DTMのスキルはバンドマンも100%必要ですから、本格的に始めようと思っている人も多いことでしょう。
そこで用意しなければならないのが、パソコンです。
パソコンはひとり1台の時代なので既に持っているかもしれませんが、DTMをこなすためにはそれなりにスペックの高いパソコンを用意する必要があります。
ここで問題となるのが、
・Windowsが良いのか?
・Macが良いのか?
です。
⚫結論!どちらでもよい
いきなり結論を言ってしまうようですが、どちらでも大丈夫です。
どちらでもDTMは出来ますし、クオリティに差が出るということもありません。
じゃあ今回の話題はここで終わり!となるとちょっと早すぎるので(笑)、DTMにおけるWindowsとMacの違いを掘り下げていきましょう。
⚫昔はMac一択だった
2000年代半ばまでは、Mac一択だったと言っても過言ではありません。
なぜなら、プロの第一線で利用されていたProToolsがWindowsに対応していなかったからです。
今でこそ
・Cubase
・StudioOne
などでCD制作する機会は増えていますが、一昔前のCDはほぼ100%と言っていいくらいprotoolsが使われていました。
そのため、protoolsを選ぶしかなく、Macを選ばざるを得なかったのです。
⚫現代はMac専用ソフトの多くがWindowsにも対応
現在では、Mac専用だったProToolsもWindowsで利用できるようになりました。
ProToolsだけではなく、その他のDAWも同様です。
そのため、皆さんが使いたいパソコンを選んでください。
⚫Windowsを使うプロが増えている
ちなみに言うと、プロではWindowsを使う人が増えています。
その理由は以下の通りです。
・自作パソコンのメリット
DTM用にパソコンを自作する人も多いです。
自作のしやすさはWindowsに軍配が上がります。
・CPU交換
・メモリー増設
・ハードディスク交換
などのスペックアップも視野に入れるのであれば、Windowsを選んでおいた方が良いでしょう。
・Windowsの方が安い
パソコンのスペックにもよりますが、Windowsの方が安いです。
Macに限らずですが、Apple製品って高いですよね…。
しっかり稼いでいるプロでも、「どうせ買うなら安い方が良い」というのが本音なのです。
・Windows対応のプラグインが増えている
一昔前は、Macでしか利用できないプラグインがたくさんあったので、Macを選ばざるを得ませんでした。
しかし、現在はWindows対応のプラグインが増えているため、Macにこだわる必要はありません。
フリープラグインも高品質なものが多数リリースされており、多くのプロが利用しています。
フリープラグインはWindowsにしか対応していないものもあるため、Windowsの方が使い勝手が良いのです。
フリープラグインはアマチュアバンドマンにとっても強い味方!
Windowsを選ぶ価値は高そうですね。
⚫モバイルパソコンはMacが多い
「自宅のパソコンはWindowsで、持ち出し用のモバイルパソコンはMac」という人も増えています。
なぜこのような使い分けをしているかと言うと、「Appleのマークを見せつけたいから」です。
暗いステージの上でアップルのマークが光っているのって格好良いですよね!
「カフェでちょっとパソコンを開く時にAppleのマークがあると格好良い」という理由でMacを選ぶ人もいます。
ミュージシャンは見た目にこだわりたい人が多いですから、持ち出すとなればパソコンもファッションの一部なのかもしれません。
⚫まとめ
今回紹介したようにWindowsでもMacでもDTMはできます。
・値段
・ファッション性
・DAW
・プラグイン
など様々考慮した上で、自分に見合ったものを選びましょう。
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