この記事では、私のおすすめの練習方法『以前コピーした曲を改めてコピーし直す練習』についてご紹介します。
最近、ギター超初心者の頃にコピーしていた曲を改めてコピーしてみたところ、期待以上の効果や思わぬ発見があったので、シェアしたいと思います。
特に、脱初心者~中級者以上の方に適した練習かなと思います。
ぜひ読んでみてください!
モチベーションアップ&維持
ギターの練習をある程度の期間続けていると、上手になっているのかがわかりにくい時期がありますよね。
ギターは、日々の積み重ねで少しずつ上達するタイプの楽器で、短時間の練習で劇的に上達することがあまりないので、モチベーションが下がってきたり、苦しくなってしまったりすることもあるのではないでしょうか?
そんな時こそ、以前コピーした曲を改めてコピーし直してみるのがおすすめです!
練習を積み重ねてきた分、以前コピーした時よりも上手に弾けるようになっていると思います。
以前はどうしてもわからなかった部分がすんなりわかるようになっていたり、曲やフレーズの難易度が以前より低く感じたりするなど、比較対象があるので上達を実感しやすいというメリットがあります。
録画や録音をしておくと、より上達を実感しやすいと思います。
本格的にレコーディングをするのも、もちろんいいと思いますが、スマホなどで簡易的に記録しておく方法だと気軽に続けられるのでおすすめです。
今までの練習が効果的なものかどうかがわかる
「以前コピーした時から、たくさん練習を積み重ねてきたはずなのに、以前と演奏のクオリティーがあまり変わらない、上達を実感できない…。」
このような場合は、有効な練習ができていない可能性があります。
練習方法や、練習内容、重点を置くポイントやフォームなどを見直してみるのがおすすめです。
このように、「有効な練習ができているかどうか?」を確認できることも、以前コピーした曲を改めてコピーし直すことの大きなメリットだと感じます。
曲への理解が深まる!さらに、ほかの曲にも応用できる
特にギターを弾き始めた頃は、コードについて理解していなかったり、あまり意識していなかったりする場合が多いと思います。
曲をコピーする際も、コードは無視してタブ譜をなぞるだけという場合が多いのではないでしょうか?
そこで、改めてその曲をコピーする際には、意識する部分を変えてみる、一工夫してみることを提案します。
例えば、以前はタブ譜をなぞってコピーしていた場合、今度はコード譜を参考にしたり、耳コピをしたりするのがおすすめです。
以前コピーした際に聴きこんでいる分、初めて弾く曲よりもやりやすいというメリットがあると感じます。
このようにすることで、それぞれのコードの響きやコード進行、それに合うスケールやフレーズなどがだんだん分かってきて、曲への理解が深まります。
また、コードについていろいろ分かるようになると、ベースやキーボードなどの他のパートへの理解も深まっていきます。
さらに、コード進行やスケール、合うフレーズなどにはある程度ルールや型が存在するため、ほかの曲やオリジナル曲の制作などにも応用できたりします。
また、ソロなど、曲の一部分を切り取って改めてコピーし直すのも、手軽でおすすめの練習方法です。
以前はオリジナルのソロをそっくりそのままコピーしていたという場合は、先述のようにコードやスケールとの相関を意識しつつ、オリジナルのソロをアレンジするのも、とてもいい練習になると思います。
話が少し脱線しますが、ギターソロのアレンジができるようになると、例えばライブで、オリジナルのソロとは一味違う個性を発揮したソロで魅せることもできます!
私は時々、アマチュアコピーバンドのライブを観る機会があるのですが、知っている曲のギターソロがアレンジされていると、「そう来たか!!」と印象に残ります。
原曲そのままで弾くギタリストも多い中、音楽好きなニッチなお客さんの印象に残るいいアピール方法だと個人的には思っています。
よろしければ、ぜひ試してみてください!
まとめ
今回は、以前コピーした曲を改めてコピーし直す練習についてご紹介しました。
やり込めば、曲への理解が深まり、さらに発展させることができる練習方法ですが、とりあえずモチベーションアップと今までの練習の確認の二つに目的を絞っても、充分効果を発揮する練習になると感じます。
とてもおすすめの練習なので、ぜひやってみてください!
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