闇雲にバンド活動をしているだけではプロにはなれません。
効率よくプロ目指すならデビューのパターンを知っておく必要があります。
ざっと挙げられるのは以下です。
・デモテープ
・トップインディーズ
・オーディション
・知人の紹介
・YouTube
これらを知っておけば、自分のバンドはどのやり方でプロを目指すべきなのかわかり、努力の質が違ってきます。
今回焦点を当てるのは、デモテープの重要さです。
トップインディーズ 編はこちら↓↓↓
オーディション編はこちら↓↓↓
⚫嘘でしょ!?デモ作ったことないの?
レコード会社や音楽事務所に送ったデモテープをきっかけにデビューしたアーティストはキリがありません。
前述したパターンの中で最もデビューのケースが多いと言っても過言ではないでしょう。
それぐらいデモ制作は大切なのですが、「一度もデモ作ったことない」っていうバンドが多いです。
制作しない理由は
・費用がない
・面倒くさい
・ライブやってれば良くね?
など様々ありますが、本当にそれで良いのでしょうか?
ひと昔前はMTRで1発撮りに近い制作をしていました。
「途中で間違えたらまた最初から…」という苦労がつきものだったため、制作は確かにめんどくさかったです。
しかし現代はDTMが普及していることもあり、手軽にCDクオリティの音源が作れます。
パンチイン録音で間違ったところだけリテイクすれば良いため、面倒臭さは皆無です。
ドラムは、電子ドラムでmidi録音してDTMのドラム音源を鳴らせば良いのです。
邪道に思うドラマーいるかもしれませんが、現在はメジャーでもこのようなドラム録音をしているケースが増えています。
⚫デモテープを送る際に注意したいこと
「デモテープできた!送るぞ」となっても、ちょい待ち!
次の点に注意しないと、バンドの良さをアピールすることはできません。
・自信曲は1曲目に
デモテープに複数の曲が入っている場合、アルバム曲みたいに曲順を考える人がいますが、ナンセンスです。
自信がある曲は1曲目に入れましょう。
レコード会社や音楽事務所には、毎日何百何千という音源が送られてきます。
新人開発スタッフはその全てに耳を通さなければなりません。
DTMが普及した時代とはいえ、アマチュア音源はプロの音源に比べたらクオリティが低いです。
それを大量に聞くのは苦痛と言っても過言ではありません。
そのため、1曲めのワンコーラスまで聞いてもらえれば良い方です。
1曲めで心をつかむことができなければ、2曲目聞いてもらえなので、自信がある時は1曲目に持ってきてください。
掴みのあるイントロならなお良しです。
イントロがダサいだけで聞くのを止めてしまいますからね。
・写真は手を抜かない
プロとしてアーティストをやる以上、見た目も商売です。
写真がダサいと音源を聞かずにポイされてしまうケースもあります。
写真がダサいバンドって、なぜか音源もダサい傾向にあるんですよ…。
スマホで綺麗に撮影できますし、プロ顔負けの編集もできますから、かっこいい写真に仕上げましょう。
⚫まとめ
いかがでしたでしょうか?
間違った努力をしないことの1つとしてデモテープの重要さを記しました。
チケットノルマが捌けなくてお客さんもまばら…
ライブハウス側に頼んでも集客があるバンドと対バンさせてくれないから新規客もつかめない…。
閉鎖されたライブハウスで一生懸命演奏しても存在には気付いてくれません。
自ら外にアピールして見つけてもらうしかないのです。
ひと昔前は音源をCDRに焼いて写真を現像して、封筒に入れて切手を購入して音源を送っていましたから、数をこなすとお金もかかりました。
しかし、現在はmp3でネット経由で応募できる時代です。
こんな手軽な時代に音源を送らないなんてもったいない!
クオリティの高い音源をどんどん作りましょう。
コメント