【プロが現場で実際に使ってるオススメ工具】

ライブ関連
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こんにちは。

ローディーという仕事をしている谷と申します。

今回はローディーがプロの現場で実際に使ってる工具をご紹介したいと思います。

とはいってもマニアックな工具は紹介しません。

色々な工具をローディー目線で「ミュージシャンの方が持っていても役に立つ工具」をご紹介致します。

実際に沢山現場で試してきたからこそわかる事なので、せひ参考にしていただけた嬉しいです。

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1.ニッパー

ニッパーをライブの現場で一番使うのはギターやベースの弦を切ったりするときです。

特にベースの弦は太いので安いニッパーを使っているとベース弦一本切るのにかなり力が必要だったりします。

そこでプロのローディー達がよく使うニッパーは、

KEIBA / パワーアップニッパー PU266

KEIBAのニッパーは「切れ味」「耐久性」が抜群です。

そしてKEIBAニッパー一番オススメするポイントは少しの力で簡単に弦が切れることです。

・ベースの太い弦でも少しの力で切れます。

・やろうと思えばベース弦を4本一気に切れます。

・当然ギター弦は6本一気に簡単に切れます。

それくらい少しの力で弦を切ることができます。

あとスネアのスナッピーが一本切れてしまうこととか結構あると思います。

そのときにこのKEIBAのニッパーがとても便利です。

そして耐久性ですが、僕はもう10年以上このKEIBAのニッパーを使っていますが、刃こぼれ一つもなく今も使っています。

このニッパーは少し値段は高いですが、安いのを買ってストレスがかかるくらいならこれ1本買ってストレスなくずっと使いつづけるほうをオススメします!

※KEIBAのニッパーは色々な種類がありますが僕はこのタイプにニッパーしか使ったことがありません。

もしかしたら他タイプのニッパーでは使い心地が違うかもしれませんのでこの型のニッパーをオススメ致します。

2.ストリングワインダー

ニッパーの次にギター、ベースの弦交換のときに欠かせないのがストリングワインダー

楽器屋さんとかでは100円くらいで売られていたりしますし、ニッパーみたいにめちゃくちゃ高いものは存在しないのですが、色々使ってこれが一番使いやすかったものをご紹介します。

Jim Dunlop / Deluxe String Winder

こちらのストリングワインダーはギター用で価格も1000円以下です。

全体のサイズは少し大きめではありますが、ただペグを回しやすさはかなりのものです。

安いワインダーは使っているうちに結合部分がグラグラになりペグを回しづらくなってくる印象があります。

このダンロップ製のワインダーは付け根がしっかりしていてグラつくことなく安定感があるのでとても回しやすいです。

※ワインダー自体が消耗品なので使いまくってたらダンロップ製でも付け根の部分は段々と緩くはなってきます。

ストレスなく弦がキレイに早く巻けるので1000円出す価値は十分にあります。

ぜひ一度試してみてください。

ベース用もありますが勿論ベース用もすごく使いやすいのでオススメです。

3.ハサミ

ライブ現場で「ハサミ?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

ただライブ現場でローディーはかなりの頻度でハサミを使用します。

例えば、

・ボードにエフェクターを貼り付けるときに裏面にマジックテープを貼り付けてボードに固定をさせますよね。

・ドラムの人であればキックペダルのプレート裏に貼って固定する人も沢山います。

100均とかのマジックテープを使うこともプロの現場ではありますが、少し値段は高いですが「3M社」や「ベルクロ社」のマジックテープを使うことが多いです。

理由としてやはり粘着力の強さなんですが、

ただエフェクターに使用するときはサイズに合わせて細かく切ってから貼り付けたりします。

そういう細かい作業をするときに普通のハサミで切ると、粘着力が強いがためにハサミの刃に粘着が付着してすごく切りづらかったりします。

よくお店でホームセンターとかで「粘着がつきにくい」などと書かれたハサミも沢山ありますよね。

自分もそういうハサミを買って色々試しましたがやはり全部微妙でした、、

粘着は付かないけど切れ味が微妙だったり、またその逆もあったり、、

ライブ現場で使うには向かないモノが多く色々試した結果これが一番よかったです。

NEVANON / ネバノン

このネバノンのハサミはマジックテープを切ったとき刃に粘着がくっつくことが一切ありません。

そして切れ味がずば抜けていいハサミです。

なぜハサミの刃に粘着がくっつくのがダメなのか。

刃にくっつくと切りにくくなるのは当然です。

ミュージシャンの機材にマジックテープを貼るわけですから、真っ直ぐにキレイに切るのは現場ではとても大事なことでもあります。

そこはローディーの仕事の質として繊細さや丁寧さに反映される部分であるのでとても大事なことです。

またライブでは時間がない中でエフェクターを貼り付けなきゃいけないイレギュラーなときもあります。

そんなときにストレスなくスラスラと切れてしまうこのハサミは本当に重宝します。

これもKEIBAのニッパーと同様に値段も安くはありません。

でもこれも買って10年近く使ってますが一切刃こぼれせず、切れ味そのまま今も使えています。

これを使うと他のハサミが使えなくなるくらいオススメのハサミです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回ご紹介したものは僕自身も実際に現場で使っていてプロの現場では有名なモノばかりです。

もちろんこれ以外にも沢山工具はあると思います。

ただ今回選んだ基準となっているのが「ライブ、コンサート現場でよく使う工具」です。

楽器や機材に合う工具を沢山使い選び抜いた工具達です。

もちろん値段は安くはありませんがプロミュージシャンがいるライブ、コンサートの現場でちゃんとしたモノを使うのは当然です。

そして使ったうえで値段が高いのにはちゃんと意味があり価値があると判断しています。

値段が全てではありませんが自分達の大切な楽器、機材をちゃんとした工具でメンテナンスするのもとても大切な事だと思います。

そしてこの工具を一度使ってしまうと他の工具が物凄く使いづらく感じてしまいます。

それくらい今回紹介した3つの工具はぜひ一度試してみてほしい商品です。

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