音楽の聴き方を変えてみよう!

DTM関連
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こんにちは!

サウンドデザイナーの太田です!

今回は楽曲制作の中でも、かなりの時間を費やすアレンジのお話をメインに進めて行きますが、アレンジ以外にも役立つ事ですし、知っているか知らないかだけでも差がつきます!

私が最初に買ったレコーディング機材は、カセットテープの4trしかないMTRでした。(その後8trの物を買いました。)

しかし、今ではトラック数も無限状態で、昔はなるべくトラック数を少なくしなきゃ!と思っていたのですが、今では気づくと数十トラック!

多ければ100を超えます。

と言うことで、音楽の聴き方を中心に、どんな風にトラックを重ねているかなど、私なりに解説出来たらと思います!

・トラックが増えると言うことは?

トラック数が増える=それだけ音が重なっている訳なんですが、私の作成したとある楽曲のプロジェクトの内訳をざっくり書いてみます。

「ドラム」

キック

サブキック

スネア x2

サブスネア

クラップ x3

ハイハット x3

ライドシンバル

シンセシンバルx2

ライドシンバルx3

「パーカッション」

トライアングル

シェイカー

「ベース」

メインベース

サブベース

「ギター」

エレキギター x4

リードギター

アコースティックギター

「シンセ、キーボード」

ピアノ

エレピ

シンセパッド x2

シーケンスx3

ライザー x4

オブリ系 x5

ノイズ系 x2

「ボーカル」

メインボーカル

メインボーカルダブル

上コーラス x2

上コーラスダブル x2

下コーラス x2

オクターブ

と言った内容です。

合計で54トラックだと思いますが、ここにバスやらエフェクトトラックやらでさらに増えていきます。

・トラックが増える理由

前項でたくさん並べたのですが、曲中でずっと鳴っているは割と少なくて、ほとんどはワンショットや、効果音的な物です。

中には楽曲中に一度しか鳴らないシンセなどもあります。

私は、あり物よりも、シンセやサンプルから音を作り込んでいく事が多いので、気付いたら多くなっています。

ここからが今回のテーマであり、お伝えしたいポイントなのですが、メイン楽器や、ボーカルは聞こえやすいので、真似する際も割と簡単です。

でも、ほとんどの人が認識出来ていない所の差が、アレンジが上手いか下手かの分かれ目になって来ると思います。

(もちろん、基本はしっかり押さえた上でですが。)

・どこを聞いてる?

普段、皆さんが音楽を聴く際はどこを聞いていますか??

ボーカルや、担当している楽器は、間違いなく聴いていると思います。

では、好きな曲を思い浮かべてください。

ボーカル等のメインメロや、担当楽器はもちろんですが、“他の楽器のフレーズやコーラスのフレーズって思い出せますか?”

ドラムのフィルや、ギターのスライドの位置、ベースのフレージングや、キーボードは何が入っているかなどです。

思い浮かべた上で、また聞き直してみて下さい。

これが合ってるなら、もうこの記事は読まなくて大丈夫です(笑)

言いたいことは分かったと思いますが、意外と聞けていないんです。

アレンジする際も初めは何かを参考にしますし、イメージするジャンルや、楽曲があると思いますが、聞けていないのであれば、再現は不可能ですので、”曲を聴き込む“と言う意識を持つと見えて来るものがあると思います。

・小さな変化を聞く!

さて、楽器のフレーズが聴こえてきたら、次にアーティキュレーション(スライドやバンド等)や、ダイナミクス(音量や強弱)と言ったところをしっかり聞いてみましょう。

例えば、ピアノやギター等の楽器をマウスでポチポチと打ち込んだとします。

その際、「強弱はどうやって付けるの?」や、「なんか違和感あるんだけどなぁ」って思う方はフレーズ以外が聞けていない可能性があります。

音楽において、アーティキュレーションやダイナミクスはとても重要な要素なので、しっかり聞き取るように意識してみて下さい!

・楽器以外の音を聞く!

楽器以外の音と言うのは、エフェクターの事なんですが、どんなエフェクトがどんな風にかかっているのかを聞き取りましょう。

EQやコンプ等はなかなか聞き取りが難しい所だと思いますし、実際どうやってるかなんて本人たちでも覚えてない可能性もあるぐらいなので、頭の中で鳴った音をしっかり再現できればOKです!

・ヘッドホンが大事!

ここまで、音を聴くことにフォーカスしてきましたが、解像度の低いベッドホンでは、細かい変化まで聞こえないので、好きな音の出る物以外にも、聴く為のへッドホン等を持っておくことをお勧めします。

拘れば、配線や、再生環境にも気を配りたいですが、まずはヘッドホンから決めると、他の機材の音も見えやすくなりますよ!

・最後に

私自身、普段からここまで気を配って聞いているかと言われれば、もちろんNOです(笑)。

ですが、仕事の際や、好きな曲をコピーする際にはかなり気を付けて聴くように心がけています。

そして、それが発展して行って、新しいアイデアや、空間の処理等が出来る様になると思います。

アレンジのやり方を説明している動画は沢山あると思いますので、そちらも参考にしながら、作りたい物があれば、しっかり聞き込んで、徹底的に作りましょう!

一朝一夕では出来ませんが、続けて行けば、必ず何か掴めると思います!

では、またお会いしましょう!!

“プロフィール”

太田好泰

ミュージックインストラクター、作編曲、レコーディングエンジニアから、マスタリングエンジニアまでマルチに活動。

また、電子工学の知識を生かし、エフェクター等、電子楽器の回路設計、修理も担当。

プロデューサーとしての依頼があった事をきっかけに、肩書きをサウンドデザイナーに変更。

現在、若い世代の育成を目指しながら音楽活動をしている。

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