自分が答えを持っている?!とにかく売れてる曲から学べ!!
「はじめに」
前編でお話したように「癖」という部分が「Good Music」に近づく大切要素になっていて、またこれをどう消化するのかという部分も大きく関係してきます。
前編はこちら↓↓↓
今回はそれを踏まえ前回の続きを話していこうと思います。
「誰が歌うのかが大事?!曲の理解を追求しよう!」
どれだけ良い曲を作っても誰が歌うかで結果はだいぶ変わってきます。
バンドでは「ボーカル」以外の作る曲が「ボーカル」に合う、合わないという部分がどうしても存在し、また「作曲者」の意図をどれだけ「ボーカル」が汲めるか、「作曲者」が理解させてあげられるかでも結果は全然違ってきます。
極論だけを言うと「ボーカルが曲を作る方がいい」となりますが、世の中にはそういう事ばかりではありません。
曲を作れない「ボーカル」だって売れたりするわけです。
なら何が大切か。
これはまず、「誰が歌うのか」と言う部分をしっかり考えた上で曲を作り始める必要があります。
「ロック」が得意な「ボーカル」であれば「ロック」を軸に置くのが大切でしょう。
ジャンルが何になろうと自分の「癖」を最良の状態で提示出来るようになると素晴らしいです。
「深い音楽というジャンルでどこを目指すのか」
音楽とは追求すれば追求するだけ得られるものは沢山ありますが、そこにゴールが存在していないわけです。
これは、音楽だけでは無くありとあらゆるジャンルに当てはまりますが、この音楽も同じく追求した者だけが得られる財産がしっかりと存在しております。
では、この記事を及んでいる「あなた」が「音楽」を通してどこを目指すのか。
それは決まっていますか?
もし決まっていないのであれば是非考えてみてください。
きっと、「音楽が好き」という理由だけでとにかく追求出来る方も沢山いますが、「学ぶのとか苦手」という方も沢山いると思います。
「音楽で売れたい」という目標を軸にバンドをやっている人達が「天才」ばかりではないです。
じゃあ「曲への理解」、「自分の作る曲の客観視」、「沢山音楽を聴く事」というのは大切だと思いませんか。
勿論、音楽は元々楽しむ物ですので色んなやり方があって良いと思います。
何も否定はしませんが、「売れたい」と思うバンドは是非一度考えてみてください。
「売れてる曲から学べ」
さあ、これが最後の項目になる訳ですが最も大切な部分ですね。
誰もが「好きなバンド」、「好きなアイドル」、「好きなシンガーソングライター」いると思います。
では、「売れてる曲から学べ」というのは何か。
「売れてるアーティスト」では無く「売れてる曲」から学んでいこうという事です。
これは何故か。
勿論「売れてるアーティスト」は「活動の仕方」、「曲のアレンジ」、「ライブのステージング」等学べる事が沢山あるのですが、基本的に「全曲売れてる」訳では無いですよね(レジェンドと言われるアーティストは一旦別で考えてください。あの人達は天才の遥上を行く存在です)。
あと、「そのアーティストだから良い」という部分を沢山所持しています。
なので、偏って学んでいくとどうしても「真似事」になってしまう恐れがあるわけです。
「売れてる曲」から学んでいくと偏りでは無く、良いところを伐採出来るようになります。
また、それをいくつも組み合わせれば「唯一無二」ですよね。
それに「売れてる曲」には共通点がしっかり存在しているのと、時代によって世の中がどんな音楽を求めているかが解ってきます。
「売れてる曲」をリサーチし続けるというのは時代にも付いていかないといけないという事です。
そう考えると「Good Music」というのは時代も大きく関わってくるのかもしれませんね。
でも「良い物」は「良い」に変わりない事を忘れないでください。
「まとめ」
自分がやりたい音楽、好きな音楽以外を聴かない行為は「良い音楽を作らない」姿勢だと僕は思います。
先人達が作ってきた「売れる定義」という大きな財産をスルーし、勝手に何も知らず音楽を作り続け「何で売れないんだよ!クソか、音楽業界!」、「エンタメ終わってる」とか吐いているバンドも多いのではないですか?
正直に言うと誰かのせいに出来る程学んでない方々沢山いますよね。
「バンド」、「アイドル」、「シンガーソングライター」は皆事務所やレーベル、メディアからすると「商売」なんですよ。
「良い曲書けない」、「ライブも良くない」、「お客さんも少ない」、「カリスマ性も無い」と言う状態の「バンド」を拾うと思いますか?
恐らく基本的には無いですね。
特殊な事情があれば違いますが。
今回は「良い音楽への意識」と言う事で「Good Music」についてお話してきましたが、「考える事」、「どうなりたいか」など自分との対話が「Good Music」に近づける一番の近道だと思います。
その姿勢は人としても成長すると言う最高の「メリット」付きです。
なんなら「良い曲」を書く人は「良い人」が多いのでは?
全ての答えは自分自身が持っているはずです。
この記事を読んで何か感じ取ってもらえたら嬉しいです。
2部作になりましたが読んでいただき本当にありがとうございました。
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