これから作曲をしようと思っている人がするべき5つの事

作詞・作曲関連
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この記事では作曲初心者がするべき事を、分かりやすく解説していきます。

バンドで作曲を任されたけど、何から手を付けたらいいか分からない方や、スマホのアプリで手軽に作曲をしてみたい、という方のために簡単な作曲方法を紹介していきます。

大丈夫。

偉大な作曲家も最初から名曲を生み出せたわけではありません。

この記事で基本的な作曲方法を学び、練習していけばあなたもいつの日か至高の一曲を生み出せることでしょう。

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色んな曲を聴こう

作曲の方法を聞きに来たのに、色んな曲を聴けってどういうこと!?と思ったあなた。

まずはこの言葉を贈ります。

 「人間は聴いたことのある曲しか作れない。」

この言葉はプロの作曲家やアーティスト達の間で語られている言葉です。

簡潔に説明すると、

人間は今までに聴いた曲を分析し、分解・再構築して新たな曲を生み出しているということです。

つまり、曲を植物とするなら

それを育てるための土壌が「色んな音楽を聞く」という事なのです。

普段聞かない音楽を聴いたり、普段聴いている曲を分析しながら聴くことで、作曲に必要な音楽的センスが育っていくのです。

「優れたアーティストは優れた消費者でもある」

という言葉もあります。

もしあなたが名曲を作りたいなら、好き嫌いせず色んな方向にアンテナを伸ばし、

センスを常に磨いていくことが大事なのです。

サビから作ろう

作曲を始めようとした時、どこから手をつければいいのか。

作曲初心者におすすめしたいのが、「サビから作る」ということです。

日本人は特にサビを重要視する国民性で、日本で音楽をやっていこうとするなら、キャッチーでメロディアスなサビを作る事は一番重要なことだと言えるでしょう。

つまり、一番聞かせたい部分から作る、ということです。

慣れてきたら自分なりの方法を見つけて欲しいのですが、作曲初心者ならサビから作るのをおすすめします!

鼻歌から作ってみよう

お待たせしました!いよいよ作曲の方法について本格的に説明していきます。

作曲には色んな方法がありますが、その中で一番手軽なものが鼻歌作曲です。

一番簡単だからといって侮るなかれ!

実はプロの中でも鼻歌で作曲している、という方は多いんです。

楽器が必要ないのでどこでも出来る手軽さから、忙しいプロの間でも重宝されているのでしょう。

鼻歌作曲のいいところは、

・メロディの自由度が高い

・実際に歌うので、自分のキーに合った曲が出来る

といったところでしょうか。

順番に解説していきます。

メロディの自由度が高い

鼻歌で作曲する場合、鍵盤などの楽器を使わないので、コード進行に縛られない自由なメロディを作ることが出来ます。

思いついたらスマホのボイスメモに記録しておきましょう。

実際に歌うので、自分のキーに合った曲が出来る

後述する、楽器を使った作曲方法では、自分の出せない音域でメロディを作ってしまうことがよくあります。せっかくいい感じのメロディが出来たのに、歌えないのなら意味がありませんよね。

鼻歌で作曲すれば、自分の音域でメロディを作れるので初心者の方におすすめです。

なんとなく気持ちのいいメロディを探してみましょう!

楽器で作曲してみよう

鼻歌での作曲に慣れてきたら、楽器での作曲に挑戦してみましょう。
ギターやキーボードを持っていなくても大丈夫!

今はスマホにも作曲ソフトが増えてきており、スマホひとつで音楽を作れる時代になりました。

iOSではGarage Bandというアプリが最初から入っています。

楽器を持っていない方はアプリで作曲してみてはいかがでしょうか。

要領は鼻歌作曲と一緒です。自分が気持ちいいと感じるように音符を並べてみましょう。

楽器で作曲する方が、正しい音程で作曲出来るので、後でコードを付ける際に便利です。

メロディを作ったら、バンドで演奏するためにコードを付け、編曲しなければなりません。

鼻歌作曲では音程が分かりづらいことがあるので、楽器で作った方が後々楽です。

※編曲とは

メロディ以外の全体的なアレンジを作ること。

ギターやベース、ドラムなどが演奏する所を作ること。

注意点としては、鼻歌作曲の項で述べたとおり、自分で歌えない音程のメロディになってしまうことがある、ということです。

定期的に自分で歌ってみて、おかしい所は無いかチェックするようにしましょう。

コード進行から作ってみよう

これ、もしかしたら一番簡単な方法かもしれません。

私も自分で作曲する際、この方法を使っています。

やり方は簡単です。鍵盤でやるのがおすすめです。

  1. 自分の好きな曲のコード進行を調べる。
  2. 左手でコードを弾きながら右手でメロディを作る。

これだけ。

ギターでも出来ます。

コードを弾きながら歌うか、コード進行を録音してGarage Band等でループ再生しながらメロディを作ればOKです。

楽器が弾けない人は、Garage Band等でコード進行をアプリに打ち込み、再生しながらピアノでメロディを作りましょう。

コード進行を元に作る方法のメリットとしては、

・後でメロディにコードを付ける必要が無い

・自分の好きな雰囲気の曲が作れる

の2点が挙げられます。

順番に解説していきます。

後でメロディにコードを付ける必要が無い

鼻歌作曲など、メロディから先に作る場合は、後からコードを付ける必要があります。

メロディにコードを付けるのは、初心者や音楽理論を学んで無い方には少し難しいので、コード進行を先に作っておいた方が後々楽になります。

ですので作曲初心者にとてもおすすめです。

自分の好きな雰囲気の曲が作れる

自分が作りたい曲のイメージに合った曲のコード進行を使うことで、作曲がとても楽になります。

コード進行の勉強にもなるので一石二鳥です。

既存の曲からコード進行を拝借したときに、注意しておくべきことがあります。

元の曲にメロディが似てしまうことです

コード進行が一緒の上、メロディまで似ていたら、それはただのパクリです。

似てしまったら、まずメロディを分析し、どの音符の並びが元の曲と一致しているのか把握しましょう。

その部分だけ変えれば全然違う曲になる、なんてこともよくあります。

終わりに

いかがだったでしょうか。作曲というと難しいイメージがありますが、

基本的なルールは簡単なものばかりです。

プロの方も、今回紹介した方法で作曲している方がほとんどです。

基本を押さえて根気よく続けていけば、あなたもいつか偉大な作曲家になれますよ!

それでは素敵な作曲ライフを!

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