「レコーディングにおいてのコストや時間の使い方改革」

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コストや時間の削減出来る?!歌を録る時間が少ないとかもうやめよう!

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「はじめに」

バンド活動には欠かせない「レコーディング」と言う新しい音源を作る作業があります。

細かく言うと「ミックス」、「マスタリング」と言う工程を終えた後音源は完成するのですが、今回は「レコーディング(楽器や歌の録り作業)」について着目し、「時間を無駄にしていないか」、「そのコスト無駄じゃない?」と言ったちょっとマイナーな部分を書いていこうと思います。

演奏を録るのに時間がかかりすぎて歌を取り切ったとしても全然納得出来てないし、しかもそれが音源として発表されちゃうとか最悪・・・と思っているボーカルの方はいませんか?

多分若手に多い現象だと思います。

それを出来るだけ無くせる方法を解説していきます。

「宅録環境を作るべし!」

ギター、ベース、キーボードなどの楽器は今、自宅で綺麗に録音出来るシステムを簡単に作れます。

もっと言うと自宅での録音は「納得いくまで自分のペースで弾く事ができる」と言う最高でかつ、それ故に演奏が上達し易いといったメリットだらけです。

準備に必要なのは

・パソコン

・DAWソフト(Pro Tools、Cubase、Logic等。GarageBandでも良いですが、ビットレート等の選択に限界があります。)

・インターフェイス

この3つの機材が揃っていれば録音可能です。

因みにパソコンでMacを使うのであれば「Pro Tools」、「Logic」、「Garageband」とかを使うのが代表例で、Windowsの場合の代表例は「Cubase」かなと思います。

宅録時の「インターフェイス」で今一番使っている人が多いのは「UNIVERSAL AUDIO」の「APOLLO TWIN MKⅡ SOLO」ではないでしょうか。

因みに記事を書いている私は「MOTU」の「MICRO BOOKⅡ」を使っています。使っている私の感想ですが「MOTU」もだいぶ使いやすく音も良いですね。

とまぁ、こう色んな情報も見て機材を集めていき宅録の環境を整えます。

※この宅録環境はレコーディングだけでなく、メンバーの作ってきた新曲に自分の演奏のシュミレーションが出来、スタジオで合わせる前にどういうリフが合うかも確認出来れば、アンプシュミレーターで最適な音色を確認する事にも使えます。

そして、クリックを流しながら録音すると言う練習をすると自分がどれだけ拍とズレているかも把握でき、もっと言うと打ち込みのドラムに合わせて弾く練習もできるので、グルーヴ強化に最適です。

良い事ずくし・・・

「レコーディングの順番とコスト削減」

ドラムは今、打ち込みを使うバンドが増えてきていますが実際叩いているバンドの方が多い為、生ドラム録音での話で進めていきます。

また基本的は4点であるドラム、ベース、ギターのみを演奏に使うバンドとします。

レコーディングの順番は「ドラム→ベース(ドラムとベース同時もある)→ギター→歌(メイン→コーラス)」と言うのが主流です。

ここに宅録環境を導入する場合は丸1日レコーディングスタジオで「ドラム」を録音し、そのデータを持ち帰りメンバーへ共有します。

そのドラムのデータを元にギター、ベースを宅録。そして別日にレコーディングスタジオで歌録りと、ラインで録った宅録データ(ベース、ギター)のリアンプを含むミックスを行う。

ミックスには時間もかかる為、2日間レコーディングスタジオを借りている場合、最低4曲は完成すると思います。

従来の「すべてその日に完結」と言うやり方でも、もしかしたら4曲完成かもしれませんが、納得のレベルが違いますし、歌録りに余裕を持てる事、レコーディング特有のメンバー間の言い合いも少なくなります。

※ドラムを打ち込みでレコーディングに使用しているバンドは、2日間使うレコーディングを1日で終わらせる場合があるわけですね。

でも、これはあくまで参考にしてもらえたらと思います。

レコーディングスタジオのロックアウトが何時間なのか、エンジニアの方のペースによってはそんなにスムーズにはいかない場合もあります。

何より歌をどれだけ練習しているかでも変わってきますし、どれだけ逆算して1日のスケジューシングをエンジニアと相談し共有出来るかでも違います。

「まとめ」

レコーディングは練習では無くずっと残る作品なので、どれだけ練習出来ているかだったりは凄く重要ですが、残る作品なや納得出来る方法で行いたいですよね。

因みに、僕は打ち込みのドラムを使用していました。

理由は「リフをすぐ変えられる」、「生ドラムで良い音を録る為のドラムテックをお願いする程コストを掛けられなかった」の2点が大きかったですね。

最終的に「良い作品」という部分に辿りつけるのであれば何でも良いと思いますが、今回はコストや時間の削減をテーマに書いた為、こうゆう方法もあると言う事を言わせていただきました。是非参考にしてみてください。

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