ライブ前のリハーサルや本番中にはトラブルが付き物なのです。
普段の練習では起こらなかったことが、リハーサルや本番中に起きてしまうことはなぜかよくあります。
もちろん、日頃から機材の手入れなどを徹底しているとは思いますが、よくあるのがなぜか張り替えたばかりの弦が運悪く切れてしまったりするようなことです。
つまりこれらは、防ぎようのない、運がものを言う次元のトラブルです。
だからこそ、経験を積んで色々なトラブルに直面し、対応していかなければなりませんし、この経験はあなたの財産です。
しかし、防ぎようのないことにも決まって多発するトラブルがあり、それに対応する策を講じることは可能です。
今まで経験したトラブルの事例と共にその対策について、紹介していこうと思います。
①本番前にもう一回楽曲のチェックをしたくなった、イヤホン欲しい!
特に新曲披露の前にはありがちなことで、緊張などで念のためもう一度本番前に復習しておきたいと思うことが結構あります。
ライブハウスなどは周りの音が結構うるさく、スマホのスピーカーの音はかき消されますし、細かな音は聞き取れません。
こんな時イヤホンが絶対必要になって来ます。
普段通りに演奏すればいいんだよなと、特に初心者の方はそう思いすぎて緊張してしまい、心配性に陥り、本番前にもう一度チェックしておきたいと思うことが多くあると思います。
イヤホンが一つあるかないかで、安心感はこう言った時に違って来ます。
忘れ去られがちなものですが、ライブの時は持っておくと助かります。
②機材で打撲した時や、ライブ中熱い時に役立つ、コールドスプレー
機材のセッティング中や本番中に打撲することが時々あります。
特に前者は結構あるような気がしており、ライブハウスは結構狭い中を行き来するため、何かの拍子にぶつけたりすることがあります。
単純にぶつかってしまえば、演奏などのパフォーマンス面にも支障が出てくるでしょう。
打撲したまま放置してしまうと、内出血を起こし後々痛みが来るので、コールドスプレーで冷却しできるだけ痛みや内出血を最小にしましょう。
また、ライブ中は照明の熱などで結構暑くなり、演奏中に立ちくらみしそうなくらい、過酷な時があります。
そんな時にコールドスプレーがあると、サッとスプレーするだけで冷気が出て、涼しくなりライブにも集中できます。
ライブ中に気分が悪くなったり、調子が出なかったり、パフォーマンスに集中できなかったり、こう言ったことは回避しなければなりません。
細かいところかもしれませんが、最高のパフォーマンスをするために、意外と大切なポイントだと思います。
③接点復活剤
ケーブルのトラブルが、ギターやベース、キーボード奏者の方は多いとよく口にします。
ケーブルが切れる不具合というより、ケーブルの接続部が汚れていたり、サビが少しついていることによる、トラブルが多いようです。
接続部に汚れがあると、接続が不安定になりますし、ノイズの原因にもなります。
しかし、この接点復活剤を使えば一瞬で解決します。
接続部に接点復活剤を振りかけ、タオルで軽く拭き取るだけで汚れが落ち、接続が安定します。
私も知人から勧められ、接点復活剤を使い始めましたが、初めて使った時にはその効果に驚きました。
借り物のアンプなど使っているうちに、摩擦やアンプの汚れ、接続先の汚れなどによって、ケーブルは汚れてきます。
こればっかりは防ぎ用がなく、目に見えないような汚れでも接続が不安定になることがあるので、できるだけ常備しておきましょう。
④カメラスタンド
最近では自分たちのライブの様子を、ライブハウスが用意してくれたカメラで録画し、DVDに焼いてくれるところも増えました。
しかし、DVDに焼くため映像は悪くなります。
できるだけ自分たちで映像は収録するようにしましょう。
スマートフォンやハンディーカムで良いと思います。
記録用にもなりますし、後々ライブ映像を配信したいという時も映像のクオリティーが高い方がいいと思います。
カメラは持ったけど、カメラを設置するスタンドがないということが結構あります。
意外と忘れ去られがちなので、頭の片隅に入れておいてください…。
おわりに
今回の記事はここまででしたが、「あっ!」と何か気がついたことはあったでしょうか?
以上、バンドマンがLIVEの時に持っておきたい!小物特集でした!
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