バンドマンの皆さん、お疲れ様です!
皆さんのバンド形態はどのようなものでしょうか?
今回はちょっと特別な『アコースティック編成』のご提案です。
ロックバンドのアコースティックバージョンのライブは見たことがありますか?
アコースティック編成ができるようになるだけで、かなりメリットがあるのです!
場所によっては必ずしもエレキなし!というわけではなく、フレキシブルに、求められている場所にあった編成をしよう!という提案です!
今回は昨今のコロナ禍の中で生まれた新しいムーブメント、その辺りにも触れつつ、楽しくご紹介してゆきます!
①「場所を選ばない音楽活動」
普段のライブではアンプやスピーカーなど電気を使う機材を使用していますよね。
「アコースティック編成」にすることによって、
電気を使わない=場所を選ばないでライブができる!ということになるのです。
場所を選ばないでライブをすることにより、倍以上にライブの幅が広がります。
例えばこう言った場所でライブができます。
1. 音響設備のない店舗
2. 路上ライブ
3. 自宅などでの配信ライブ
4. 音量制限がある場所
これら四つを順番に説明していこうとおもいます。
1. 音響設備のない店舗
⇨これはカフェなどライブハウス以外の商店でのライブです。
このライブ形式のメリットは「バンドへのお金の還元が大きい」こと。
PAや照明がいない分、人件費が安くバンドに還元される割合が高くなるのです。
無論、雰囲気や写真映えも間違い無いですね!
2. 路上ライブ
⇨例えば大きな公園でもHPの概要欄を見ると、
「電気を使ったパフォーマンス」を禁止している公園が多くあります。
しかしアコースティック編成でのライブが可能なのであれば、
この問題をクリアでき、公園や路上でのライブが可能になります。
これまで弾き語りミュージシャンの特権であった弾き語りライブ。
新規のお客さん数百人単位で、不特定多数へのパフォーマンスができる路上。
素晴らしいパフォーマンスをすればSNSがバズる事例も多々あります!
3. 自宅などでの配信ライブ
⇨コロナ禍によって「リスナーの配信ライブへの慣れ」という副産物が生まれました。
今後は配信ライブも主戦場になる時代が来るはずです。
もちろんスタジオやライブハウスでの配信でも良いのですが、
爆音での配信は費用と人件費、機材が必要です。
そしてドラムセットの無いラジオブースでのライブはアコースティック編成が強い!
小回りの利く「アコースティック編成」という選択肢持っていて損はありません。
4. 音量制限がある場所
⇨あなたがバンドを続けていると、
音量制限がある場所でのライブをする時が来るかもしれません。
一番アオリを受けるのがタワレコなどでの「インストアライブ」。
CDが全国流通になったら大きなプロモーションとなるインストア、
ここで「アコースティック編成」をモノにしていたら、かなり強いです!
このように、「場所を選ばない」ことによって、
戦える場が増え、バンドの活動の幅がグーンと広がるのです。
②「機材の選択肢」
これはやはりどうしても考えないといけない問題ですよね。
よくあるアコースティックライブの形として
ドラム⇨カホン
エレキベース⇨ウッドベースやアコースティックベース
エレキギター⇨アコースティックギターやピアノ
という選択肢が一般的にあります。
ここでは実際のライブ映像を見てみましょう。
Official髭男dismの2017年のタワレコインストアライブです。
キーボード、カホン、アコギ、ベース、ですね。
エレキベースはアンプかスピーカーから音量を絞って出しています。
曲によってサックスやパーカッションも兼任する流動的な編成はさすがですね。
おそらくタワレコの音量制限によっての編成ですが、
ここまで完成度が高いと「そりゃ売れる!」状態かもしれません!
そしてこちらはKingGnuのアコースティックライブ集です。
メンバーを使わない。
この手もありますね、クールな選択肢だとおもいます。
そして途中からはラジオブースでのライブも見ることが出来ます。
この場合は
カホン、ウッドベース、アコースティックギターの編成です。
個人的にはウッドベースが渋いのですが、アレンジもしっかり効いていて完璧です。
そして「アコースティック編成」で是非参考にしてほしいのが『NPR Music』。
海外のたくさんの著名なバンドが、Tiny Desk Concertsということでつまり、
「小さな事務所でライブをする」というモノです。
完全にこの記事にマッチした超参考になるモノですのでいくつかあげておきます!
星野源さんともコラボ曲を出したことで有名なアメリカの「スーパーオーガニズム」。
なんかでっかい箱を叩いたり、おもちゃを使ったり、奇想天外です。
これも自由な考えで「その場所にあった編成」をモノにしている例ですね。
おそらく唯一日本から参戦のバンド「CHAI」。
小ぶりなドラムを使い、編成は普段と変わらないのですが、
スティックを使わない奏法など、参考になる場面が多々あります!
③さいごに
ということで!
実際のライブ映像も踏まえてご紹介をしてみました。
これからアコースティックライブを控えている、アコースティック編成に興味がある!
そんな方の力に少しでもなれたら幸いです!
あなたなりの活動の方法で、少しでもお客さんを楽しませてあげてください!
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