自分の曲を客観的に聴く方法

作詞・作曲関連
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みなさんこんにちは。

自分は今までかれこれ200曲くらい作ってきましたが曲を完成させた段階でこれは良いのか悪いのよく分からない状態になったり作った瞬間は名曲だと思ったが後で聞いてみるとイマイチだという事は作曲家あるあるですよね。

自分はなるべく客観的に自分の曲を聴けるようにあの手この手を試してみて今ではだいぶ客観的に聴けるようになったのかと思います。

今回はそのやり方をいくつかご紹介しましょう。

客観的な視点で聴く前に

客観的な視点で聴く前に重要なのはセンスを磨いておく事です。

良いか悪いかを判断する基準がおかしいと客観的に聴けても全然意味がありません。

目指す方向性の曲を普段からしっかりと聴いて感動する事が自分自身の実となり骨となります。

「こういう感じが流行っているのか」といまいち感動はしないが流行っているという事実だけを受け入れるという事は職業上あると思います。

その場合、そのジャンルでは勝負出来ないので違うジャンルを選びましょう。

やはり自分自身で聴いて感動したジャンルでないと本当にいい曲は作れないと思います。

もし自分の大好きな曲やジャンルが周囲に全く理解されないようなら元々のセンスがズレているという事なのでクリエイターとしては危険です。

その場合はすぐにみんなが好きな曲を聴いてその曲の良さを理解出来るように頑張る他ありません。

普段音楽を聴いてる環境で聴いてみる

自分は普段、家で聴くときはアルバム単位で聴いたりしますが、外で聴く時はランダムに再生して聴いています。

その中にひっそりと自分の曲を入れて置くと創作モードではなく普段の感じで聴けます。ここで色々と気付く事もありました。

普段は車で聴いてる人などはカーステレオで聴いてみるのも一つのやり方ですね。

創作モードになって集中していない時間だからこそ気づかされる自分の曲の問題点なんかが見えてくると思います。

曲のアイデアをまとめてから制作にとりかかる

自分の場合はクラシック中心だったので習慣として一旦五線紙に書いてから打ち込んでいるのですが大体の人は五線紙などには書かず直接打ち込んでいると思います。

もちろんこのやり方は否定しないですが客観的に聴くという事であればまず最終的な仕上がり具合を頭でイメージしてあとは、それを具現化していくというやり方をおすすめします。

もちろんとりあえずビートを作ってから何か上にのっけていくという作り方で生まれた名曲もたくさんある事も承知しています。

しかしこのやり方だと終わりが全く見えて来ず、何度も何度も聴いているので今やってる事が良いのか悪いのかよく分からない状態になってきて完成が見えてこなくなります。

これはいわゆる「ゲシュタルト崩壊」という現象で、脳が混乱してよく分からなくなるという状態になるというのは科学的に明らかになっています。

ゲシュタルト崩壊(ゲシュタルトほうかい、: Gestaltzerfall)とは、知覚における現象のひとつ。 全体性を持ったまとまりのある構造(Gestalt, 形態)から全体性が失われてしまい、個々の構成部分にバラバラに切り離して認識し直されてしまう現象をいう。幾何学図形、文字、顔など、視覚的なものがよく知られているが、聴覚や皮膚感覚、味覚、嗅覚においても生じうる。

Wikipediaより

このやり方でうまく言ってる人はそれでも良いですがやっていて行き詰まっている人は五線紙にアイデアをまとめてから打ち込むというやり方をやってみてはいかがでしょうか。

完成させるまで通して聴かない

もちろん何かを打ち込む時はその前後を聴かなければなりませんが最初にまとめたアイデアを基に色々なタイミングで色々な事を打ち込んでみます。

そして各パートのバランスを調整したあと聴いてみます。

ここで初めて聴くわけです。

この時の心理状態は最初に曲を聴いたリスナーと同じ心境です。

この時どう思ったか?

これが客観的な視点で見た自分の曲の印象です。

自分達のための曲なら寝かすのもアリ

特に締め切りに追われている訳でもなく自分のバンド名義のアルバムのための曲であれば一旦寝かしておいて後で聴いてみると客観的に聴く事が出来る場合があります。

その時の気分により「これ意外と名曲だな」と感じる事もあったりします。

センスのいい人にアドバイザーになってもらう

これが一番確実なのかもしれません。

特に作曲をやり始めて間もない人はまずはそこそこキャリアがある人に聴いてもらうという事をしなければなりません。

クラシックの作曲家の間では「作曲は独学で取得するのは無理」とまで言われています。

例えば作曲家の基礎である和声学では理論上正しくても音楽的にダメだったりする事があり、その「音楽的」というのが独学で理解するのは難しいからなのです。

また、楽譜を作ってから打ち込んだ方が良いと書きましたが、「いや、自分は曲を聴きながら作りたい」という人は家族でも友達でもいいのでセンスのいい人にアドバイザーになってもらうといいかもしれません。

良いと思っているものが人とズレている人は誰かアドバイザーをつけるというのは必須事項でしょう。

専門家でないと具体的なアドバイスは無いと思いますがいい曲か変な曲かのジャッジはしてくれると思います。

例え変な曲だとボロクソ言われようともそこは貴重な客観的な意見なので謙虚に受け止めましょう。

おわりに

とにかく最初のうちは自分で作った曲という事で過大評価をしてしまいがちです。

これは自分で作った料理が美味しく無いのに美味しいと感じてしまう現象と同じ事です。

やはり売れる気があるのであればこのように曲の客観視というのが非常に重要になってきます。

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