レギュラーだけじゃ物足りない、ギターのオープンチューニング

ギター関連
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ギターには様々なチューニングが存在します。

レギュラーチューニングから変則チューニングに変えてみますと、ギターの奥深さがさらに分かります。

特にオリジナルを作る上で、同じコードであっても音色がかなり変わるので、今まで思い付かなかったメロディー、テンポが産まれるかもしれません。

今回はオープンコードと言って、どこも押さえなくてもコードの音ができているチューニング を紹介します。

(レギュラーチューニングも一応Em7(11)という音のオープンコードです。)

オープンコードはロック、ブルース、スライドギターで多用されています。

ではオープンコード堪能してください。

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オープンG

開放の音がGコードになるチューニングです。

  レギュラー → オープンG

6弦  E   →   D

5弦  A   →   G

4弦  D   →   D

3弦  G   →   G

2弦  B   →   B

1弦  E   →   D

ご覧にの通り6弦5弦1弦だけ1音ずつ下げると、オープンGの出来上がりです。

チューニングメーターを使わずにするチューニング方法

レギュラーチューニングからチューニングメーターを使わずにやるチューニングですが、6弦がEからDになるので、4弦のDを鳴らして同じにします。

1弦もEからDなので、同じく4弦のDの音と同じにします。

5弦はAからGなので、3弦のGの音と同じにします。

これで、オープンGの出来上がりです。

開放がGなので、単純に2フレットを制覇(全部の弦を押さえる事)で押さえるとAのコード、3フレットを制覇で押さえるとBのコードになります。

オープンA

オープンAチューニングは、オープンGの全音1音上げなので、オープンGチューニングで2フレットにカポをしてもオープンAチューニングになります。

そのような、機会は少ないとは思いますが…

  レギュラー → オープンA

6弦  E   →   E

5弦  A   →   A

4弦  D   →   E

3弦  G   →   A

2弦  B   →   C#

1弦  E   →   E

チューニングメーターを使わずにするチューニング方法

レギュラーから変えるのは、4弦、3弦、2弦です。

まずは、4弦の開放の音をEにするので6弦の開放もしくは1弦開放の音に合わせます。

次に3弦はAなので5弦の音に合わせます。

2弦はC#にするので5弦4フレットの音に合わせます。

オープンE

ブルース系で使いやすいチューニングです。

  レギュラー → オープンE

6弦  E   →   E

5弦  A   →   B

4弦  D   →   E

3弦  G   →   G#

2弦  B   →   B

1弦  E   →   E 

チューニングメーターを使わずにするチューニング方法

まず5弦をBにするので、2弦の開放と同じ音にします。

次に4弦をEにするので1弦の音と合わせます。

最後に3弦をG#にするのので、6弦4フレットの音に合わせます。

オープンD

エリック・クラプトンも愛用しているオープンDチューニングは3弦を半音あげるとDADGADチューニング、1音上げればDADEADチューニングになる応用範囲が広いチューニングです。

全てを1音あげるとオープンEチューニングになります。

  レギュラー → オープンD 

6弦  E   →   D

5弦  A   →   A

4弦  D   →   D

3弦  G   →   F#

2弦  B   →   A

1弦  E   →   D

チューニングメーターを使わずにするチューニング方法

3弦がF#なので、先に6弦2フレットの音とあわせましょう。

次に6弦がDになるので4弦の開放と合わせます。

続いて2弦がAになるので5弦と合わせます。

1弦はDになるので、4弦と合わせます。

マイナー

オープンチューニングにはマイナーも存在します。

是非とも参考にしてください。

オープンGmチューニング

オープンGチューニングから、2弦を半音下げればオープンGmチューニングになります。

  レギュラー → オープンGm 

6弦  E   →   D

5弦  A   →   G

4弦  D   →   D

3弦  G   →   G

2弦  B   →   B♭

1弦  E   →   D

オープンAmチューニング

オープンAmチューニングは、オープンGmチューニングから全部1音上げたチューニングです。

  レギュラー → オープンAm 

6弦  E   →   E

5弦  A   →   A

4弦  D   →   E

3弦  G   →   A

2弦  B   →   C

1弦  E   →   D

チューニングメーターを使わずにするチューニング方法

まず1弦をDにするので4弦を変える前に4弦解放の音と合わせます。

次に4弦をEの音にするので6弦の音に合わせます。

次に3弦をAにするので、5弦に合わせます。

2弦はCにするので、5弦の3フレットにあわせます。

オープンEm

オープンEmチューニングはレギュラーチューニングから4弦5弦を1音ずつ上げたチューニングです。

  レギュラー → オープンEm 

6弦  E   →   E

5弦  A   →   B

4弦  D   →   E

3弦  G   →   G

2弦  B   →   B

1弦  E   →   E

チューニングメーターを使わずにするチューニング方法

まず5弦がBになるので、2弦の開放と合わせます。

次に4弦がEになるので、6弦開放と合わせます。

オープンDm

オープンDmはオープンEmチューニングを全弦1音下げたものです。

 レギュラー → オープンDm 

6弦  E   →   D

5弦  A   →   A

4弦  D   →   D

3弦  G   →   F

2弦  B   →   A

1弦  E   →   D

チューニングメーターを使わずにするチューニング方法

まず3弦をFにする為に6弦の1フレットの音と合わせます。

次に6弦がDになるので4弦開放と合わせます。

2弦がAになるので5弦と合わせます。

1弦はDなので4弦の音と合わせます。

まとめ

このように、たくさんのチューニングがあります。

いろいろな音を試すことによって得られること、音感が良くなる、チューニング技術の向上。

チューニングメーターばかり頼ってしまうと、演奏中にチューニングが狂っても分からないという事になったら恥ずかしいですので、自分を鍛える意味では、自分の耳でチューニングするのも良いかもしれません。

是非参考にしてください。

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