ベーシストにとってコンプレッサーは、音のピークを抑えてくれたり粒立ちを揃えてくれる重要なエフェクターです。
特にスラップをするベーシストには必須と言えます。
他の歪み系や空間系に比べると、派手な変化はないですが、1度使うと手放せなくなるエフェクターです。
ベースに必須のエフェクターですが種類が多くどのコンプレッサーを使えばいいか迷われると思います。
そこで今回はベーシストにおすすめのコンプレッサーを紹介します!
はじめにベース用コンプレッサーの役割
ベース用コンプレッサーについてはじめに解説します。(不要な人は飛ばしてください)
エレキベースは、ギターに比べ弦が太いです。
1弦~4弦で045~105とかなり差があります。
ベースの音が出る原理は、弦を揺らしてその振動をマイク(ピックアップ)で音を拾いアンプを通じて出ます。
太さに差があるベース弾いた際に音のアタック(出力)に差が出ます。
同じように弾いていても、音が揃わず聴いていてぎこちなさや不自然さが出ます。
よく勘違いされるのですが、コンプレッサーは小さい音を上げてくれるのではなく出力に天井を作り揃えてくれるエフェクターです。
演奏が上手いベーシストはこの音の粒を揃えて出すのを自分の手またはピックで限りなく、全て揃えて演奏してます。
これは長年の経験や練習によってできることでありまだまだ経験が浅いベーシストの人にはコンプレッサーを使うのをおすすめします。
ここからおすすめのベースコンプレッサー紹介です。
おすすめベースコンプレッサー
・EBS MultiComp
ベース用コンプレッサーの定番『マルコン』
通すだけで音が良くなる、ベースが上手くなった様に感じるエフェクターです。
アマチュア、プロ、多くのベーシストに愛されるコンプレッサーです。
本機の特徴としては、2ノブしかないシンプルさと
3つのモード
「TUBESIM(チューブシミュレーション)」「MB(マルチバンド)」
「NOMAL(ノーマル)」
切り替えによる音作りの幅広さです。
個人的には
TUBESIMモードの時の音の太さは、ソロでのブースターとしても使えそうな気持ちのいい音がしておすすめです。
・AGUILAR TLC Compressor
ナチュラル系ベース用コンプレッサーの定番
AGUILAR TLC Compressorは、元のベースの音を生かしたい人におすすめのベース用コンプレッサーです。
ベース用コンプレッサーを探す際にナチュラルな音のエフェクターを探している人も多いはず
『出来るだけ音を変えたくない』
『コンプレッサーは欲しいけど、元のベースの音も生かしたい』
そんな願いを叶えてくれるのが
AGUILAR TLC Compressorです。
エフェクターを通すと、モワッとしてた音を引き締めてくれて
ナチュラルなクセのないエフェクターです。
・One Control Lemon Yellow Compressor
One Control Lemon Yellow Compressorは
シンプルな操作性と、派手すぎない実用的なコントロールが優秀なエフェクターです。
One controlのエフェクター全般そうですが、まずエフェクターのサイズが小さくエフェクターボードの空いた隙間における嬉しいサイズです。
ベーシストの場合コンプレッサーをかけっぱなしにする事が多いのでエフェクターボードの空いた隙間に置けるのはかなりの利点です。
・BOSS BASS Comp BC-1X
エフェクターの定番ブランドのベース用コンプレッサー
BOSS BASS Comp BC-1XはBOSS独自の技術で開発された『MDP Multi-Dimensional Processing』により原音を極限まで損なわず、高品位で原音重視なエフェクターです。
また内部で9Vを18Vに昇圧しており、ダイナミクスレンジが広く太い音を出せます。
インジゲーターを搭載しており、どのくらいエフェクターがかかっているか目で見て確認できます。
ベース用コンプレッサーの新定番になりつつあるエフェクターです。
おわりに
以上おすすめのベースコンプレッサーでした。
ここで紹介したものまたはそれ以外も実際に自分のベースで楽器屋さんなどで試奏した上で購入するのをおすすめします。
実際のサイズや、好みに合ったエフェクターを探すのはやはり実物を見て購入するのが一番です!
ベースコンプレッサー選びの参考になれば幸いです。
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