自身のバンドの曲を作る際、いつもと少し雰囲気の違う曲を作る手取り早い方法とは?!
「はじめに」
日頃自分が所属しているバンドの曲だけを作っている場合、どうしても方向性が同じという事で、新しさが生まれ辛い状態を経験したりします。
これは仕方のない事なんですよね。
良い意味でバンドにコンセプトが出来ているという事にもなりますし、バンドの色も出ているという事になります。
ですが、それが凝り固まってしまうと柔軟性が無くなり、楽曲にも偏りが出てきて、「色」というより「それしかない」みたいな少しつまらないバンドになり兼ねないですね。
「色」というのはアレンジがいつもと違っていたり、構成や音色もいつもと違うけど「そのバンドの曲だ」と思ってもらえる事だと思います。
前置きが長くなりましたが、今回の記事は新しい雰囲気を手っ取り早く手に入れる方法をお話ししていこうと思います。
では、いきましょう!
「“もしも”シリーズ」
これは「アニメ」、「ドラマ」、「映画」、「アイドル」、「シンガー」とかですかね。
「もし自分がタイアップで曲を書き下ろすなら」であったり、「もし楽曲提供するなら」という風に、自身のバンド以外で使う状況を想像し楽曲制作に取り組むといった方法ですね。
実際その曲をバンド使うという風に考えないで作ってください。
でないと、結局自身のバンドに寄っていいきます。
基本ボツ作品として作って、「出来次第では使う」くらいの心持ちがベストですね。
これをやる事で、少し視野が広がります。
どんな感じで広がるか、具体的に言うと
・普段使っているコード感から離れ、使用した事ない進行で作るきっかけになる
・普段使わない楽器(ピアノやシンセ)に手を出すきっかけになる
・引き算すべき箇所や、自分の作曲癖が理解できるきっかけになる
・音色にも影響を与える為、挑戦のきっかけになる
などでしょうか。
人によって他にも効果はあると思います。
「実際楽曲提供してみる」
これは縁もありますが、自分から営業するものありだと思います。
基本的に楽曲提供をするのでれば手っ取り早いのはアイドルですね。
アイドルであればどのグループも大体ホームページ、Twitterなどのアカウントがあるので、連絡手段はあります。
言い方はあれかもしれませんが、手当たり次第連絡してみても良いと思います。
きっかけがもらえるのであれば、提供してみると良いでしょう。
実際提供してみる事で気づける事を書いていきます。
・自分のバンド以外が自分の曲をやっているのを第三者として観れる、聴ける事で、本当に良い曲なのか判断材料になる
・お客さんの反応を普段とは違う角度で感じる事が出来る
・仕事の依頼が増えたり、続いた場合、少し自分の需要を感じる事が出来モチベーションにも繋がる
などですね。
興味がある方は是非手を伸ばしてみると良いと思います。
「完全に真似して作ってみる」
手に入れたい雰囲気を持つバンドの楽曲を完全に真似て作ってみる。
これはわざわざボツ作品を作るという事です。
別にそれを使いたかったら使っても良いと思いますが・・・笑
真似して作る事で「なるほど」と気付ける部分は沢山あるでしょう。
自分には無い感性を必ず他人は持っています。
そういった部分を感じ取る事が、その後の楽曲制作に広がりを影響を与えると思います。
【真似する楽曲おすすめ】
これは指定があるわけではありません。
自分が通って来なかったジャンルや、聴き慣れない苦手なジャンルを真似る事が一番良いと個人的には思います。
好きなジャンルや、聴き慣れている楽曲でも良いですが「広がり」を考えると、前者の方が影響は大きいと思うんです。
「まとめ」
いかがだったでしょうか。
曲作りに悩んだり、新しいアウトプットが欲しい時は是非参考にしてみてください。
曲を作る上で「引き出し」を多く持つ事に越した事はないので、いろんな角度で模索すると自然と視野は広がっていき、吸収力も上がります。
ですが、それを意図してやるには、やり方がわからないといけません。
今回の記事は、そのやり方の1つとして書かせていただきました。
という事で今回はここまで!
読んでいただき本当にありがとうございました!
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