
「ライブ後の振る舞い」
ライブ後、メンバーは基本的に物販があれば物販に向かうと思うのですが、その際、無料のステッカーや、無料のCDがあればホールにいるお客さん全員に配りましょう。
ライブ前にチラシを配ったお客さん達が何人か残っているはずですので、ここで二度目の接触をする事が出来ます。
二度接触するという事が大切で、一度だと覚えてもらえなかったりしますが、ライブも見ていてくれた上で二度目の接触があれば記憶には残ると思います。
あとは、バンドの音楽性がお客さんとマッチするか、バンドとして、人間として引っかかる場所を作れるかです。
要は、コミュニケーション能力も大切という事ですね。
「会話」
二度接触する事が大切と話してきました。
その際、相手によっては会話をしてくれる方もいますし、会話出来そうな雰囲気のお客さんもいます。
そこでどういうアプローチを出来るかがコミュニケーション能力の見せ所ですね。
コツコツお客さんを付けていくにはこういった努力も必要で、「ライブは会いに来ている」という感覚だと思うんです。
「見にきている」や「聞きに来ている」では無く、例え会話出来なくても、ステージに立つそのバンドに「会いに来ている」という感覚。
それを理解すれば、お客さんの居ない時期何をしなければいけないかわかると思います。
「まとめ」
お客さんを増やすには、音楽だけの勝負という簡単な話ではありません。
メジャークラスのバンドも音楽だけで評価されたバンドばかりではないと思います。
勿論バンドの仕事は音楽ですが、「音楽性」+「人間性」が高くあればあるほどお客さんは増えていきます。
どちらかが劣っていてもダメです。
また、ここで苦しむのが「容姿」ですが、生まれ持ったものですので、どうあっても仕方ありません。
ですが、私の意見をいうと「人間性」を磨けば磨くほど「容姿」も良く見えています。
なので、「音楽性」+「人間性」の点を忘れないようにしましょう。
という事で今回はここまで!
読んでいただきありがとうございました!
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