初心者ギタリストにおすすめのシールドケーブルは1つだけ【断言】

ギター関連
この記事は約11分で読めます。

『ギターをアンプに繋ぐにはシールドが必要らしい。』

『シールドはたくさん種類があってどれを選べばいいかわからない。』

『初心者におすすめのシールドがあれば教えてほしい。』

と思っていませんか。

この記事を読めば、ギター初心者が選ぶべきシールドがわかります。

ついでに定番のシールド3種類も紹介するので雑学のインプットにもどうぞ。

筆者はハードロック好きのギタリストで、ギター歴は10年以上。

音響メーカーで回路設計をしていた経験があり、ケーブルで音が変化することをよく実感していました。

私の経験が参考になれば幸いです。

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【結論】初心者ギタリストには超定番のCANAREがおすすめ

まずはCANAREのPROFESSIONAL CABLEを購入すれば失敗しません。

理由は以下の3点です。

・理由① スタンダードな音質で使いやすい

・理由② 断線しにくく安い

・理由③ 入手性が高い・色が選べる

CANAREを選ぶべき理由① スタンダードな音質で使いやすい

CANAREのPROFESSIONAL CABLEは癖のないサウンドが特徴。

定番品ではありますが、プロが使っても全く問題のないクオリティです。

また、色付けのない定番品から入れば、他のケーブルとの違いがわかりやすいというメリットもあります。

まずは定番品を使って腕を磨き、耳が鍛えられたら高価なシールドを試してみるのがおすすめ。

最初から高級シールドに手を出すのは時間もお金も無駄かと思います。

CANAREを選ぶべき理由② 断線しにくく安い

CANAREは日本のメーカーで、故障しにくいことで有名。

スタジオやライブハウスでもよく使われており、プロが使用しても十分耐えられるシールドです。

かくいう私も5年使用して断線することはありませんでした。

そしてとにかく安く、5mで2,000円程度で購入できます。

日本の製品なので関税がかからないのも安さの理由です。

ギターを始めたばかりだとお金もかけたくないと思うのでありがたいですね。

つまり、安くて長く使えるからコスパが高いです。2,000円で購入して5年使えればひと月たったの33円。安心して購入できるかと。

CANAREを選ぶべき理由③ 入手性が高い・色が選べる

CANAREのシールドは多くの楽器屋で購入可能な定番品です。

もちろんアマゾン、楽天、サウンドハウスでも購入できるので、安く入手したい人はこちらもおすすめ。

また、黒以外の色もあるのでモチベーションアップのために好きな色を選ぶことも可能です(個人的にはパープルが好き)。

というわけで、初心者ギタリストのシールドケーブルはまずはCANAREがおすすめです。

長さはアンプ直なら5m、エフェクターを挟むなら3mを2本でOK。

シールドの役割は「電気信号を損失なく送る」こと

エレキギターは楽器そのものが出力している電気信号が最も高音質です。

ケーブルやエフェクターを繋げればその分信号は劣化してしまいます。

アンプ直のセッティングが人気なのもこのあたりが理由です。

イコライザなどで特定の周波数を増幅することはできても、出ていない周波数を足すことはできません。なのでシールドは意外と重要です。

安いおまけシールドは今すぐ捨てよう

安くて品質の低いシールドは捨てましょう。

断線しやすく音が悪いからです(一般的に、痛い高域が強調されやすい)。

少し大げさかもですが、品質の低いシールドではギターがつまらなくなり、弾かなくなる可能性もあります。

ノイズを拾っていたらテンションが上がらないし、断線したら弾くのが億劫になるからです。

ハイエンドなシールドは必要ありませんが、最低限の品質のものは確保したいところ。

「シールドで音は変化するのか問題」に回答します

シールドで音は確かに変わります

しかし、エフェクターほどの変化ではないし、音作りで十分カバーできるレベル。

なので最初はお金をかけなくてもOKです。

まずは定番でフラットな特性のシールドを使いつつ、アンプやエフェクターでの音作りに慣れましょう。ケーブルの世界は

※シールドによる音の変化はYoutubeの比較動画が参考になります。

梶原順によるシールド・ケーブル13本試奏比較音源を限定特別公開!

おまけ:定番シールド3選

最後に、その他の定番シールドについて少しご紹介。

定番シールド① BELDEN8412:米国の定番品で、スタジオでもよく使われている。「音が太い」「艶がある」と言われている。

定番シールド② Vox VCC-90:電話機のコードみたいでかわいいカールコード。ステージ映えはするが、重たいのが気になる。私も使用経験があり、音が丸くいい感じになるイメージでした。

定番シールド③ GEORGE L’S(ジョージエルス)155:ケーブル自体が細く、軽い。音質はハイが強くキラキラ。個人的にはいま選ぶならこれですね。少し高価ですが、バンドサウンドでヌケが気になる方は試してみてもいいかも。

これら3つを覚えておけば楽器屋をブラブラするのが楽しくなるはず。

まとめ

この記事では、ギター初心者におすすめのシールドとおすすめの理由について解説しました。

・シールドは信頼性が高くコスパも高いCANAREのPROFESSIONAL CABLEがおすすめ

・シールド選びで音は変わるが、まずはアンプのセッティングを覚えるべし

・安いおまけシールドは捨てた方がいい

ここまで読んで既にお分かりかもしれませんが「シールドにこだわるよりも、練習や音作りに注力したほうがいい」というのが私の持論です(機材選びが楽しいのは超わかるけど)。

CANAREのシールドで最低ラインを一瞬で確保して、楽しいギターライフを!

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