はじめに
自作エフェクターという言葉は聞いたことがあっても、実際に作ったことがないという人がほとんどではないでしょうか。
実は、自作エフェクターは案外そこまで敷居が高くなく、きちんと初心者向けに作りやすいものもあるのでチャレンジしやすいです。
揃える道具もあったりしますが、そこまで高価なものは必要ありません。
その中にはすでに家庭にある道具も存在するでしょう。
是非、自作エフェクターの世界に足を踏み入れて、自分だけのエフェクターを作ってみてください。
どんなメリットがある?
自由自在に自分だけのエフェクターが作れるのが最大のメリットです。
デザインなどにもこだわることが出来るので楽しく作ることが可能なはずです。
部品もこだわりを持てば、その分好みの音を出せるようになるのも面白いでしょう。
エフェクターを自作する意味が大きくなるはずです。
筐体となる素材も遊びを利かせれば、さらに自分だけのエフェクターにすることが可能です。
費用も初期投資さえ済めば、基本的にあとは部品代のみなのでリーズナブルに済むことも多いです。
自作を続けるのであれば、長い目で見るとコスパがいいことが実感出来るはずです。
必要な道具は?
まずはハンダごてが必要でしょう。
熱でハンダを溶かす必要があります。
出来ればハンダごてには、ある程度慣れているとなお良しです。
ハンダ、ハンダ吸い取り線ももちろん必要です。
ハンダをくっつけたり、配線をやり直すときに必ずといっていいほど必要です。
リード線を切るためにニッパーも必要です。
安いものよりも少し値段をかけたものを買うと、より切りやすいです。
プラモデル作成が趣味な方であれば、既に持っていることも多いはずです。
ドリルもケースに穴をあけるときに必要でしょう。
電動のものでも構いません。
よりスムーズに穴を開けるときのセンターポンチもあるとさらに手軽です。
穴の調整をするリーマーもあるとより安心感が増すはずです。
きちんとナットを閉める時のためにレンチも用意しておきましょう。
上記の工具を揃え、使いこなせるようにしておくと、より作りやすくなると思われます。
初心者に作りやすいエフェクターは?
基本的に歪みエフェクターの方が回路は単純なので、歪みエフェクターからトライすると良いでしょう。
特にクリーンブースター、ファズなどは自作しやすく、一番のおすすめになっています。
あとはA/Bボックスなんかも比較的簡単だと言われています。
まずはこういった難易度の低いものから取り掛かるのがおすすめです。
空間系などのエフェクターは、回路が難しくなってくるので、慣れてきて本気で作りたくなったら取り組みましょう。
自作エフェクターの初心者本も売っているので、参考にして作るのもアリだと思います。
丁寧に解説してくれているものも多いので、作る際に役立つはずです。
自作キットも売っている!
多くのサイトで自作キットが買えるようになっています。
どういう部品を買えばいいか分からない方は、最初にキットを買うのもアリだと思います。
筐体ケースだけではなく、細かい部品もきちんと付いてくるものがほとんどなので、初心者の方にとって心強いはずです。
6.まとめ
市販されているエフェクターを使っている方がほとんどだと思います。
しかし、自作のエフェクターでよりオリジナリティのある音を作れるのです。
デザインも自由なので、自分のボードをより色彩豊かにすることも可能でしょう。
そういった試みも面白いです。
道具を揃えたら、あとは部品を集めて、自分の好きなエフェクターを作りましょう。
初心者の方には、本やスターターキットもあるので安心です。
是非、この記事を読んで、1人でも多く自作エフェクターの魅力を知っていただける方が増えれば嬉しいです。
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