出来ないフレーズの練習の仕方

ドラム・パーカッション関連
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出来ないのは出来ない?!遅いテンポから練習しよう!!

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「はじめに」

色んなフレーズを叩くようになってくると、難しいフレーズに出会って叩けないなんて事が起きてきますよね。

これは割と永遠の課題です。

何故なら歴が長くなればなるほど癖も付いてくるので、自分が普段使わないフレーズは中々習得するのが難しいんですよね。

「あー!ここでバスドラね!」とか、「あー!ここで休符かい!」とか、普段と違う動きをすると手が反応的に動いちゃうので、どうしても苦戦します。

まーそれもやり続けると躓く瞬間は少なくなってくるわけなんですが、誰もが通る道という事で自分の物にするまでの最短ルートを今回は記事にしていきたいと思います。

因みにこの方法はギターやベースでも効果抜群ですので、是非読んだらメンバーに教えてあげてください。

では書いていきましょう。

「遅いテンポで練習する」

自分がその苦戦しているフレーズをしっかり叩けるテンポまで落として練習しましょう。

で、まずどのテンポでもまだ叩けない方はBPM60を最低ラインに置いてBPM60からスタートしてください。

このテンポでしっかり叩けるようになったら、BPMを5つずつ上げていきましょう。

※ここで言う、叩けるようになったという解釈は、10回同じフレーズをループして一回もミスらなかった時始めて習得したと思ってください。

BPMを上げていき、どっかで躓きが絶対にきます。

ミスらなくても太鼓の鳴りが悪くなったり、体勢が悪くなったり、そういう小さい部分にも着目してあげてください。

そして、躓いたBPMで改めて同じ練習をするわけですね。

基本的にそれの繰り返しになります。

「録音する」

練習してある程度叩けるようになったら録音しましょう。

この録音ですが2パターン録ってほしいですね。

クリックがなっているバージョンと、クリック無しのバージョンです。

何故かと言うと、クリックが鳴っている録音データは「リズムがしっかりしているかの判断データ」になります。

そして、もう一つのクリック無しバージョンは「太鼓の音がしっかり鳴っているか」というベロシティーを判断するデータになります。

この2つデータをチェックして、しっかり取得出来ているかを判断しましょう。

「早いテンポでずっと練習するとどうなる?」

これは叩けているつもりになっているパターンが多いですね。

太鼓もしっかり鳴っていなかったり、ミスが目立ってしまったり、リズムからはみ出てしまっていたりするわけです。

この状態を習得しているつもりになっていたら一向に上手くなりません。

なので、上記で説明した「遅いテンポで練習する」、「録音する」はとても大切です。

「技術が足りない説」

同じフレーズを1ヶ月練習するとします。

これを1ヶ月で習得出来ない場合は単純に技術が足りていないという判断をしてください。

1ヶ月で習得出来ないのであれば同じ練習の先に、3ヶ月後も習得出来ていないでしょう。

もっと基礎練習をした方が良いかもしれません。

諦めも肝心だったりします。

ですが、諦めて叩けないと投げやりになるのでは無く、今自分が出来る最大の騙しをしましょう。

似たフレーズでアレンジしちゃうんです。

このアレンジ力も演奏者としての技量が試されます。

「最後に」

この練習方法は基礎練習に近い方法なので、割と理にかなっていて、要は体に馴染ませるという手法になります。

出来ない事と言うのは大半頭では分かっているけども身体が付いてこないという場合が殆どです。

やったことない事は急に誰も出来ませんからね。

ですが、日頃基礎練習をやっている方は色んなフレーズに対応出来るようになったりします。

カリキュラムは大体そういうのを見据えて作られていますからね。

是非参考にしてみてください!

という事で今回はここまで!読んでいただき本当にありがとうございました!

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