「MCという難関について」

ライブ関連
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難しく考えすぎている?!MCが下手だと思われない方法について解説!

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「はじめに」

ライブには「MC」が付き物であるが、この「MC」というのが中々の問題であったりします。

「MC」が苦手という人が多い傾向にあって、喋りが達者ではない人達は皆「MC苦手なんです」と逃げ腰で、かつステージ上でその空気感をもろに出してしまうバンドも多く見られる。

これはどうにか解決しないと未来はありません。

では、どうするべきなのか。

きっと何度も考えたが答えが出ずにうやむやにしているという方々が多いと思います。

今回はそういった悩みに少しでも光を灯し、解決に近づいて行こうと思います。

「MCが苦手な理由」

「MC」を担当するのは「ボーカル」が多いですよね。

きっとメンバーも「ボーカルがMCすべき」と言ってくるパターンが多いと思います。

ですが、これは「正解」ですが「間違い」でもあります。

真の「正解」は「MC担当という概念をもっと細かくする」です。

苦手な理由は「向いていない事」をやらされるから「苦手意識」を持ってしまうというのが大多数だと思います。

「MCはやり方次第?」

「MC」には種類があって、

・「たわいのない話をするMC

・「笑いをとるMC

・「宣伝や告知MC

・「世界観の強いMC

・「キャッチボールではない、投げかけるだけのMC

と色んなパターンがありますよね。

では、自分のバンドにはどの「MC」が向いているのか考えていきましょう。

「ポップバンド」に「世界観の強いMC」は向いてないかもしれませんよね?

でも、「ポストロックバンド」だったら「世界観の強いMC」は向いてるかもしれません。

そうやって自分のバンドの方向性を定めつつ、出来るだけ自分達を理解してあげてください。

「やりたい事」と「向いている事」とは結構ズレているものです。

そして消去法で「向いているMC」をいくつか選抜してください。

その「選抜したMC」をメンバーで振り分けるのです。

例えば

・笑いを取るMCはドラム(それを突っ込むベース)

・投げかけるだけのMC(ボーカル)

のように振り分けた場合、それを担当になった者がそのジャンルを勉強するだけです。

「今日はこんな事があって・・・」とMCしていたボーカルは、「ライブに来てくれてありがとう、最後までよろしく」など相手に返事を求めていない言い回しの発言のみになれば「MC苦手なんだ」ていう雰囲気を観る側には与えません。

「大切な事」

普段生きていて「MC」をやる瞬間なんて普通はないですよね。

バンドマンだとしても元々は特別ではない普通の人間ですので、最初から「MC」が得意な人ってあまりいないと思います。

何か他でそういう経験をしていたという方は別ですが。

ここで意識を持って欲しいのですが、間違って欲しくないのが「俺はバンドマンだからカッコイイ事言わないと行けないんだ」みたいな意識は逆に良くない方向へ行きがちです。

なので「これは仕事だ。仕事だからやらないといけない」にシフトしてみてください。

相手に伝わるニュアンスがだいぶフラットになります。

※責任感のある人、仕事を一生懸命出来る人間が向いている。

「まとめ」

結果人気があるバンドは何を言おうがMCで滑る事ってあまりないんですが、これは結果論であって、その売れているバンドが本当に良い「MC」をしているかなんて実際わからないです。

あと、売れているバンドでよくあるのが、めちゃくちゃ喋っていそうな「ムードメーカー」が一切ライブでMCぽい喋りをしないのに「存在感」が強く、「喋りすぎうるさい」みたいな感覚を与えている事です。

これは完全に戦略でしょう。

そういうバンドのボーカルのMCは「下手」だったりします。

「下手」がバレない方法。

それが究極だと思います。

もし「MCが苦手」という方がこの記事を読んでいたら、是非参考にしてみてください。

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