め、目が離せない?!見入ってしまう定義の一つはこれ!!
「はじめに」
これまで①、②で話した事は伝わっていますでしょうか。
あくまでも参考にしていただけたらと思います。
解釈は人それぞれ違う物で、同じ道は歩けない事も多いです。
なので、何度も言う様ですがこの記事を読んで自分なりに解釈する事を強くお勧めします。
と言う事で前回の話の続きをしていこうと思います。
「楽曲の中で静と動を極めよう」
これは取り入れすぎるとどうしても地下のバンドっぽさが出てしまいます。
それは何故か。
取り入れる理由が違うからです。
沢山取り入れがちになる理由は「カッコイイから」が多いと思うのですが、そういう観点から取り入れすぎるとお客さんへのアプローチも変わってきますよね。
もうそれはエゴであり自己満足の領域です。
売れたいと思っているバンドならあまりお勧めしません。
実際、このエゴや自己満足と売れる為という部分でも凄く心の中で葛藤するはずなので、楽曲に取り入れるのは本当に難しいですね。
どのタイミングで「静と動」を採用するか。
曲にとって一番最適な箇所に入れたいわけですよね。
でもそれってメンバーが皆曲を理解している必要もありますし、歌詞や構成、曲全体のタイムもそうですが、そう言った細かい部分にまで目を配り全体が見えていないと、使用する部分を見誤ります。
ここで注意なのですが、実際間違えとかはありませんが、もっと追求できるはずなのに「まあここかな」みたいなニュアンスで使用してしまった場合、それって本当に必要なのかなって私は思います。
それだったら別に使う必要はないのかなって。
まあそれは自由ですが、限られた中で使う場合やはり出来るだけ良い位置で使える状態にした方がいいと思います。
ヒーロー映画も必殺技を使うタイミングをミスれば負けちゃうかもしれませんよね。笑
という事で実際どう言う使い方をしたらいいのか。
・ブレイクや休符(無音の瞬間を作る)
・キメ(ブレーキをかける)
この2点を使っていきます。
ではもっと深いお話をしていこうと思います。
次へいきましょう。
「静と動はそれだけでは輝かない」
「静と動」は「静」から「動」までの間に色んなパターンがあります。
ですので、上に記載した2点を使った上で、その前後をどう処理するのかが大切になってきます。
例えばブレイクした後、一気に爆音でいくのか、それともボリュームペダルを使ってゆっくりアルペジオを響かせていくのか、などいくつかパターンがあると思います。
こう言った「動」までの過程をどうするかで輝き方が変わってきます。
逆に「静」までをどう落としていくのかと言う部分も大切ですよね。
これに関しては、私の意見ではありますが、割と雑でも大丈夫だと思います。
ここで大切なのは止まっている時なので。
お客さんがその「静」の時間を永遠に感じられたら最高だと思います。
そう思わせられるパフォーマンスが出来たら本当に素晴らしいと思います。
実際私がそう思わされた事も過去ありました。
そういう時って見ている側の自分も一切動かなくなるもんで、本当に時間が止まったかのようでしたね。
輝かせ方もバンドそれぞれですので、色んなパターンがあっても良いと思います。
実際こんなバンドがいました。
曲の途中、ブレイクで無音が10秒程続いた後、ギタリストが突然喋り始める
という全く予想していなかった展開。
しかも喋りがめちゃくちゃ面白いと言う。
これはもう凄く好きでしたね。
私自身当時は勉強になっていたなと思います。
そう言った、自分たちなりの解釈で、自分たちに合った方法を見つけ出せたらそれは凄い強みになりますね。
「最後に」
ここまで読んでくれた方は少し気づいていると思うのですが、「静と動」と言うのは使い方によっては相手に与えるイメージが変わります。
なので、「うちのバンドには合わない」と早々にこの記事を読むのをやめた方では気づけないと思います。
エンターテイメント要素を大きく持っています。
実際ポップスバンドでもこれをしっかり駆使しているバンドいますし、メロコアだって、ロックだって、ジャズだってそうどんなジャンルでも使っているバンドは使っています。
途中で読む人を仕分ける発言をしましたが、これはどうしても興味や好奇心、「知りたい」という欲が無い場合は読んでも時間の無駄だと思うのです。
この「静と動」は本当に極めるのは難しいです。
なので、ただ記事に触発されたとかではなく、最低限の情報で自分のバンドで組み込めている想像が出来ている人に先を読んでもらった方がきっと正しく受け取ってもらえると思い、そうしました。
この「静と動」は私自身凄く大切にしている感性の1つですので、是非参考にしていただけたら嬉しいです。
と言う事で今回はここまで!
読んでいただき本当にありがとうございました!
コメント