ギターは独学のほうがいいのか?
それとも、習ったほうがいいのか?
ギターを弾く方なら一度は悩むテーマではないでしょうか。
私の結論は、「ギターを習うことは、とってもおすすめ!」です。
その道のプロに教わることは、上達への近道だと感じています。
私はギターを始めて何か月間かは独学でがんばっていました。
その後現在に至るまで、マンツーマンでエレキギターのレッスンを受けています。
そこで今回はギターを習うことについて、実感していることをシェアしたいと思います。
ぜひ、参考にしてみてください!
レッスンを受けるメリット
① 客観的な視点で、悪いところや改善方法を教えてもらえる
独学だと自分の演奏の悪い癖や、フォームが崩れていることなどに気づきにくいと感じます。
またそのような点に気づけたとしても適切な改善方法が分からなかったり、そもそも正解が分からなかったりします。
このような状態で練習を積み重ねても上達があまり見込めません。
これではとてももったいないですよね!
レッスンを受けると自分の演奏の悪いところや、フォームの崩れなどを客観的にプロの視点で指摘していただくことができます。
そして適切なフォームや改善方法、別のアプローチなども合わせて教えていただけるので、とても勉強になります。
みるみる上達する上に、崩れたフォームが原因の手の故障なども予防することができます。
② レベルの高い演奏をすぐそばで聴ける
ライブや動画などでもレベルの高い演奏をたくさん聴くことができますが、レッスンの場合はさらにそれらでは得ることのできない情報をたくさん吸収することができます。
例えば先生の演奏をいろんな角度から見ることができます。
普通はなかなか見る機会のないネックの裏側の親指の位置や動かし方なども、ゆっくりと観察することができます。
これは非常に大きなメリットだと感じています。
また「もう一回弾いてほしい!」や、「ゆっくり弾いてほしい!」などのわがままを叶えてもらえるのもレッスンならではですよね!
ギターを習い始めたころ“教わることのすごさ”を実感した印象的なエピソードがあるのでご紹介します。
独学をしていた、ころどうしても弾けるようになりたい曲にピッキングハーモニクスが多用されており、とても苦戦していました。
ネットで調べたり、YouTubeの解説動画を観たりしてたくさん練習したのですが、できるようになりませんでした。
そして習い始めたころ、先生にピッキングハーモニクスができないことを相談してみました。
すると「そんなの、簡単だよ~!」といくら調べても出てこなかったコツを教えてくれました。
お手本を見ながらやってみると、なんと本当に簡単にできるようになりました!
やはりやり方を直接いろんな角度から見ることができたのがポイントだと思います。
本当はこのピッキングハーモニクスのコツをご紹介したいのですが、感覚的なもので言葉にするのが難しいのであらためて実際に先生に会って教えていただくことが大切だと感じます。
レッスンをより活かすために自分でできること
レッスンを受けることをおすすめしてきましたが、レッスンを受けるだけでは当然上達しません。
なのでレッスンを活かすために自分でできることや、私なりに心がけていることをご紹介します。
① 復習をする
レッスンから帰宅したら必ず復習をしています。
教わっただけだと知識として頭の片隅に残るかもしれませんが、それを演奏につなげることが難しいと思います。
しっかりと消化して自分のものにすることが大切です。
私はあまり覚えていられないので習ったことをノートにまとめています。
ノートに残すことで過去に習ったことも再確認できるし、その内容を応用することもできるのでおすすめです。
② とりあえず素直にやってみる
習っていると時々、自分が知っているのとは違う弾き方や、練習方法、スケールやコードの考え方など「ホントかなぁ~?」ということが出てきます。
そんな時は、ちゃんと素直にやってみることにしています。
すると得てして上達します。
これに関しても、ひとつエピソードをご紹介します。
通い始める前に体験レッスンを受けた時、それまで独学で使っていた教則本やネットで得た知識などとは噛み合わない練習方法や、ピックの選び方などを教えていただきました。
正直に言うと半信半疑だったのですが、教わった通りに何日間か練習すると驚くほど上達しました。
教則本などが間違っていたわけではなく、先生のほうがより私に合った練習方法や知識を教えてくださった結果なのだと思います。
一人一人に合わせた内容を教わることができるのも、ギターを習うことの魅力ですよね。
この出来事以来、習ったことを勝手に解釈を変えたりしないで、素直に練習することが上達への近道だと思っています。
まとめ
ギターを習うメリットなどをご紹介してきましたが、前提として信頼できる先生に教わることが大切です。
また、“自分の弾きたいジャンルが得意な先生”というのも、重要なポイントです。
一回でそのような先生が見つかればいいのですが、何件か体験レッスンを受けてみることをおすすめします。
参考にしていただけたらうれしいです!
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