バンドマンのみなさん、お疲れ様です!
今回はボーカルの皆さんへ「歌い方のクセ」を「武器」にするというご提案です!
歌い方のクセ=他の誰にもない唯一無二の武器!
ぜひそれを磨いてモノにしましょう!
1.歌い方のクセとは?
歌い方のクセ、と言われても何のことかわからない方も多いはず。
ではクセの強すぎるミュージシャンたちの歌い方を見ておきましょう!
①忌野清志郎
セブンイレブンのCMなどでよく耳にする忌野清志郎さん、キングオブ・クセですね。
高めの細い歌声にしゃがれた声。モノマネなどもしやすい、まさにクセの強い歌声です。
②椎名林檎
こちらも有名な椎名林檎さん。
ドスの効いた歌い方からか細い声まで様々な歌声を使い分けます。
③藤原基央
ロックバンド、BUMP OF CHICKENの藤原基央さん。
喉からだすような甲高い声が最高にかっこいいです。
これもまた彼にしかない唯一無二のクセですね。
…という風にこれらのミュージシャンはきっと、普通に歌っていたら自然とこうなった訳ではないと思うのです。
つまり「自分のクセを見つけて武器にした」ということなのです!
次からはそんなクセの探し方を伝授します!
2.自分のクセの見つけ方①
これはあなたに伝授する必殺技です!
「クセ」というのは「気持ちいいポイント」だと思ってください。
例えばカラオケで歌っていて「気持ちいい〜!」となるところがあったりしませんか?
もしくはギター弾き語り・バンドで歌っているうちに気持ちのいいゾーンに入ってきて、
自然とクセのある歌い方になってしまっている…!
こう言ったクセとの出会いが自然でベストな出会い方だと思います。
ギターを弾ける方は好きなアーティストの曲をカバーして、
弾けない人はカラオケなどに言って
「気持ちよくなるまで歌う」という作業をしてみてください!
その時に出会ったクセを自分なりに研究してみると良いと思います。
3.自分のクセの見つけ方②
上記の見つけ方がむずかしかったり、あと少し!の人に知識としてのヒントです。
①人間は同じ高さで様々な声色が出せる。
例えば同じ「ド」の音でも喉を閉めたり開いたりすれば様々な声が出せます。
桑田佳祐さんのモノマネのド、KingGnuのモノマネのド…など、
「あれ、自分ってこんなにたくさんの歌い方ができるんだ」
ということを頭で理解しておくと、のちのヒントになるのです。
思い切って大クセの極端な歌い方をしてみる、という実験もいいと思います!
②常にクセ全開でなくてもいい。
例に挙げた椎名林檎さんなどは「常にクセ」タイプのボーカルだと思います。
しかし、「高音でクセ」「ロングトーンでクセ」など、
「気持ちいいポイントでクセ」タイプを目指してみても良いですね。
KingGnuの「白日」の冒頭もクセであり「気持ちいいポイントでクセ」の代表的な例ですね!
③演歌やオペラ、ファンクなどはクセの宝庫
ジャンルによっては演歌のコブシ、オペラのビブラート、
ファンクの合いの手などは大クセですよね。
ポップソングを歌う氷川きよしさんもどこか演歌出身ならではのクセがありますよね。
4.自分のクセの見つけ方③
これは大切なことなのですが
「自分にしかわからないクセ」も大いにアリなのです!
要は「THEクセでなくとも、自分なりの気持ちの良いクセのポイントを知る」ことが大切なのです。
一見クセの少ないボーカルの人でも、
絶対に気持ちいいポイントがありそれがクセ=武器になっているのです。
「常にクセ」「気持ちいポイントでクセ」「わからないけどクセ」…
自分なりのクセでOKなのです!
もし、そのクセがみんなに好かれるクセならば最強ですよね!
ということで、あなたなりのクセは見つかりそうでしょうか?
もしかしたら、もう持っているかもしれませんよ?
その場合は「これが俺の武器なんだ」と再確認してみてください!
5.まとめ
『歌い方のクセを武器にしよう!』ということで話を進めていきました。
①自分のクセを探し
②自分のクセを理解し
③自分の歌い方に取り入れ、武器にする
という流れですね。
歌う声を地声から思いっきり変えてもOKです!
ボーカリストにとっては「地声だけでは普通は無理」という意見もあります。
ぜひ自分なりの「クセ」で「気持ちよくなって」歌う。
というのをみつけてみてください。
きっとあなたの武器になるはずです!
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