ギターアンプで宅録!!

ギター関連
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こんにちは!!

ギタリスト、作曲家の太田です!

突然ですが、皆さん自宅でレコーディングする際、どんな機材を使っていますか?

ハードのマルチやプラグインは優秀で、音もいいしそのまま使う事が多いのではないでしょうか?

でも実際、

レコーディング現場だとどうなの?

とか

家でプロみたいな音を出す方法はないの?

と言った質問を頂くこともあるので、今回はその辺りを詳しく説明してみようかと思います!

・アナログとデジタルの違い

ギターアンプと言えば、なんと言っても真空管アンプですよね!

アンプというのは、増幅器です。

弦振動(音声信号)をピックアップが電気信号に変換して、アンプで増幅する訳ですが、増幅率が高かったり、過大入力があれば、歪みが生じます。

オーディオ等の増幅ではNGでしかないのですが、ギターの場合はそれが気持ち良かったりするので、無理やり増幅しています!!

(電子工学的に見れば、完全に教科書を無視していると言う、なんともロックなものでして・・・(笑))

よくプリアンプやパワーアンプという言葉を耳にするかと思いますが、プリアンプは音作りをするところで、パワーアンプはスピーカーを鳴らす為の部分という認識お方が多いかと思いますが、これは半分正解で、半分はずれです。

過大入力等、無理をすればパワーアンプ部分でも歪みます。

(この現象をサチュレーションと呼ぶらしいです。)

そして、この様な動作をしても、キンキンしない、気持ちのいい音が得られるのが真空管の特徴かと思います。

そして、真空管を使わないアナログアンプは真空管部分をトランジスターやオペアンプ、ICに置き換えるわけです。

MOSFET等真空管に近い動作をするものもあるので、多くのエフェクターに使われていますし、トランンジスタアンプと言われるアンプにも採用されているのをよく見かけます。

デジタルですと音声信号を、デジタル信号に変換し、その後真空管アンプや、エフェクターの内部の挙動をデジタル下で再現してくれているわけです。

ただし、デジタルに変換したり、デジタルからアナログ信号に変換したりするのに時間がかかるのも事実で、大抵10ms〜20ms程度かと思いますが、私は音が出るまでのスピードが遅いと感じてしまいます。

(デジタル系のマルチ等のスペックシートにはレイテンシーの記載があると思います。msで表しますが、これが長ければ長いほど出音は遅いです。)

・本物のアンプを使う!

現在のデジタルモデリングアンプはとても優秀で、1台で何でもできるんじゃないの!?というぐらいすごいです。

しかもメンテナンスフリーですし、何にしても安い!!

20台以上のアンプや数十種類のエフェクター、キャビネット、マイクが入って数万円・・・。

それでいて音も良い・・・。

回路設計をしている私からすると、やめて欲しいです!(笑)

でも、なぜか本物のチューブアンプを爆音で鳴らしたいと思いませんか?

最近はプロの現場でも、KemperHelixをよく見かけます。

逆によっぽど制作予算のない限り、セッティングに時間のかかる真空管アンプはあまり見かけません。

エンジニア目線でお話しすれば、どちらでもいいのですが、ギタリストとしては本物の真空管アンプを爆音で鳴らしたい!と言う思いは常にあるかと思います。

自宅では大音量は無理!

自宅録音での一番の問題は音量ではないでしょうか?

重たいアンプを運んできて、いざ音を出したらデカすぎて断念する(その前に断念しますが・・・)。

昔の事ですが、「小さい音でパワー管までドライブさせる方法はないのか!!」と楽器屋さんに聞いたらアッテネーターを使えば?と言われました。

で、使ったんですが、やっぱり音がデカくて断念しました。

今は0.1wや1wと言った出力にできるものも有りますが、気を付けたいのは、機種によって「アッテネーターで下げていたり、真空管を使った回路と、ICの回路の両方を持っていて、パワーダウンした際はICの回路に接続される」ものもあります。

(後者の場合、パワーアンプをドライブさせても、パワーチューブをドライブさせた音にはなりません。)

前者の様な機種か、小出力のアンプにアッテネーターを挟む意外、日本の住宅事情では難しいのですが、さらにサイレント化する方法を以下でご紹介します。

・パワードライブサウンドを自宅で!

ただの私のわがままですが、

「マスターボリュームのない100wのマーシャルをフルテンで鳴らしたいんじゃ!!だってVANHALENが好きだから!!」

という事で、実際自宅で行なっている方法をご紹介します。

・ダミーロード

細かい説明は省きますが、アンプというのは、スピーカーを繋がずに使うと壊れます。

そこで登場するのがダミーロードです。

通常アンプで発せられる熱量をスピーカーで逃すのですが、スピーカーを繋がずに熱量を逃す時に使います。

更に、DIとして機能する機種もあります。

そしたら、あとはキャビネットシュミレーターを使って完成です!!

ポップス等のレコーディングはこのセットで行うことが多いです。

セッティングも楽ですし、タイムロスが減りますね!

ちなみにダミーロードは算数ができる人なら簡単に作れます。

(計算式が知りたい方はコメントください。)

・スピーカーボックス

これは本当にスピーカーを繋ぐのですが、防音処理をした箱の中にスピーカーとマイクを設置できる様にし、蓋を閉めればサイレントになる優れものです!

某ギタリストは、ソファーを改造して6種類のスピーカーを切り替えられるようにしていました(笑)

個人的にもこの方法はとても気に入っています。

何と言ってもフルテンで鳴らせるわけですから!

問題は、この様な商品がほとんど売っていない事。

DIYで頑張って作りましょう!!

最後に

今回の記事はいかがでしたでしょうか?

別にマルチでもいいじゃんと言われてしまえば、そうなんですが、私は真空管アンプにロマンを感じます。

同じように悩んでいる方の参考になればと思います!

ではまた!!

“プロフィール”

太田好泰

ミュージックインストラクター、作編曲、レコーディングエンジニアから、マスタリングエンジニアまでマルチに活動。

また、電子工学の知識を生かし、エフェクター等、電子楽器の回路設計、修理も担当。

プロデューサーとしての依頼があった事をきっかけに、肩書きをサウンドデザイナーに変更。

現在、若い世代の育成を目指しながら音楽活動をしている。

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