バンドマンの皆さん、お疲れ様です!
今回は「バンド経営」という着眼点で記事を書いていこうとおもいます!
「バンド活動」ではなく「バンド経営」。
つまりは「バンドをどう動かしていくのかの作戦会議」という具合に考えてください!
今のあなたとこの記事を読んだ後のあなたでは、きっと意識が違ってくるはずです。
初心者の皆さんが、これから大きな舞台に羽ばたいて行く参考になれば幸いです。
1.まずはじめに
まずはじめに知っておいて欲しいことをお伝えします。
「ミュージシャンが音楽だけする時代」はもう終わりです!
「音楽をするために、音楽以外のこともする。」
こういう考えにシフトしてください!
ごくまれに音楽を奏でるだけで人々が集まってくる人もいます。
あなたがもしそういうミュージシャンなら良いですが、なかなかそうは行きません。
むしろ逆に
バンドを始めた時からバンド経営にも目が向いて良いる、という状態は
「ヨーイドンの時点でちょっとみんなより前に出てる」くらい有利な状態です!
つまり、「ライバルに差をつけられる!」
この記事ほどこの言葉が似合うものはありません。
2.一緒に考えたい3つのこと!
では早速本題です!一緒にバンド経営について考えてゆきましょう!
これから「3つの質問」をしますので、あなたのバンドなりの答えを出してください。
質問1「あなたのバンドの武器はなんですか?」
いきなりRPGのような質問なのですが、楽しくて良いですね!
RPGで言えば、剣なのか、魔法か、はたまたランサーか、と言ったところですが、
バンドでいえば例えばこういうものがあげられます。
「80年代パンクのリバイバル!」
「女性ボーカルのポップソング!」
「とにかくやさしい音楽を!」
「日本語シティポップ!」 などなど…
もっと派手で個性的なものでも良いんですよ。
「和装で歌うロックバンド」
「アニメの中から飛び出した!」
「ライブはせず、web上だけでの活動」
「メンバーに犬がいる」
「野菜についての曲しかない」
など、あなたの武器=強みを教えてください!
今はまだ思いつかない、という方は「未来の目標」「夢」でもOKです!
これを知ることにより「何を売り出すか」が決まってくるのです!
質問2「その武器をどう磨こうか?」
一行は鍛冶屋に来ました。もうRPG路線で行きますね。笑
やはり最初は武器も弱々しいはずで、やはり磨いて強くしなければなりません!
質問1で「売りに出すもの」が決まりましたから、次は「方法」です。
例えば「80年代日本語シティポップのリバイバル」バンドでしたら、
「80年代をイメージしたジャケット・グッズの作成」
「シティポップ・ファッションを取り入れた衣装」
「山下達郎さんなど当時の曲のカバーをInstagramに毎週アップする」
「同じ路線のバンドとの対バンを組んでもらう」
などなど、アイディアを出して箇条書きで紙に書いてみてください。
考える軸としましては
「ライブの魅せ方」「バンドの目玉商品」「グッズ」「共通認識」などですね。
これ以外のことでもおもいつくことがあればどんどん出しましょう!
ここでポイントにして欲しいことは、とにかく夢いっぱいに考えること!
無理かどうかは後から考えましょう!
質問3「具体的にどうする?」
質問1で「武器」
質問2で「磨き方」が決まりましたので、
質問3は「動かし方」です。
先ほど書いた夢いっぱいの箇条書きから、
「これは実現できそうだ」「これをバンドの軸にしよう!」
などなど、使えそうなアイディアを導き出してみてください。
最初は間違ってもOKです、動き出して違和感があったら方向転換すれば良いのです!
ここでは
質問2であげたシティポップバンドの箇条書きから「動かし方」をみていきましょう!
「80年代をイメージしたジャケット・グッズの作成」
⇨参考にしたいジャケットやグッズをピックアップし、デザイナーに発注してみる
「シティポップ・ファッションを取り入れた衣装」
⇨雑誌や映像などをみて学び、みんなで古着屋に行く(楽しみ)
「山下達郎さんなど当時の曲のカバーをInstagramに毎週アップする」
⇨スタジオ練の時にでも、曲を決めて練習してみる。
バンドで毎週はツラいので「ボーカルが弾き語りで」やってみる。
「同じ路線のバンドとの対バンを組んでもらう」
⇨よく出演するライブハウスのブッカーさんに相談してみる。
と、いうふうになんと!TODOリストが一気に増えました!
ということは「バンドの動き方が決まってきた」ということになります!めでたい!
3.まとめ
ここまで一緒に考えてきて、どうでしょう?
霧のようにモヤモヤしたバンド活動が具体的になってきた気がしませんか?
つまりこれが「バンド経営」の初めの第一歩です。
ここから初めて、次のステップは、
「お客さんのニーズ」「お金のやりくり」「反省を踏まえて…」だったりします。
まずはとにかく動くこと!
トンネルの入口からは向こう側の景色など見えるはずもありません。
この記事をきっかけにあなたの初めの第一歩、でっかく踏み出してみてください!
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