ギタリストにとって、どの弦を使うのかは、音はもちろん、コストやメンテナンス面においても重要な問題ですよね。
今回は、現在私が使っている、エリクサーについてご紹介します。
エリクサーは、長寿命で有名なコーティング弦です。
エレキギターとアコースティックギターの両方を紹介するので、ぜひ読んでみてください。
エリクサーを選んだ理由・こんな方におすすめ!
私は以前、一般的なノンコーティング弦を使っていました。
その弦の音がとても好きなのですが、張ってから徐々に音が死んでいってしまい、錆びて演奏しづらくなってしまうことが悩みでした。
そのような状態になると、すぐに弦を張り替えたくなりますが、コストがかかってしまうため、不満があるまま仕方なく使い続けていました。
楽器に対してストレスを抱えながら演奏するのは、よくないですよね…。
そんな風に悩んでいる時、エリクサーを愛用している方に、「エリクサーにしなよ!」とすすめていただきました。
使ってみると、悩みが解決して、とてもよかったので、それ以来ずっと愛用しています。
私のように、弦が少し錆びてくるとすぐに交換しないと気が済まない方や、弦代を節約したい方には、エリクサーをぜひおすすめします。
メリット
まずは、エレキギターの弦についてご紹介します。
① 寿命が長い
エリクサーの寿命は、“切れるまで”です。
一般的な弦の寿命は、2週間ほどだと言われています。
一方エリクサーは、私の場合、だいたい4か月以上もちます。
人によっては、半年以上もつそうです。
数か月間、錆びることなく、いい音がよく鳴る状態が続きます。
そのため、弦交換の時間が減り、その分ギターを弾くことができるので、とても助かっています。
また、エリクサーは、ギターの弦としてはかなり値段が高いのですが、数か月間も長持ちするため、結果的に弦代を節約することができます。
② 運指しやすい
コーティングされているため、弦の表面がとてもなめらかで、スルスルとスムーズに運指することができます。
特に、スライドやグリッサンド、レガートなどの奏法が、ノンコーティング弦に比べてとてもやりやすいと感じます。
また、錆びない上に表面が滑らかなので、フィンガーイーズなどの潤滑剤がほとんど必要ありません。
潤滑剤は、指板にあまり良くないと聞くので、メリットな点だと思います。
音について
「コーティング弦は、こもった音がする」という話を時々見聞きしますが、今回ご紹介しているOPTIWEBに関しては、そのように感じたことはありません。
とても自然で、ノンコーティング弦に劣らない音だと思います。
ライブなど、誰かに演奏を聴いてもらう機会での使用も、もちろんおすすめです。
アコースティックギターの場合
アコギの弦も、上でご紹介したエレキの弦と同様のメリットがあります。
アコギの場合、いい音がよく鳴る状態が続くという点が、特に大きなメリットです。
アコギは、歪ませるエレキと違い、弦が死んでしまうと本当に鳴らないですよね。
なので、このメリットはとても重要な点です。
ただし、エレキの弦に比べて劣化が少し早いです。
具体的には、ストロークでピックが当たる部分のコーティングが剥げやすく、ガサガサしてきてしまいます。
繊細なピッキングをする際には、この点が少し気になります。
とはいえ、とてもいい弦なので、ご自身の演奏スタイルに合わせてぜひ使ってみてください。
おすすめの活用方法
練習用や、サブギター用に使うのが、特におすすめです。
例えば、ギターを複数本持っている場合、何日も弾かないギターがあると思います。
そのギターにノンコーティング弦を張っておくと、弾いていなくてもすぐに錆びてしまい、もったいないですよね。
また、久しぶりにそのギターを弾こうと思ったら、まずは弦交換が必要で面倒に感じることがあると思います。
そのような場合、エリクサーを張っておけば、問題を解決することができます。
〈まとめ〉
コーティング弦に対して、実は、使う前は抵抗があったのですが、実際に使ってみると、いいことづくめで、ずっと愛用しています。
使ったことがない方は、ぜひ一度試してみてください!
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