左手のリズム甘くないですか?あなたは「あの曲」をカッコよく弾けますか?

ギター関連
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「ギターに大切なのは右手か。それとも左手か?」

ギターを弾いていると、こんな議論をよく見かけます。

答えは人それぞれですし、正解もないのかもしれません。

ただ言えるのは、

「どっちも鍛えておくに越したことはない」でしょう。

以前右手の意識に関する記事を書かせていただきましたが、今回は左手

左手を鍛える事がどれほど大切かを記事にいたしました。

今一度初心に戻って、あなたの左手が本当にいいパフォーマンスをしているか見直してみましょう。

あなたはエリック・クラプトン(正式にはデレク・アンド・ザ・ドミノス)のあの名曲が弾けているでしょうか?

この記事の内容

1.左手の重要性

2.左手の練習方法

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左手を鍛えることがギター上達になぜ必要なのか

基本的に、「リズムは右手が大切」と考える人が多いですが、その考えは危険です。

決して間違いではないですが、左手だって右手に匹敵する役割を持っています。

左手を鍛えることがなぜ必要なのか。
左手にはこんなに魅力的な役割があるのです!

 右手との連動。ピッキングに影響が出る

左手の押弦の強さは気にしていますか?

右手も左手も一つの体です。

左手の動きが右手に反応を与えるときがあります。

強く弦を押せば右手も強くピッキングし、優しくそっと弦を抑えればソフトなピッキングをしてしまいます。(無意識に起こることなので、すべての場合で同じ反応があるとは言い切れません。)

ギタリストと言えど右手と左手はある程度連動していて、押弦の力加減がピッキングに影響を与えることがあるのです。

 左手の動きがリズムを生み出す

「リズムは右手の考えは危険」といった理由はここにあります。

極端な例をあげますが、左手はストレートなリズムで動いているのに対し、右手はシャッフルのリズムで刻んでいたらどうでしょう。

安定せず、音の粒もそろわない微妙なシャッフルになってしまいます。 

左手で気持ちのいいリズムがとれた時初めてあなたのグルーブが生まれるのです。

先ほどの左手の動きに右手が連動することを話しました。

今回も同様に、左手が正確にリズムのとれた運指をしていれば、ある程度右手も反応し綺麗なピッキングができます。

 音価を調節する

 音符の長さ(音価)を調整するのも左手の重要な役割です。

右手でのミュートも可能ですが、左手で自在にミュートコントロールをできたほうがいいでしょう。

コードが8分音符で並んだ譜面があるとします。

頭の位置は同じとなると、グルーブを生み出すのは音符の長さです。

通常のピッキングでも同じように、音符の長さを調節することはそこにグルーブを生むことになります。

ギタリストの左手の鍛え方

左手の必要性はわかったところで、実際に何を練習したらいいのでしょう?

先ほど解説したことに沿った練習法を紹介します。

 粒立ち・リズム・音価を意識したオルタネイト練習

地味な練習になりますが、結局のところこれにつきます。

メトロノームを鳴らしたうえで運指の練習です。

この練習の注意点

・押弦の力を一定にする→右手のピッキングも一定の力加減。

・音の長さを大切にする→8分音符なら8分、16分音符なら16分の長さでキチンとミュートする。

・左手に全集中→最初は機械的な動きになるくらい正確なリズム、タッチをこころがける。

テンポは遅くて構いません。

遅くても左手に意識を寄せて練習することで確実に効果を発揮します。

 名曲「いとしのレイラ」で練習してみる

Eric Clapton – Layla

レイラは有名なフレーズがあり、初心者でも弾けると評判の楽曲です。

ですが、あのメインのフレーズ結構難しいんです。

ハンマリングとプリングがありながら比較的ゆっくりとしたテンポ。

一音一音を大切にしないクラプトンのようなリズムは生み出せないのです。

練習としては、本家を聴きながらひたすら弾きまくるパターンと、

左手だけで弾いてみるというパターンです。

ことレイラにおいて、足を引っ張ているのは左手のハンマリングとプリングです。

右手を使わずに左手のタッチだけでリズムをとれるように弾きまくりましょう!

こうした左手だけで弾く練習は、左手のリズム強化に最適です。

まとめ

「リズムは右手に任せて、左手はとにかく早く正確に動かすこと!」

こうした考えを持つ方は非常に多いですが、左手ももちろんリズムに影響しますし、右手のピッキングすら左右するのです。

結局はどっちの手も自在に扱えるようになるのが一番ですが、今回は左手の大切さを記事にさせていただきました。

これらの意識をして練習・演奏するだけでも見違える成長があるはずです。

もしかしたら気が付きにくい変化かもしれませんが、確実に心地よく素敵な演奏になっています。

そういうところ、人間は無意識にでも気付いているものです!

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