はじめに
私は初めて買ったギターがシングルコイルのギターで、それからほぼ一貫してシングルコイルのギターを使い続けてきました。
それですっかりシングルコイルの持つ鋭利なサウンドが体に染みつき、好むようになりました。
あとは、流行っているものが好きではなく、あまり王道のギターがそこまで好きではありませんでした。
そこでジャズマスターを使ったりしていたのですが、ガタが来てしまいました。
そして段々とジャズマスターも流行り始めたので、他のギターを使いたくなったのです。
そんな状況で何かちょうどいいものはないかと、2018年にネットショップのサイトでギターを漁っていました。
私が選んだのはジャガー
通販ショップで調べていたら、偶然今のギターと出会いました。
Fender Japan JG66-75/CARです。
コンディションも新古品みたいな感じで、7万くらいでちょうど手が届きやすい値段帯でした。
フェンダージャパンであったのも安心できました。
迷うことなく、すぐにそのジャガーの購入ボタンを押した気がします。
それくらいの購買意欲が湧いたのです。
ジャガーは手に取ったこともなかったので、届くのがワクワクでした。
ジャガーである理由
なんだかんだまずは、見た目のカッコよさでしょうか。
シンプルで、飾らないジャガーのフォルムがとても好きなのです。
そして、私は新しいバンドでシューゲイザーの要素がある音楽をやるので、トレモロアームが必須でした。
ジャガーのシンクロナイズドトレモロは、チューニングが安定していることからもうってつけでした。
シャープで輪郭のあるサウンドが欲しく、シングルコイルであることも大事で、それもまた上手く自分の好みに合っていました。
上記の自分のニーズが、しっかりとジャガーとマッチしていたので、自分はジャガーを選びました。
いったい何の影響を受けたのか?
自分の好きなバンドのギタリストに影響を受けたのも大きいです。
国外であればthe smithsのジョニー・マー、Red Hot Chili Peppersのジョン・フルシアンテ、My Bloody Valentineのケヴィン・シールズが挙げられます。
国内であれば、THE NOVEMBERSの小林裕介、People In The Boxの波多野裕文などが挙げられます。
いずれもかなり器用にジャガーを使いこなしているプレイヤーばかりです。
どのギタリストにも共有しているのが、シャープで綺麗な音を出すということです。
自分もバンドにおいて、彼らのような音を出したくて自分もジャガーを持ちたいと思いました。
ジャガーはどういう音楽ジャンルで好まれているのか
ジャガーは音のエッジが立ち、歯切れ良く鋭利なサウンドが特徴です。
最初は1960年代前半のサーフミュージックで人気のあった機種でした。
次第に、ギターに音の伸びが求められる時代になり、サステインに乏しいジャガーは不人気になりました。
しかし、その後Nirvanaのカート・コバーンが使うことで人気が再燃しました。
オルタナ、グランジ界隈ではこぞって使われるようになり、現在もその系譜が受け継がれています。
エッジがあり、透明感のあるサウンドで今も人気があり、コード感の輪郭が太いことから、ギターボーカルにも人気の機種です。
ショートスケールなので、手が比較的小さい人も使いやすいことが評価されています。
まとめ
現在、ジャガーはフェンダーブランドから主に発売されています。
USAやカスタムショップでは値が張りますが、ジャパンであれば手が届きやすいです。
特にフェンダーの傘下であるブランドのスクワイヤーからも発売されており、こちらはさらにお買い求めやすくなっています。
学生の方なんかでも手に入りやすいと思います。
是非、透明感のあるサウンドや、あまり流行っていないギターを使いたいのであれば、ジャガーはとてもおすすめです。
是非その使いやすさと、キャラクターの奥深さを実感してほしいと思います。
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