ナインスコードについて

作詞・作曲関連
この記事は約4分で読めます。

理解して沢山使っていこう!!

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「はじめに」

今回は「ナインスコード」について記事を書いていこうと思います。

以前書いた「メジャーコードとマイナーコードについて」、「セブンスコードについて」についてを読んだ後に読むことをお勧めしますが、これもそんなに難しい事では無いです。

知らない文字やワードで混乱するだけで原理としては簡単ですので、出来るだけ難しくならないように解説していきますが、「メジャーコードとマイナーコードについて」、「セブンスコードについて」で書いてきた事を理解していると言う解釈の上で話を進めていきますので、ちんぷんかんぷんになってしまった場合は、一旦遡って記事を読んでみましょう。

では話を進めていきたいと思います。

「ナインスコードの種類」

まずは種類についてですが、ここで難しいのがこれまでにない新しい解釈があるところです。

例えば、「CM9」と言うコードと「Cadd9」と言うコードがあるのですが、以前説明してきた「セブンスコード」の理論で言うと、「ベースになるルート音から9番目の音を足す」と言う感じになるのですが、その解釈の場合、

え?この2つのコード一緒じゃない?

とか、

え、何?コード表で調べて弾くと音色全然違うけど、何が違うの?!

と言う感じになってしまいます。

うん、私自身最初はそうなりましたね。笑

M9」と言う表記の場合「セブンスを含むナインスコード」と言う意味で、「add9」の場合は単純に9度に当たる音を加えた音と言う解釈になります。

※9度とは、ベースになるルート音から9番目の音

これは表記だけだとわからないですよね。

ですが、「CM79」と表記してくれる人もいますし、「CM7(9)」と表記してくれる人もいます。

どれも正解なのかな~って感じですが、これは恐らく正しい表記(CM9)をした時にわからない人が多くて生まれた表記ではないかなと私は思っています。

と言う事で、改めて種類を言いますと

・メジャーナインス(M9)

・マイナーナインス(m9)

・アドナインス(add9)

・マイナーアドナインス(madd9)

・ナインス(9)

となります。

これ以外の表記の場合、他の要素が入ってきている状態にあると思います。

例えば、「CM9sus4」や、「CM9-5」とかですね。

ナインスコードに対して4度の音が入っていますよ、と言う状態だったり、減三和音に対してナインスコード乗っています、といった状態ですね。

またこう言う色んな要素が入ってくる場合は、オンコードに変換する事も可能です。

変換」と言う考えはちょっとアレですが、「応用」または「出来るだけ分かり易い表記」と言うイメージですね。

先程出た「CM9-5」に関して言うと、

まず構成音は「ド・ミ・ソ♭・シ・レ」となります。

」をルート音にした時、残りの「ミ・ソ♭・シ・レ」が作り出す音が「Em9」なので「Em9/C」と言う表記をする事も出来ます。

以前オンコードについてもお話ししているので、是非読んでみてください。

「その他応用」

これまで話してきたコードの構成の仕方を理解すれば色んな応用が出来るようになってきます。

例えばですが、ギターで弾くのは難しいかもしれませんが「CmM7(9)」と言うコードだってあり得ない話ではないですよね。

構成音は「ド・ミ♭・ソ・シ・レ」になるわけです。

これもオンコードにした場合「D#M7-5/C」という表記に出来たりしますが・・・これは置いといて。

理解が出来ればどのキーで曲を作っていても、どこの音を使えば「セブンス」になり、「ナインス」になるかすぐにわかるわけです。

自然と体で覚えていく部分もありますが、その理解の先に「応用」が効くようになります。

少し不安定な音欲しいな~」と思ったら「セブンスにディミニッシュ噛ませてみっか!」という感じで感覚が研ぎ澄まされますね。

「まとめ」

こういったコードの作られ方などを理解しているか、していないかでだいぶ曲の振り幅は変わってきますので、感覚を大切にしている方こそ理解を広げると良いのでは。

と私は思います。

という事で今回はここまで!読んでいただき本当にありがとうございました!

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