WINCENTを使った事がない?!とりあえずW-5A、W-5Bを使ってみて!
「はじめに」
ドラマーの命と言っても過言ではない唯一体と密接にあるスティックについて話していこうと思います。
ただし、今回も前回のFP720の記事同様W-5Bしか殆ど出てきません。
スティックは本当に色んな種類があって、正直どれ使って良いかわからないから太さや長さが丁度良ければ、後は皆が使用しているやつでいいや!みたいな感じになっていたりするんですよね。
それで、後は自分の思い込みで「このスティック最高!」みたいな。
実際勿論思い込みって誰でもあるので全然良いと思いますが、もしかしたら今より良いスティックが見つかるかもしれませんね。
という事で、是非WINCENT W-5Bを使った事がない方は使ってみて欲しいんですが、一旦話を進めていこうと思います。
「WINCENTについて」
まずWINCENTとは木工の国スウェーデンで作られています。
そこの職人達が作るスティックは世界最高峰とも言われているんですよね。
日本ではアップルコアジャパン株式会社が代理店をやっていて、その会社の理念も素敵なんですよ。
「今あるものを違う視点から、再定義する。あたらしい価値、ビジネス、会社を作る」
というものなんですね。
WINCENTを最大の特徴は耐久性と握った時の手触り、そしてフィット感ですね。
多くの有名ミュージシャンがエンドース契約をバンバン交わし始めている時代もあり、今でもファンはめちゃくちゃ多いです。
僕も一ファンで、アップルコアジャパンの代表者を紹介してもらってWINCENTへの思いを伝えた事があります。
私のバンドのMVとかも見ていただき人柄も凄く良く、良い物は良い人が提供しているんだなと思った覚えがあります。
「W-5Bについて」
まず値段ですが、サウンドハウスで見てみると1セット¥1,180(税抜)となっていますね。
素材はヒッコリー、チップはウッドでサイズは15.0mm×406mmです。
これだけ見ると普通ですよね。
何なら同じサイズ感のスティックなら違うメーカーでもっと安く手に入るからそっちで良いやとかなると思います。
ですが、持ち比べてみて欲しいんですよね。
全然違います。
本当に。
「私がWINCENTに出会うまでの経緯」
私がWINCENTに辿り着くまでの経緯を言うと、
・Pearl (yukihiro シグネチャーモデル)
これは初めて手にしたスティックでした。
ドラムを初めて自分のスティック買おうって楽器屋行ったら沢山種類があったので、憧れていたyukihiroさんのスティックにしましたね。
正直今でも僕の憧れるドラマーの1人です。
↓
・Pearl Standard Hickory Series
このシリーズの色んなサイズのスティックを試すようになりました。
けど、何かどれも府に落ちず少し短いスティックで落ち着いた覚えがあります。
↓(スタジオのスタッフに体の大きさとスティック合ってなさすぎ!女子か!と言われる)
・B級品から色んなメーカーを試すようになる
もうこの頃はスティックなんてどれでも良い。変わんねーよ。
と言う迷走時期に入ってました。
毎回スタジオに売っているオーソドックスな安いスティックを買って使ったり、友達にもらったスティックを使ったり、少し気合入れて色んなメーカーのスティックを一気に買って使ってみたり、楽器屋にあるB級品1セット¥500とかのスティックを使ってドラムを叩いてました。
↓(ここで衝撃的な出会いをします。)
・PROMARK
ある日友達から
「お前のプレイスタイルならPROMARKのメイプルスティックとか使ってみ?」
と言われ、試しに楽器屋で握ってみると衝撃が走りましたね。
ですが、メイプルだと少し軽い気がしてヒッコリーを持ってみると尚衝撃が走りましたね。
これはずっとスティック選びを疎かにしていたから感じた衝撃だと思います。
この後3年ほど私のPROMARK時代が来ます。
↓(PROMARKのスティックを買い足しに楽器屋へ行ったある日)
・WINCENT W-5A
スティックの買い足しのついでに、久しぶりに色んなメーカーのスティックを握ってみたりしました。
やっぱりPROMARKを超えるスティック無いな~なんて思ってたら、ポップでWINCENT上陸!みたいな感じで店内に小さく打ち出されているのを発見しまして、しかも今なら安い!みたいな感じだったと思います。
ここでふと気になって取ったW-5Aに今までに無い衝撃を受けました。
手触りが恐ろしく良くて、重さも丁度良い、何なら嫌な部分が一切なかったんです。ここで10セット衝動的に買っちゃうんですよね。笑
しばらく使ってみると、その耐久力にも驚かされました。コスパがめちゃくちゃ良い事に気づいたんです。
↓(太さとアタック感、パワーの微調整)
・WINCENT W-5B
私のドラムスタイル的に全力で叩いたり、激しく叩いたりしない為、そのスタイルを貫く上でバックビート部分にもう少しアタック感とパワーが欲しかったんですよね。
それを改善する為に、少しスティックが重くなり太くなる必要が合ったんです。
手にフィットするか不安でしたが、5Bに切り替えてしばらく使うともう他のスティックでドラムを叩きたく無い程最高のスティックに出会えた事に気付きました。
この時思ったのは衝撃では無く当たり前のように僕の手の中にいるかのようなフィット感。
これ以上は無いと思いましたね。
その時からWINCENTの大ファンです。
「お勧めジャンルやプレイスタイル」
これは特にありません。
ロック系、POPS系、EDM系、何でもいけます。
強いて言うなら、激しく叩いたり、思いっきり叩く人には普通にオススメです。
何故なら耐久力はずば抜けているからです。
「まとめ」
世の中に色んなスティックがありますが、WINCENTはその中でも本当に最高峰だと思います。
WINCENTファンも多くいますが、まだまだこのメーカーを知らない人がいるんですよね。
本当に勿体ないなと思っちゃいます。
僕が嘗て迷走していたように、今スティック選びに迷走しているからがいたら是非W-5Bを使ってみて欲しいです。
もし少し大きく感じたらW-5Aでも良いかもしれませんね。
最後に一言。
太鼓やシンバルを叩いた時の鳴りも最高ですよ。
今回はここまで!本当に読んでいただきありがとうございました。
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